三島由紀夫の死から50年とは、、、、、 | 映画とネコと、私の好きなもの。

三島由紀夫の死から50年とは、、、、、

この11月25日で、

 

三島由紀夫が割腹自殺して、

ちょうど50年、

 

なんと、半世紀が経つ、という。

 

 

いやあ、、、、

 

 

ほんとか〜

 

 

って、実感が湧かない。

 

 

 

 

ていうかーーーー

 

自分がそれだけの年を重ねて生きていること、

そのスピードの速さに、

なんとも、言葉が見つからない、というかね。。。

 

 

 

 

 

思えば、50年前の11月25日。

 

 

私は、大学のキャンパスにいました〜

 

 

映画研究部、略して映研の部室だったか、

その後に入り直した

CLD=映画文学研究会か、

2年生だったから、多分、CLDだったかな、

その部室にいこうとして、

 

学生会館、だったけ、

その建物に入っていったところ、、

 

一階の大広間に、黒山の人だかり!

 

 

彼らが何をしていたかというとーー

 

 

その広間に一台しかない、小さなテレビを食い入るように見ていたのです。

 

 

それは、ちょっと異様な光景で、

今でも、その時の雰囲気を忘れることができない。

 

 

でも、私は、

一体、彼らが何を見ているのか、

その時は、あまり興味がなくて、

なぜか、急いでいたので、

 

ちょっと一瞥しただけで、

上階の部室に上がっていったのでした。

 

部室に入って、

下の様子を聞くまでもなく、

部員の先輩だったか、同輩だったか、

 

大変なことが起きたんだ〜!

 

って、

市ヶ谷で何が起こっているのか、

を聞かされたんだと思う。

 

 

途端に、背筋が寒くなるようなショックを受けた、と記憶してます。。。。

 

(ただ、、、その当時、テレビでライブ放送していたのか、そのへんの記憶は全くなくて、

現在進行形で、三島の様子が映し出されていたから学生たちがテレビに群がっていたのか、

それとも、ニュース映像を見ていたのか、そのあたり、全く覚えてないんですよね、、、

彼らがテレビの前に集まって興奮していたことは鮮明に覚えてますけど、

その後、私が部員たちとどういうリアクションで話しをしたか、

ほんと、忘れてます。。。)

 

 

 

 

 

 

その日は、本当に、強烈な1日だった、と思う。

 

 

テレビもそのニュースで持ちきりで、

 

 

それから間もなく発売された週刊誌は、

もう三島の記事ばかり。

 

 

割腹自殺の現場を捉えた写真が掲載された、

相当にショッキングなものが多かった。

 

 

彼の演説を録音したソノシートが付録についている週刊誌までありました。

(ソノシート、って、知らない方がいるかも。。。

ビニールで出来ているドーナツ盤、みたいなやつです)

 

 

で、私は、当時、

そんな週刊誌を何冊も買い込んだんだけど、

 

 

なぜか、今、手元に一冊も残ってない。

 

 

なぜだろう。

不思議。。。。

 

 

捨てた覚えはないのに、、、

 

 

後で価値がつく、って、

なんとなく思いながら、

大事に取っておいたはずなんですが、、、

 

 

何度も繰り返してきた断捨離の中で、

 

 

何かに紛れて捨てちゃったのかな。。。ガーン笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

三島由紀夫は、

 

大学に入ってから、にわかに読み始めた作家です。

 

ていうか、

彼の本のほとんどは、大学生の時に読んだ、

という感じ。

 

周りに彼の本を読んでいる人がいっぱいいた、

というのも、理由かもしれない。

彼らと話す話題のために、意欲的に読んでいた、

というのも、あるかも。

 

 

やっぱり、

あの頃の三島由紀夫って、

 

本当にスタアだった〜!!

 

そういう存在の人、

今、いないのではないかと、思います。

 

 

 

三島の週刊誌は行方不明だけど、

私が学生の頃からつけていた読書ノートは今も健在で、

それをめくってみると、

 

あら、私、こんなに三島の本、読んでたっけ?

と言うぐらい、

読んだ本のリストと

簡単な感想文が書かれていました。

 

「金閣寺」

「仮面の告白」

「潮騒」

「午後の曳航」

「音楽」

「禁色」

「永すぎた春」

「鏡子の家」

「宴のあと」

「美徳のよろめき」

「けものの戯れ」

「盗賊」

「春の雪」

「豊饒の海」

 

 

 

彼が自殺をした後は、
 
そこに、こんなこと書いてます。
 
 
「三島由紀夫は11月25日に割腹自殺をして、日本中に大変な衝撃を与えたのだが、
私はその前日「音楽」を読み終わったばかりであり、その前に「仮面の告白」を読み、
いわば、三島の華麗な美学に魅了されていた時だから、そのショックは本当に大きかった。」
 
そして、こんなことも書いてました。
 
「三島の文章は絢爛たる色に満ち溢れていて、それが何より魅力である。
毒々しいばかりの色である。美が、あたかも、地獄を思わせる悪で満ちていて、
すごいなあと思わせる。」
 

 

当時は、

独断と偏見の自分の考えを
エラソーに書いていて、
独りよがりの評論家気取り丸出し。
 
今、読むと、恥ずかしいことこの上ないのですが、、、、
 

 

 

 

多分、同じ本を今、読み返してみたら、

全く違う感想になると思う。
 
特に大好きだった「禁色」とか「午後の曳航」とか、
 
また読んでみようかと思います。
 
 
そういえば、
大好きな向井万起男さんが、
三島で一番好きなのは「美しい星」
と書いてらして、
その時から、「美しい星」読まなくちゃ、
って思っているんだけど、
これにも、まだ到達してなくて。。。
 
 
過去に読んだ三島本、
全て売り払ってしまったので、
(同じ頃夢中だった森茉莉さんの本とか、他の作家の本は結構とってあるのに、
彼のは一冊もない、というのは、やはり、思い入れがなかったのか、
自殺したという重いイメージに引きずられてしまったのか、、、)
 
 
アマゾンに注文するところから、
 
また始めてみましょうか。
 
 
きっと、今読むと、
 
全く違う、印象が生まれるはず。
 
 
50年前の赤裸々な記憶は彼方に消えて、
 
クラシックの文豪、としての
まっさらな気持ちで、
再び三島文学と出会えたら、
 
 
これは、とても、
 
 
素晴らしい再会になると思ってます。。。
 
 
 
 
 
 
そういえば、
「午後の曳航」は、イギリスで映画化されてましたね〜〜〜
これは、リアルタイムで観ました。
サラ・マイルズが全盛期の頃だったと思います。。
 
 
懐かしい〜笑い泣き笑い泣き笑い泣き