「シカゴ7裁判」 | 映画とネコと、私の好きなもの。

「シカゴ7裁判」

 

 

昨日から配信されたこの映画。

 

実は、先週から映画館でも公開されている。

 

 

 

 

 

 

このトレーラーを見ていただければ、大体のストーリーは掴めると思うが、

 

時は1968年。

 

 

シカゴで行われた、ベトナム戦争反対の大規模デモで警官隊と衝突。

その際に逮捕された7人(正確には8人)の裁判を描いた、

実話ストーリー。

 

 

これが、

 

まあ、

歴史は繰り返す、

ではないが、

本当に、今のアメリカを彷彿とさせる、

危険な空気が蔓延。

 

 

不当逮捕、黒人差別、

保守派の暗躍。

良識派の陪審員が外され、

正義とは裏腹の判事が

我がもの顔に権力を行使する。

 

 

こうした実態を、

「ソーシャルネットワーク」

「マネーボール」の脚本を書いた

アーロン・ソーキンが

脚本を書き、今回は監督も担当。

 

 

企画がスタートした時は、

スピルバーグが監督する予定だったとか。

実際、

ネットフリック映画ではあるが、

ドリームワークスも製作に参加している。

 

 

こういう映画が、

 

今、分断の危機にあるアメリカから、

湧き上がってくることに、

やはり大きな意味があると思う。

 

 
この映画も、
 
実際には、
全員、刑期を言い渡されるのだけど、
 
エンディングの、
 
民主主義アメリカを喝采するような終わり方は、
本当に素晴らしく、
 
やっぱり、
こういう映画を作らせると、
アメリカって上手いなあ、って、
なんか、鳥肌立つ思いだった。
 
 
 
 
とにかく、役者がみんな、素晴らしいの。
 
 
 
 
 
トム・ヘイデン役に、エディ・レッドメイン、
 
アビー・ホフマン役の、サシャ・バロン・コーエン、
 
被告団の弁護人、クンスラーを演じたマーク・ライランス。
私には、「ブリッジ・オブ・スパイ」以来だが、
最初は、え、この人で大丈夫?
ていう、不安要素を見せるんだけど、
裁判が進むに従って、
どんどん人間味が出てきて、
本当に素晴らしい演技を見せてくれる。
 
 
そして、
若き検事を演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットもなかなか。
敵方ではあるけど、
ラストの行動が、
ちょっとあっぱれで、
嬉しくなった。
 
 
このほか、
「グレイテスト・ショーマン」の
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世が、
ボビー・シール役で、強烈な存在感を見せ、
 
 
「ファーゴ」以来、ずっとお気に入りの、
ジョン・キャロル・リンチも、イイし。
 
 
さらに、
マイケル・キートンが
意外に美味しい役どころでちょいと登場。
 
 
そして、憎らしい判事を憎々しく演じるのは、
大ベテラン、フランク・ランジェラ。
 
 
 
久しぶりに、アメリカ映画の醍醐味を堪能!
 
エンディングに、
 
 
今後への希望を感じさせてくれて、
 
 
まだ、信じられるアメリカがある、
 
 
と、大いに感動したのだった〜
 

 
 
この作品が、
 
 
今のアメリカの政権に警鐘を鳴らしていることは
一目瞭然。
 
 
デモでも叫ばれる
 
「世界が見ている」
 
という言葉は、
 
そのまま、
 
今のアメリカに向けたものだ。
 
 
 
 
 
 
さあ、
 
実際の大統領選挙は、
 
どうなることでしょうね。。。。。
 
 
 
 
 
ところでーーーーー
 
ちょいとトリビアですが(スイマセン、トリビア好きなんで爆  笑
 
 
トム・ヘイデンという名前を聞いて、
 
え、ちょっと待って〜、となったのは、
 
多分、私ぐらいの年代の方々ね。
 
ヘイデン氏は、
ベトナム反戦のリーダーとして、
日本でも、その名は聞こえていたが、
 
それ以上に、
ジェーン・フォンダと結婚した相手、
 
ということで、
 
ずっと記憶されていたのですよ。
 
 
 
 
 
ジェーンはロジェ・ヴァディムと別れてから、
ベトナム反戦運動にのめり込み、
それで知り合ったヘイデンと再婚。
 
ヘイデンは、この映画にもエンディングのテロップに出てくるように、
カリフォルニア州議会の議員になるが、
それは、ジェーンと結婚した後のこと。
 
 
確かジェーンが「帰郷」でアカデミー主演女優賞を受賞した際、
ヘイデンが授賞式に出席していたの、
写真で見た記憶がある。
 
 
彼らは、1990年に離婚。
その後、ジェーンはテッド・ターナーと結婚(後にまた離婚)
今なお、元気で健在。
 
でも、
ヘイデンは、今から4年前に亡くなっている。
 
 
ま、映画には、
直接関係ない話ですけど、
 
私には、
 
そういう意味で、
 
トム・ヘイデンの名前が思いがけず、懐かしかった、
 
というわけでした。。。
 
 
 
ネットフリックスの秀作映画、
 
ぜひ、見てくださいね。
 
 
 
(それにしても、ネトフリ映画は公開されてもパンフが作られない、という寂しさよ。
映画もドラマも、もっとちゃんとした公式サイト、作って欲しいです。
特に、ドラマも映画も、相関図は絶対欲しい、
ウチの会社では、某クライアントの韓流ドラマの相関図を長年作っているので、
ご依頼頂ければ、マジで作りますよ〜、、爆  笑爆  笑爆  笑