水無月だ・・・
お正月
あったよねって
再確認。
私はモノや人動物、形のないものも含めて
慈しむってことができない人間だなーと思う。
周りには丁寧に慈しむことが出来る人が多くて
結構な頻度で凹む。
これってなんというか
付け焼刃のようにできるようになるものではなくて
伝統みたいなかんじで代々引き継がれていくような感じなんだと思う。
大切に扱うとか優しいとか
そういうのともちょっと違う。
原始的な母性とかかなー。
何がどうであれまるっと受け入れるとか
丁寧に使い込んでいくとか
生き物を愛するとか。
私は親業にも妻業にも向いていなくて
特に子供達には本当に申し訳なく思っている。
丁寧とか慈しむとかとは程遠い生活だったよね。
ただ、家族や子供を持たないままだったら
今よりもっと頭でっかちでイヤな奴になってた。
家族、子供を持ったことで
親として、人として
世界を広げてもらえて育ててもらった。
だから
自分も色々な人に愛情を持って育ててもらったということを
腑に落とすことができたのだと思う。
生まれたままよりは
少しましになれたかも知れない。
ただ、最近思う。
私は自由でいたいんだなって。
今からは
誰かのために生きるのではなく
自分の為に生きたいと思ってる。
母は仕事を退職したあとも
かなり自由にしていた。
綺麗な人だったし
身なりも素敵だったし
身体も鍛えていたし
頭もクリアだった。
でも
ある程度の年齢になったら
動けなくなって
考えることもできなくなった。
あんなに元気で頑固で身軽で綺麗だった母が・・・
と数えきれないほど思った。
年を重ねるという現実を
隣で見せてくれた。
だから
自由に生きられる間は
できるだけとらわれたくない。
気力も体力も厳しくなる日が
必ず来る。
思い立った時に
すぐに動きたいから
大きいものはなるたけ所有したくない。
(ピアノは別)
やりたいことにはチャレンジして
行きたい場所には行って
少しだけ美味しいと思うものを食べて
笑顔でいたい。
日本これから
どうなっちゃうか
わからないし。
でもねー
この物価高
円安
おまけに
森林環境税
電気料金値上げ+再生可能エネルギーなんちゃらかんちゃら
子育て支援金
などなどで
手取りはどんどん減ってる。
賃金が上がったなんて
誰のことだって
めちゃくちゃ腹立つ
少し前は
ちょっと使い過ぎて当月買いたいものを我慢することになっても
次月にはなんとかなったけど
今は買いたいものはずっと我慢し続けるしかない。
毎月予算とにらめっこ。
なんで
自由も厳しい・・・
大昔
源氏物語より枕草子が好きだった。
男性があちこちの女性を渡り歩く
あーだこーだの小説に全く興味が持てず
知的で現代に通じるような内容の枕草子の方が面白かった。
今も昔も人の考えることって
似てるんだなーと思って
読んでて愉しかった。
源氏物語は
田辺聖子さんの現代語訳を
ちらっと読んだことがあるぐらい。
未だにあまり興味が湧かない。
美術館で絵巻は見たことあるけど。
でも
男女・時代問わず
教養って大切なんだなーと
思う。
色々なことを
縦割りではなく
横の繋がりで考えられるみたいな。
とりあえず
明日は
寝坊して
ピアノを弾く。