「賢い医師生活2」完走、感想。 | 映画とネコと、私の好きなもの。

「賢い医師生活2」完走、感想。

 

シーズン1から毎回、視聴者を虜にしてきたこのドラマ。

 

韓流ドラマ史の中でも、

屈指の金字塔、となったに違いない。

 

特に、シーズン2。毎回、圧巻だった。

 

以下、盛大にネタバレもしてますので、

未見の方はご注意!

 

そしてーーー

長いですッ爆  笑爆  笑爆  笑。ご容赦!

 

 

 

 

このドラマ、

 

5人の昔からのなかよし仲間たちが、同じ病院に勤めることになり、

その日常生活の中で、彼らの友情、絆、ロマンス、家族との関係、

そして、さまざまな患者たちとの濃密なドラマを描いていくのだが、

シーズン1では、まず彼らの関係性の説明、紹介などがあり、

彼ら一人一人の恋愛事情なども紹介され、

その上で、毎日のドラマが進行していった。

 

このシーズン2は、もう、そういう関係性の説明は不要。

なので、より、日常を描くことに特化していってる。

 

これが、すごいのだ。

 

大きな総合病院での日常。

 

医師たちの日常。

 

それが、

お医者さんの日常ってこうなのか〜?

という、実に自然な、フツーのかたちで描かれていく。

 

そりゃ、医師と患者の関係だから、

我々の会社生活の日常よりは、

ドラマティックな出来事があるのは、まあ当然といえば当然。

 

だけど、それも、

ことさら、演出に凝るとか、溜める、とか、

あざとい描き方をしない。

 

あくまでも、日常の中の一コマとして描かれる。

 

だから、ドラマの中にクライマックスがない!

 

ホントにホントに、私たちの日常そのまま。

 

私たちの日常って、

小さなことに一喜一憂したり、なんか悩みごとがあってイライラしたり、

いわば、小さなクライマックスの連続、という言い方もできるわけだが、

このドラマもそういう感じで流れていく。

 

その描写の絶妙なさじ加減は、誰も真似のできないセンス。

 

それで、1時間半、ときには2時間もの長尺を持たせる。

視聴者を釘付けにして離さない。

 

これって、本当に、稀に見る、すごいことじゃないですか?

 

どんなにすごいのか、未見のかたに是非とも見ていただきたいが、

でも、この前例のない日常ドラマは、

シーズン1の12話を経て、ようやく味わえる、というかたちなので、

まずは、シーズン1で、このドラマの圧倒的素晴らしさを体験していただきたい。

 

しかしーー

 

このシーズン2、よくまあ、こういう演出ができたもんだ。

というか、

脚本が、(シーズン1でもそれは同じだが)ハンパないレベル。

今まで、数多くの医療ドラマを見てきているけど、、、

ここまで専門的な医療用語が飛び交った作品、私は見た記憶がない。

その徹底的な取材力、情報力に、もう舌を巻くしかない。

そして、それを実にさりげなくセリフと感じさせない自然さで

口に出している役者たちよ〜!

彼ら一人一人が、本当の医療従事者のようで、

みなさん、役柄が板につきすぎ〜

とにかく、稀に見るリアリティなのだ。

 

そしてーー

言うまでもないが、

今回も、毎回毎回のドラマ、すべてが琴線に触れてきた。

 

笑いと号泣の振り幅の大きさ、これぞ、

「応答せよ」シリーズ、「刑務所のルールブック」スタッフにしかできない、奇跡の仕事!

 

でもって、

5人のレギュラーと、そのロマンスの行方も、

ず〜っとヤキモキさせられながら、見てたわ。

 

 

*イクジュン(チョ・ジョンソク)とソンファ(チョン・ミド)。

 

シーズン1では、ソンファが告白を拒否したばかりに、ずっと「友達」でいようと努力してきたイクジュン。

ソンファの母が難病を患っていたこと、

娘なのにそれに気づけなかったショックから立ち直れない彼女に、そっと寄り添う。

ここは、ハグするかと思ったが、それを彼はぐっと我慢。

こういう、抑制の効いた感情の描き方が、実に細やかで、

ハグしないからこそ、イクジュンの思いやりが逆にインパクト強く迫ってくる。

見ている方も堪らなく、思わず熱いものが込み上げてく名場面。

(こういう、奥の深〜い演出ができる韓国ドラマのレベルの高さには、唸るしかない)

 

そんな彼らだったけど、

ついに、ついに、ソンファから。。。。

 

 

そして、付き合い始めてからの、微笑ましいシーン。

ここもホントに、イクジュンもソンファも恥ずかしがってる感ありありで、楽しかった。

 

 

今回も、イクジュンの多才さ、患者を思う深い気遣い、忘れられない。

DVの夫に乱暴されている女性患者を上手に助けたり、

病院中のスタッフと知り合いで、全員に愛敬を振り撒いたり、

患者の家族への不満をもらしたユンボクに、イクジュンならではの優しさで注意を促したり、

医師としては、生体肝移植のエキスパートとして難しい手術もこなし、

さらに、仲間とのバンド活動ではメインボーカルと、すべてにオールマイティぶりで、

おまけにとびきりお茶目でユーモアセンス抜群ときてるから、まさに無敵!

ウジュのいいお父さんだしね。

今回、

シーズン1ほどに2人の絡みがなかったのが残念だったけど。。。

ウジュも成長したね〜笑い泣きラブラブ

 

対する、ソンファも、束草に移って仕事を減らすと言いながら、

実際は、ソウルのユルジェ病院にいる方が長い?

彼女も優秀な脳外科医で、

難しい手術を幾つも受け持ちながら、何人ものレジデントの論文をチェックし、

体が幾つあっても足りない多忙ぶり!

でも、趣味のキャンプを楽しみ、

大食い早食いで、食べ物への執着は人一倍(きょうだいが多かったから、とシーズン1で語ってたよね)。

オンチなのだけが玉にキズだけど、

お誕生日にソロを歌うシーンでは、”ロッキー”顔負けの生卵大量飲み込みが笑えた。

 

 

 

 

*ジョンウォン(ユ・ヨンソク)とギョウル(シン・ヒョンビン)。

 

 

 

こちらは、

ギョウルの家庭の事情が今回、詳細に描かれた。

ギョウルの母がギョウル父からの暴力で重傷を負い、入院。父は刑務所へ。

ジョンウォンは彼女が深刻な悩みを抱えているのは知っているが、

あえて聞き出そうとはせず、彼女から打ち明けてくれるのを待っていた。

そして、ついにギョウルがジョンウォンに打ち明けたときの、彼の反応の暖かいこと!

かつては家が「地獄」だったとまで告白したギョウルに、

ジョンウォンはすべてを受け入れ、優しく包み込んでいく。

 

理想の小児科医を体現しているジョンウォン、

子供にいつも優しくて、自分の母親にも優しくて、まさに”仏様”のよう。

そんな彼の愛に包まれるギョウルは、ようやく安心して心を開ける場所ができてよかった。

患者たちとの問題にも、ジョンウォンはいつもギョウルに暖かいアドバイスを忘れない。

特に1話の「ヨヌのお母さん」のエピソード。

我が子が病院で亡くなった後も病院のスタッフを訪ねてくるヨヌのお母さん。

彼女の真意がわからなくて困惑するギョウルに、ジョンウォンは

「他に誰もヨヌを知っている人がいないから、思い出話をしたいんだよ」と、

ヨヌの話をしてあげるようにアドバイス。

ジョンウォンの人間性がここに象徴されてたと思う。

カメオ出演したのは「愛の不時着」で北朝鮮マダムを演じていた方。

初回から、私の涙バロメーターが振り切り寸前になったエピソードだったわ〜

 

 

 

 

*ジュンワン(チョン・ギョンホ)とイクスン(クァク・ソニョン)。

 

 

シーズン1の最後は、

イギリスの彼女に宛てた荷物が戻ってきちゃって、この2人、大丈夫かな?という不安の中で終わり、

シーズン2が始まってから、

好きな人が他にいるというイクスンの告白で、一度はダメになった関係だったけど、

実は、実は、、、という裏事情がわかってくると、

ジュンワンには、彼女を想う気持ちがどんどん募ってきて。。。。。

深夜バスで偶然出会ったところから、2人の関係がまた動き出すが、

同じバスになるよう御膳立てしたのはイクジュンだったとわかる展開も、イクジュンの愛が嬉しかった。

 

ジュンワンは、実に優秀な胸部外科医。

一見無愛想、不器用だし、お世辞も言えないタイプだが、

心の中は、本当に優しくて、繊細。

彼の患者への態度、手術への取り組み方、すべてが素晴らしすぎる。

特に、ミンチャンとウンジの母2人への対応、

いつもなら冷静さを失わずに淡々としているジュンワンだけど、

ウンジの母への言葉は、子供の命を必死で救いたいという願いがリアルに伝わってきて、

彼のことがますます好きになったし、あの母親たちのエピソードも、涙、涙だった。

 

また、彼を慕うジェハクとのやりとりもサイコー。

今回は、思いがけずジェハクの妻が大変なことになるが、

そういう事態にも、ジュンワンの優しさが随所に光って、忘れられない。

ジェハク、赤ちゃんが生まれて、ホントによかっね。

あとは、奥さんの病気が治ることを祈ってる。

 

 

 

*ソッキョン(キム・デミョン)とチュ・ミナ(アン・ウンジン)。

 

 

このシーズン2で、ミナの立ち位置は、多分、彼ら5人に次ぐ6番目、というぐらい、

重要度、存在感が高まってきたよね。

ミナを演じるアン・ウンジンの好感度も、さらにさらにUPしたと確信。

 

シーズン2では、ソッキョンのこの恋への盛り上がり方、

今まで抑えていた分、後半からどんどん積極的に変わり、

見ている方も、「おお、こんな性格だったんか、ソッキョンは!?」

と、驚き、嬉しく、心の底からこの2人にエールを送っていた。

彼のセリフもいちいち、胸キュンだったよ〜

しかも、彼、ミナとの恋を成就させるため、母に対しても一芝居打つという念の入りようで。。。

 

ソッキョン。彼もまた、理想の産婦人科医で、

診察の度にあんなビロードボイスで喋られたら、堪らん!爆  笑

第1話では、

他の医師からほぼ匙を投げられた妊婦に希望を与え、診療に当たるソッキョンの器の大きさに感動。

不運にもその妊婦さんは赤ちゃんを失ってしまうが、

そのとき、彼が送ったのは、

「時に悪いことは、いい人のもとに訪れる」という言葉。

まさに、医師の鏡のような神対応!

そしてーー最終回、再びの吉報がこの妊婦さんに訪れて、よかったわ〜

 

かつて、自分の結婚を失敗に終わらせたソッキョン、

ソンファからそれについて聞かれたときも(確か5話だったな)

彼女から、妻のために全然努力してない、「回避しただけ」と言われ、あれから反省したに違いなく。

とにかく、ミナのことは全力で守っていくはず!

 

そういえば、ミナの両親として、カメオ出演されたこの2人。

私には「魔王」からお馴染み、最近では「ヴィンチェンツォ」が印象的だったチェ・ドクムンssiと、

「愛の不時着」『パラサイト』のチャン・ヘジンさん。

ミナにそっくりすぎて、すぐにはわからなかったわ〜

 

 

 

*そして、この2人を忘れてはいけない!ロサ(キム・ヘスク)とジョンス(キム・ガプス)。

 

 

 

今回は、ロサが認知症かと見紛う病気に冒されるが、無事に治癒。

もう一度、アレを始めると言っていたアレとは、ピアノ!

 

 

 

 

この場面、

ロサというよりキム・ヘスク自身が、感極まって涙ぐんでいたけど、

見ている方も、感動しすぎて、

泣けて泣けて、、、。

(この場面に触発されて、またピアノ始めたですよ、ワタシ、、、爆  笑爆  笑爆  笑

 

嬉しそうに眺めているジョンスが、また、素晴らしかった!

 

ロサとジョンスは、遠慮のない、幼なじみ同士。

ロサの息子ジョンウォンは、

彼らが2人でサンチアゴ巡礼の旅に出ると聞いても全然動じず、

むしろ、イクジュンたちのリアクションが面白かったけど、

2人で仲良くいるのが、実に自然で、お似合いすぎちゃう。

息子たちにじゃけんにされているジョンスを気遣い、美味しいご飯をふるまうロサ。

2人はこういう自然なかたちで、老後も手に手を取り合って暮らしていくんだろうなあって、

微笑ましく、また、うらやましくも感じながら見てたわ(同世代なんでね)。

 

 

 

*カメオ出演の色々。

 

「刑務所のルールブック」つながりで、ヘロリンことイ・ギュヒョンssi登場!

ソンファを気に入った患者の母親から息子を紹介したいとしつこく言われ、

そのご当人が登場、というシーンで、嬉しいカメオ。

ここでは、肩の力が抜けた雰囲気で、とってもよかったわ。

 

 

ハイ、言わずと知れたナPD!

モネとマネのパパは毎週末キャンプに行ってるって、ウジュがイクジュンに話してて、

はて、パパは何をしている人だろうってイクジュンも考えていたら、プロデューサーでした〜

イクジュンが「ナPDに似てますね」と言うと、

とたんに不機嫌になるの、ユカイだった。

 

出ました〜。ユ・ジェミョン。

9話での、卓球試合シーンに登場。

彼は、「応答せよ」「刑務所〜」とシン・ウォンホ監督作に出てくるときは、

ユルキャラって決めているのか、爆  笑

ここでも、彼が出てくるだけで、なんか、雰囲気が余計にユルくなって、笑えた〜

ホントに上手い役者だなあって、脱力、じゃなかった、脱帽。爆  笑ラブラブ

 

 

それとーー

シーズン1で、ソンファに片思いしていた、

アン・チホン先生。

このシーズンには出てこないと言われていたけど、カメオで登場したわね。

あれ、シーズン1のカットシーンかと思ったら、

ちゃんと新しく撮影したのね。。。

 

 

あとね、

ずっと気になっていたのが、

2話で電話の声だけで登場するイクジュンの同期だったペク・ヒョンド。

これは、絶対に後から出てくるに違いない、と思っていたら、

全然、それがなくて肩透かしだったの。

 

でも、その電話の声の主は、彼だったのね〜!

「刑務所〜」「ヴィンチェンツォ」にも出ていたアン・チャンファン!

 

それを知ってもう1度聞いてみたが、

電話の声は、いかにもお医者さんという感じのテキパキとした喋りで、

あれだけで彼だと当てるのは、至難の技と判断しましたよ〜

 

ついでに声で、もう1つ、

ギョウルの母を演じていたのは、イ・イルファさんだそう。

「応答せよ」つながりか。

ギョウル母はあとから出てくるかなと、

ジョンウォンと会ってほしいと思ったが、それはなかったね。

 

 

色々考えていると、

 

あれも見たい、あれも見せてもらいたかった、って、、、

 

妄想が膨らみすぎて、、、

 

これ、

どうしても、シーズン3が見たくなるわね。。。。。爆  笑ラブラブラブハートラブラブ

 

 

あと、疑問なのは、

ソッキョンと同室の、片付けができない先生って、

今回、出てきましたっけ?

今シーズンには出てくるだろうって思ったんだけど、ね。。。

 

 

しばらく時間経ったら、シーズン1からまた見直しちゃうかもな。。

 

 

と、

まあ、早足ながら思いつくままに語ってしまい、

やっぱり、結構、長くなっちゃいましたね〜

 

 

長くなりついでに、もう1つだけ、

このドラマ、イクジュンたちのバンド音楽の他に、

クラシック音楽が病院内のシーンでかかるのが、すごく好きだった。

エルガーの「朝の挨拶」やボッケリーニの「メヌエット」、それと題名忘れたけどモーツァルトなど。

これは、もう一度見て、また確認しようと思ってます。

クラシックって、穏やかな気持ちにさせてくれるので、

その音楽効果も、大きかったと思う。

 

 

 

 

 

 

まだなんか書き忘れていること、ありそうな気がしてますが、、、

 

また、何か気がついたら、ということで、、、、、、

 

 

 

ユルジェ病院の皆さん、

 

素晴らしいドラマをありがとう!

 

毎回、毎回、心が洗われる思いで、大切なひとときでした〜

 

人間て、やっぱり、ステキだなあ〜って、思わせてくれて、、、

あなたたちの人生が、

私たちに無限の幸せと元気をもたらしてくれたこと、

忘れないわ〜ラブラブラブラブラブラブ

 

また、是非、いつか、会えたら嬉しいな〜

 

 

 

 

(長文、おつきあいいただいて、ありがとうございました!)