「西の魔女が死んだ」を観た後に | 映画やドラマの感想日記

映画やドラマの感想日記

新作、旧作問わず映画やドラマの感想を日記にしてみた。

大好きな本の映画化だから、随分前に前売り券を購入。
待ちに待った6月21日公開初日に観に行きました。
初日にも関わらず、観客はまばら。ガラガラと言っても良い位。
早く行って席を取らなきゃと思っていたが拍子抜けしてしまった。
まあ、、、夜の回だし外は雨が降っていたし、うんしょうがない。と
なぜか自分を励ますように席に着きました。

観て良かった!原作があるものの映画で原作以上に
出来上がっています。
おばあちゃん役のサチ・パーカーの振る舞いや言葉のトーン、
まいを見つめる優しくて深いまなざしは原作のイメージ以上です。
まいも、思春期特有の難しい感情の起伏や前半から後半と
表情が変わっていく所なんて目が離せませんでした。
それにこの映画は、ただ単に孫とおばあちゃんの交流を
描いただけではなく現代女性の生き方(まいのママ)と
昔ながらに自然と一緒に生きる女性の話でもある。
まいのママが、仕事を辞めて親子3人で暮らすと決めた時。
「物事の優先順位を決めただけよ。今はまいが一番大切だから。
でも私はまた仕事を見つけるわ。私はおばあちゃんのような
生き方は出来ない。」と言ったようなセリフがあった。
昔々の私なら、まいのママを悪く思った気がする。
でも今は、なんとなく分かる。

そして、おばあちゃんが死んだ後、小さな奇蹟が起きます。
あのシーンは映像化してしまった頃で、指の跡やまいが
確認するタイミングとかゲンゾウさんが去る瞬間などで、
もしやと思ってしまったりするのだけれど、でもあれは
本当の奇蹟だと思う。

元少女だった人やおばあちゃんが居た人は、観に行って
暖かい奇蹟を観てみてください。