渋谷にあった映画館
そういえば、
数日前、
國學院大学の隣にある渋谷区郷土博物館にて、
↓これ、見てきました。
昭和30年代の渋谷にあった映画館、
まさに、ドンピシャ世代!
すぐに思い出されるのは、パンテオン、渋谷東急、などだけど、
そういえば、全線座、なんて、あったわ〜
このMAP見て、思い出しました。
全線座と、隣接していた渋谷東映。
「月光仮面」「日本誕生」「白蛇伝」、大川橋蔵の映画とかも、見た記憶がある。
でも、「日本誕生」は東宝映画なので、
そこではなくて、道玄坂の方にある渋谷東宝、だったのかな。
ただ、映画館の前で、「日本誕生」の大きな看板を見上げていた場面が脳内に残っていて、
それが、今で言うビックカメラのビルの場所なのよね。。
「日本誕生」、1959年の作品。
今では、あまり詳しい方はいないかもしれないが、、。。
(「日本誕生」は、三船敏郎が主演した、日本の創世記を描いた作品。稲垣浩が監督し、オールスターキャストで話題に。
日本武尊、天照大御神氏をはじめ創世記キャラが結集!八岐大蛇など、当時として最高の特撮が駆使されている。
子供心にも、ワクワクするほど面白かった!)
パンテオンは、比較的、最近まであった映画館だから、数えきれないぐらいの映画を見た。
子供の頃のパンテオンといえば、ディズニーアニメ(その頃は漫画映画って言ってたよ)
「白雪姫」「バンビ」「ピノキオ」「眠れる森の美女」「シンデレラ」
みんな、パンテオンで見た記憶があります。
当時、叔母(母の妹)がパンテオンに勤務していて、
映画上映後に、スタッフ部屋みたいなところに彼女を訪ねたものだった。
そういうとき、叔母は、
ディズニーキャラが散りばめられた開襟シャツなどをたびたび着用していた。
昭和30年代に、そういうパブリシティ活動は充実していたんですね。
あれは終わった後は、叔母がもらっていたのだろうか。
当時、なんでそれをねだらなかったのか、今振り返ると不思議だけど。
ハナシが脱線しました。
他にも、東急名画座、渋谷宝塚、渋谷スカラ座、行ったわ〜
当時の私の映画ノートには、東急名画座で「白い恋人たち」を見た感想が書かれていて、
なんと、入場料金が130円!(1969年3月16日) 驚き〜!
「男と女」もココで見たが、1970年1月になると、150円て書いてある。
こういうの、今振り返って読むととても面白いが、
残念なことにそれ以降の料金記載はしてなくて。。。
(一緒に見に行った人の名前も書いてあって、ちょっと苦い思い出もくっついてくるわね)
渋谷スカラ座では、何度目かの「青きドナウ」も。
当時夢中だったショーン・スカリー主演のディズニー映画。
「何度目か見当がつかない」なんて書いてる。相当にお熱だったことがわかる
その他、上げたらキリがないので、このへんでやめておきましょう。
とにかく、そんな懐かしい映画の日々を思い出させてくれたこの展覧会。
小さな規模なので、
遠方からわざわざというほどではないけど、
お近くに住む方には、散歩がてらオススメしたい。
シルバーエイジは無料、というのも嬉しかった〜!