「マイケル」ようやく見てきた!
「マイケル」
私の周りの友人たちは、ほぼ全員に近く、みんな見に行っている。
そして、感想をLINEで送ってくる。
ああ、見てないの、私だけ?
って、結構、焦っていた。
ガガ姫が回復したので、
当日でなく、
前日でも、チケット取れるようになったが、
前日ですら、もうほぼ満席じゃないの!
だもんで、
金曜日に席を取って(それでも残りわずかだった)、
日曜日、ついに鑑賞、叶った!
聞きしに勝る、この子。
マイケルの甥っ子、ジャファー・ジャクソン!
彼が演じる「マイケル」。
見事に成り切っている。
しかし、その子供時代を演じるジュリアーノ・ヴァルディという子もすごい!
歌も上手いが、その目力。存在感。圧巻!
父親役にコールマン・ドミンゴ。
「グローリー/明日への行進」は見たことあり。
この父がジャクソン5を立ち上げて、息子たちをこき使う。
マイケルが父に反抗して、体罰を受けるシーンなどもあり。
大人になったマイケルの弁護士役に、
最近いいなと思っているマイルズ・テラー。
「セッション」の頃は注目していなかったけど、
「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」でのプロデューサー役で
一気に惹き込まれた。
彼の目がいい。結構好きです。
そのほか、マイケルの母親役にニア・ロング。
見覚えがあるのに、
フィルモグラフィー調べても、私が見た作品がなくて。
なんでかな。
横暴な夫に耐えながらも、芯の強い母としての存在感を見せている。
監督は、
「トレーニングデイ」で
デンゼル・ワシントンにオスカーをもたらした、
アントワン・フークワ。
脚本は、「アビエイター」「007/スカイフォール」「グラディエーター」などの
ジョン・ローガン。
ストーリーは、
ジャクソン5として売り出すマイケル少年期から、
爆発的にブレイクし、
やがてソロでレコードを出し、
並ぶもののないスーパースターへと上り詰めていくまでを描く。
ただ、そこには、
父親の圧力で、
まともな少年時代を過ごせなかった彼の悲しさ、というか、
「ピーターパン」の物語に異常なまでに惹かれていき、
キリンやチンパンジーなどを飼い始め、
容貌を気にして鼻の手術を受け、
眠れないために薬を服用し始め、、、
と、のちに彼自身を蝕んで体も心も壊れていく、その予兆も少し。
ただ惜しいのは、
その掘り込みが浅いというか、
人物の描き方もちょっと中途半端で、
もう少し説得力のある描き方ができなかったかな。
パフォーマンスシーンは完璧だけど、
人間ドラマがもっと欲しかった、というか。
その点、
「エルヴィス」「ロケットマン」はどちらも素晴らしかった。
しかし、
遺族が製作に加わっていたり、
マイケル本人が、人生後半、賛否両論の生き方をしていたことで、
その匙加減というか、
どういう描き方をすれば、観客がついて来れるのか、
その辺も考えると、
鋭い切り込みをすることが難しかったのでは、とも思う。
ということで、今回は、
彼がスーパースターとしていかに破格の存在であったか、
そこにフォーカスしたのでは。
それゆえ、ライブシーンに総力が結集され、
その描き方は、本物が再臨したかのような神々しさ!
そこが最大の見どころになっている!
そしてーー
マイケルは、人生の光と影をあまりにもはっきりと生きた人間だったが、
エンディングに示された
「His story continues」
の解釈はどうだろう。
続編がある?と思った人もいるようだけど、
この後に続いた彼の人生後半は、
彼の「影」の部分。
言葉にしたくないような、色々なことがあった。
それを暗示するような、意味深い一文、とも取れるのでは?
そんな、人生後半のマイケルのドキュメンタリーが
Netflixで見れます。
全てが輝いていたこの映画の後で、
このドキュメンタリーを見ると、
痛ましくて、やりきれなくなる。
これは、ネヴァーランドで撮影された映像とともに、
少年への性的虐待についての裁判の模様など、
かなり衝撃的な事実を追ったもの。
神から与えられた天賦の才能と引き換えに、
繊細な魂ゆえに、どこかで狂い始めた彼の人生。
本当に痛ましい。
でも、
彼が、弾けるようなオーラとカリスマを発光させ、
世界中を魅了して、1つの時代を築いたこと、
これは紛れもない事実。
そうした歴史に残る、偉大な業績を
この映画は、しっかりと刻みつけていて、
それだけでも、
やっぱり見る価値はあったんじゃないかな。
映画を見たら、
youtubeで、実際のマイケルのライブ映像を繰り返し見る、
って、みんなやってるみたい。
私も、もちろん!![]()
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