「地獄が呼んでいる」、完走。 | 映画とネコと、私の好きなもの。

「地獄が呼んでいる」、完走。

 

 

「地獄が呼んでいる」全6話。

 

あっという間に完走しました、、、

 

まだ未見の方もいるので、

あまり盛大なネタバレしないよう、

書くつもりだけど、、てへぺろ

 

 

お話は、

このトレーラーで、大体、わかるでしょうか。

 

 

 

監督・脚本は、『新感染 ファイナルエクスプレス」のヨン・サンホ。

 

これで期待値がぐ〜んと跳ね上がる。

 

で、

その期待に十分に応えてくれる傑作!

 

 

舞台は、前半と後半で、主要登場人物も変わる。

時間の流れもある。

 

ついでに言うと、

 

主人公、というものが、厳密には存在しない。

 

アンサンブルキャスト、といったら、いいでしょうか。

 

でも、その顔ぶれが、とっても魅力的〜!

 

 

 

↓怪しげな宗教集団・新真理会のトップを演じるのは、ユ・アイン。

 

 

 

こういう役やらせると、

危ないカリスマ炸裂で、

もう、彼の右に出るものなしね。

 

この人、絶対に好きになれないタイプだけど、

狂気一歩手前な演技、

というか、

憑依してるんじゃ?

と思えるほどの、ただごとでないオーラを放出する。

 

「六龍が飛ぶ」でも、

後半のイ・バンウォンの憑依演技が、鳥肌ものだった。

(ほかにも、『アンティーク』『ベテラン』『国家が破産する日』

「密会」「シカゴタイプライター」など見てるが、

「六龍」の彼が一番素晴らしい)

 

 

今回、

面白かったのは、

その「六龍〜」に出てきたイ・レちゃんと共演。

 

 

厳密に言うと、

「六龍〜」では2人は共演してない。

というのも、彼女が演じたのは、

イ・バンウォンが愛するプニ(シン・セギョン)の子供時代。

 

↓「六龍〜」の彼女ですよ〜可愛かったね。

 

 

この「地獄〜」では、

すっかり女らしく成長した彼女が、

怪しい教祖様に執心しちゃう様子が、

ちょっと恐ろしく描かれていて、

イ・レちゃん、女優として格段に成長を遂げたと思う。

 

 

 

ヤン・イクチュンが演じたのは、教団について調べる刑事。

イ・レちゃんのお父さんでもある。

 

彼は、

『息もできない』の監督・主演でセンセーショナルにブレイクして、

そのときの強烈な印象が忘れられないが、

ドラマに出ると、意外にフツーで、

彼であることを忘れそうになったこともあった。

 

ここでも、地味なオーラ出しまくってるけど、

落ち着いた雰囲気が、

ドラマに重みをもたらして、

やっぱり、いい役者だなあと思う。

 

 

 

 

↓地獄行きを宣言された人の相談に乗るうち、

狂気の渦に巻き込まれていく弁護士。

演じるのは、キム・ヒョンジュ。

 

 

今まで「家族なのにどうして」「ファンタスティック」

は見てるけど、

さほど印象がなかった女優さん。

 

このドラマでは、

殺られたか、

と一瞬、誰もが思うが、

あとで、

カッコよく再登場。

ガールクラッシュな魅力いっぱい!

 

今までの集大成、ともいえる存在感で、

彼女ってやっぱり、すごい女優だな〜

って、認識を改めました。

 

 

 

 

↓後半部分の主要人物となるのが、

パク・ジョンミン演じるテレビ局PD。

 

パク・ジョンミンは、かつて

『それだけが、僕の世界』で衝撃を受けたの、

記事にしてますので、

よろしければ、覗いてね。

 

 

 

 

 

このドラマでは、

生まれたばかりの赤ん坊に惨劇が降りかかるが、

妻(ウォン・ジナ)とともに、

どういう決断を下すか?

 

ここが、

このドラマ最大のクライマックスへと続いている。

(かなり泣ける)

 

あ、ネタバレしちゃってますかね。。。爆  笑

 

 

 

 

最終回のエンディングも、

 

絶対にシーズン2を意識したような終わり方で、

謎がますます深まる。

 

 

彼女が蘇るのなら、

ユ・アインも復活しそうだけどね。。。

 

 

 

神、地獄、そして人間。

 

テーマはものすごく深くて、

深読みし始めたらきりがないぐらい。

 

色々と調べていくと、

1つ1つに意味がありそうで、

単なるエンターテイメントで終わらない、

強烈なメッセージを感じることができる。

 

私が感じたのは、

1つには、

傲慢すぎる人間たちへの、審判。

 

この地球上で、最も強く、最も我がもの顔に生きてる人間たち。

 

戦争、殺戮、欲望のままに地球上にのさばってきた我々。

 

たとえば、気候変動、などでも感じることだけど、

 

人間たちのエゴ丸出しの行動が、

今の環境を作り出してしまったこと。

身勝手で、やりたい放題してきた我々人間どもに、

鉄槌を下す、

それが、環境からのしっぺ返し。

温度の上昇、水位の上昇、北極の消失危機、

激化する雨、台風、地震。

 

このドラマが発しているのは、

そうした、

人間のエゴが生み出した狂気への警鐘といえるのでは?

 

 

もう1つ。

 

人間は、弱い生き物だから、

言葉巧みに扇動されると、

影響を受けやすいということ。

いつの時代にも、

それを利用して

人間たちの上に立とうとする狂信的なリーダーが生まれ、

そして、

そうした強い指導者に救いを得ようとする人間たちが少なからずいる。

 

それが、人々の理性と逆の方向に向かっても、

それすら気づかず、

熱狂的に支持を続ける。

今現在だって、

世界のそこかしこで、、、

そういう人間たちが、人類の分断を煽っている。

 

 

そういう、

人間心理の闇を、

巧みに浮き彫りさせた、

ドラマでもある。

 

 

ねー、やっぱり、深いよね〜。

 

 

 

Netflixで配信されるや、

たった2日で、

世界1位にランキングされたとのこと。

 

 

ま、私はそういう記録にはこだわらないが、

 

韓国コンテンツの充実ぶりは、

やっぱりすごいと思う。

 

 

 

さあて、次は、どうしようかな。。。照れニコニコおねがい