「D.P. 2 ー脱走兵追跡官ー」完走(修正、追加あり) | 映画とネコと、私の好きなもの。

「D.P. 2 ー脱走兵追跡官ー」完走(修正、追加あり)

 

 

傑作です。

 

韓国ドラマは、

作り手の覚悟が伝わる作品が多いが、

これも、その1つ。

紛うかたなき、正真正銘の傑作ドラマ。

 

 

(ネタバレ、あります)

 

 

 

韓国の軍隊、

韓国人男子なら絶対に避けて通れない兵役義務。

実際に兵役に就いている男たちのリアル。

そこに潜むシリアスな問題を

壮絶なまでに描いている。

ウェブ漫画が原作らしいが、

すべて、

実際に起こった事件、出来事にインスパイアされているとのことで、

凄まじいばかりの、

軍隊の闇が描かれる。

 

ある意味、軍隊というのは、

一般世界から離れた、一種、異世界ではあるが、

そこでは上司からの理不尽な暴言や暴力があり、

兵舎の中では、壮絶ないじめ、虐待があり、

軍事境界線近くに配属された兵士たちには、

普通の生活以上に危険が伴うリアルがある。

それらすべてを包括しての、

ドラマとしてのストーリーが、

圧倒的な吸引力で描かれている。

 

 

私的意見ですが、

このドラマ成功の要因のうち、

80%ぐらいを占めるのは、チョン・ヘインの起用だと確信します。

 

 

以前にも、シーズン1の感想を上げているが、

 

 

 

あのときより、

 

さらに、さらに、役者力が、上がっている。

 

なんだろう。

彼の目の力、

何があっても冷静で、

現状への対応力とか、観察力。

物静かだけど、

暗くはない。

信頼できる男。

 

アン・ジュノという1人の兵士に成りきっている。

 

 

 

もちろん、他の役者たちも素晴らしいし、

特に、彼とバディを組むク・ギョファンも、

今回、さらに深みを増してきたが、

その彼ですら、

相手がチョン・ヘインだから、ここまで輝いたのでは、と言いたい。

 

チョン・ヘインが主人公を演じているからこその、

ドラマとしての説得力。

見事としか言いようがない。

 

彼以外の俳優は考えられない。

 

 

 

チョン・ヘイン。

 

ここまで、表現力を引き出せる俳優に成長したか。。

 

ほんとにすごいわ!

 

ラブコメで笑顔を見せるときよりも、

100万倍、ステキだし、感動的だ。

 

 

(でも、ドラマの宣伝映像などでは、役柄のオーラやカリスマが抜けて、

いまだに高校生みたいな少年の素顔なのも面白い)

 

 

 

そして、

もちろん、この2人も、いい!

 

 

 

2人とも、シーズン1より、

男前度が、これまた、100倍くらい、アップ!

 

キム・ソンギュン演じるパク中士、

カッコよすぎ〜!

(自分が全部かぶって、

ジュノとホヨルと抱き合う場面は、涙なくして見れません)

 

それと、ソン・ソック演じる

ク氏、じゃなかった、イム大尉、

思いがけぬ、イイ人!?

 

最終話の裁判シーンでは、

元妻との連携で、いいとこ見せちゃったりして、

この展開に萌えた人たち、

私も含め、絶対いっぱいいるはず!

 

でもって、

彼と「サバイバー 60日間の大統領」では

最高のバディを組んだチ・ジニは、

今回、

 

え〜、こんなイヤ〜なヤツ?

 

 

軍隊って、

こういう人間がゴマンといるところなんだろうなあ。

 

 

 

ドラマに出てきた、

虐待されて脱走した兵士たち。

一人一人のドラマも、身につまされる、というか、

人間、人生について、

本当に考えさせられる。

 

 

 

ラストシーンの、ジュノとホヨル。

2人のやりとりも、自然に涙が出てきます。

 

除隊したら、もう連絡はしない、

だから、ここまで、

と言う、ホヨル。

(実は、これ、その後のシーンの逆伏線にもなっている)

 

さわやかに別れを告げる2人。

 

 

 

ところがーー

エンドクレジットの後にもうワンシーン。

 

このときの、

ジュノの喜ぶ笑顔が、最高。

 

今までの鬱積が、すべて浄化されるような思い。

 

 

ここは、

チョン・ヘインの100万ドルのスマイルに喝采ね〜!

 

 

 

そして、

まだ除隊まで1年あるジュノ。

 

シーズン3はないのかな。。。

 

 

こういう、本当に素晴らしいドラマを完走した後って、

 

なんか、こころが、腑抜け状態で、

 

他のものに、入っていけないのよね。。

 

しばらくは、

 

頭を使わない、バラエティとか、

録画したものを見続けるかなあ。。。。