4年生の社会見学に同行してきました。
まず、光市にあるリサイクルセンター 「えこぱーく」へ。
こちらの施設では主に各家庭から分別して出された不燃ごみの選別、異物の撤去などを行っています。また「えこぱーく」で選別されたごみは、民間業者に引き渡し、用途に応じ、さまざまな形でリサイクルされるそうです。
実際に運び込まれたゴミです。
黄色のゴミ袋は、下松市の不燃用(プラスチック製容器包装)のゴミ袋です。
運び込まれた後は、手選別を行い、異物を取り除き梱包機で圧縮、梱包し、約350kgの塊に成形しストックヤードにて保管の後、日本容器包装リサイクル協会を通じて民間業者に引き渡し、さまざまな形でリサイクルされるそうです。
手選別の作業も拝見しましたが、選別作業を見てちゃんと指示通りに各家庭で分別してゴミは出さないとと思いました。
指示通りに選別されてない場合の大変さのお話も沢山伺いました。子供達はしっかりノートに書き留めていましたよ。
ガラス越しの見学でしたが、ほのかに漂うゴミの匂い・・・
実際に現場で作業される方はもっと大変でしょう。頭が下がります。
不燃系のゴミの処理のお話を聞いた後は、下松市にある恋路クリーンセンターへ。
こちらは可燃系のゴミの処理施設です。
周南市・光市・下松市3市の可燃系のゴミを扱います。
沢山のゴミ袋を作業員さんがクレーンで掴んで運んでいます。
大きなUFOキャッチャーの様です。
あれだけでゴミ袋何袋分あるのでしょうか。
次は、下松浄化センターへ。
各家庭から出された下水をクマムシ等の微生物の助けをかりて綺麗な水にしていきます。
真ん中二つの瓶の沈殿物は、汚泥と言い、この後肥料になるそうです。
スライドで説明を受けた後に、実際に施設内を見学。
こちらは下水の状態の水です。
クマムシを活性化させるために酸素をポンプで送るそうなのですが、24時間稼働でこちらの機械含めいろいろな機械が動いているので毎月300万円ほど電気代がかかっているそうですが、昨今は400万円になって大変(;^ω^)とのこと。
流れも緩くして汚泥が下に溜まるようにしています。
上部部分の水が随分と綺麗になってきました。
この後もっと綺麗になった水を川に排水していましたが、丁度干潮時だったので綺麗な水が排水される様子も見ることができました。
説明下さった職員の方が同校出身の先輩だと聞き、子供達テンション跳ね上がり(^_-)-☆
沢山質問し過ぎて、予定時間を大幅に越えてしまいました。
こちらも普段はなかなか個人では見ることができないので、私も大変良い経験となりました。
ちなみに、
お昼は子供達と一緒に昼食を取りました。
「カメラマンさん、一緒に食べよ(^^♪」と、声をかけてもらい、おやつまでもらっちゃって、仕事ですが楽しい撮影と学びでした。