英国ミステリー「カササギ殺人事件」 | 映画とネコと、私の好きなもの。

英国ミステリー「カササギ殺人事件」

 

 

我が御贔屓チャンネル、AXNミステリーにて。

 

実は最初にオンエアされたときに見ているんだけど、

なぜかそのときは感想を上げる時間がなく。

 

今回、再放送をもう一度見て、

改めて、クオリティの高さに圧倒された。

 

これは、

アンソニー・ホロヴィッツが書いたベストセラーのドラマ化。

 

ホロヴィッツって、「名探偵ポワロ」や「刑事フォイル」などの脚本を書いている作家で、

 

このカササギは、

各ミステリー小説人気ランキングなどでもトップに君臨した傑作。

 

 

 

私も、かなり前に読みました。

 

 

 

この原作が面白いのは、

劇中に小説世界がもう1つあって、

いわば入れ子式の二重構造。

 

現実世界では、まず作家が命を落とし、

その作家が書いている小説世界でも、

殺人の謎解きが行われ、

両者が交互に、展開していく。

 

かなり上級なミステリーで、

ちょっとわからないと置いていかれる。

 

これが、ドラマになった場合、

一体、どんな感じで進んでいくのか、

大いに興味があったけど、

 

実に、スマートに展開していく、お見事というしかない。

 

 

 

まずは、1話はこんな感じで導入ーー

ーーーーーーーーーーーーーーーー

イギリスの作家アラン・コンウェイは「名探偵アティカス・ピュント」シリーズで人気の推理作家だが、

最新作「カササギ殺人事件」を書き上げて筆を折った。

担当編集者であるスーザンはドイツ出張から帰り、

週末に早速その原稿を読み進めるが、肝心の最終章がないことに気付く。

半ば興奮気味で上司であるクローヴァー・ブックス社の社長チャールズに尋ねると、

驚くべき知らせが彼女を待っていた…。

ーーーーーーーーーーーー(AXNミステリーのエピソード1話からお借りしました)

 

 

このドラマ、ホロヴィッツ本人が脚本も担当し、

監督は「フルモンティ」のピーター・カッタネオ。

 

 

ヒロイン、スーザンを演じるは、

「ザ・クラウン」シーズン5でマーガレット王女を演じ、

「ファントムスレッド」では、

ダニエル・デイ・ルイスの姉役で、強烈な印象を残した

レスリー・マンヴィル。

 

 

 

このドラマ、

彼女が本当にステキなの!

 

立ち居振る舞い、着ているファッション。

すべてがカッコよくって!

年を取っても、魅力を失わず、

むしろ、どんどんカッコよくなってーー

これは、まさにレスリー自身の生き方が反映されているよね。

こういう生き方に憧れるわ〜

 

ドラマ見てても、

常に彼女に視線集中!

それぐらい、魅力的です!

 

 

そして、

2つの世界が交錯しながら展開していく演出も、

何人かの役者が

2つの世界で、違う役柄で登場したり、

現実世界でドアを開けると、小説世界でもドアが開いたり、

とても自然なかたちでつながっていて、

こういう凝った構成ができる、

英国ミステリーの格調の高さ、というか、

品格、知性、ユーモア、すべてが一級品の真骨頂を見せてくれる。

 

英国ミステリーの芳醇な香り、ここにあり。

 

全6話構成。

 

各所でアガサ・クリスティーへのオマージュなども感じられて、

原作を読んだミステリー好きはもちろん、

ポワロやルイスなど英国ミステリードラマにハマっている人たちにも、

ぜひ、オススメ〜

 

 

 

ところでーー

 

また、余計なトリビアネタなんだけど爆  笑

 

レスリー・マンヴィルをリサーチしていたら、

 

え、知らなかったよ〜

 

っていう情報をゲット!

 

彼女って、

 

あのゲイリー・オールドマンと結婚していた時期があったのね!

 

もうとっくに別れてますが、

 

2人の間には、息子までいるんだって!

 

いやあ、意外なサプライズだったわ〜!

 

 

 

 

若いときのレスリー、実にチャーミング!

(ゲイリーはこの後、キャラ変したのか爆  笑

 

 

 

 

 

しかしーーー

 

 

今日もアツイですね〜!酔っ払い

 

 

使えない頭がますますパワーダウン。

 

ぼーっとしながら、

録画したポワロでも、見ようかな。