7日間映画チャレンジ、その6「エルビス・オン・ステージ」 | 映画とネコと、私の好きなもの。

7日間映画チャレンジ、その6「エルビス・オン・ステージ」

●6日目「エルビス・オン・ステージ」(1970)
 
 
「ブルー・ハワイ」(1961)を皮切りに、音楽映画&ミュージカルは私の大好きなジャンルとなりました!
「ウエストサイド物語」は、丸の内ピカデリーで公開されていた一年半の間に9回も通ったほど。
 
エルビス映画は、アン=マーグレットと共演した「ラスベガス万才」もサイコーでした。
でも、それ以降は脚本がどうにも酷すぎて、
合間に彼の歌を挿入するだけのつまらない映画ばっかり。
 
それで、もう忘れかけていたら、この映画です。
ようやく、エルビスのエンターテイナーとしての真価が世界に発信されたのです!
もう、これはちょっとした事件どころではありません!
本当に驚いたし嬉しかったし、エルビスってこういう天才だったのか〜って、
一気に熱狂度がアガったのは言うまでもありません!
 
どの劇場で観たのかうろ覚えだけど、あまりに興奮して夢中になり、2回行きました。
2回目の時、前の方に座っていたイカしたお姐さんが、
「ポークサラダアニー」の
「“ポーク”バン、 “サラダ”ババン」、ていうところで、
タイミングばっちりに手拍子を合わせてて、
それがめちゃくちゃカッコいいと思ったことも覚えています。
 
歌はどれも素晴らしくて、サントラ、未だによく聴いていますが、
「I Just Can't Help Believin'」「Mary in the Morning」なんか、百万回聴いても飽きない。
確実に私の人生で一番好きなシンガー。
あまりに思い入れが入りすぎて、彼もまた他人と思えない。
で、なぜかいつも泣けるんですね。。。
でも、このサントラ、一番好きな「ポークサラダアニー」「スイートキャロライン」が入ってないのだけが、
ちょっとガッカリ(権利問題でしょうか)。
 
この映画は、アメリカ人たちがいかにエルビスを愛していたか、
その熱い想いが全編から伝わってくると同時に、
エルビス自身が女性ファンの間を回って彼らにキスしまくるなど、
彼が自分のファンたちを心から愛しているのがわかります。
歌にも感動するけど、彼のそういう行動に、
うわっ、ここまでやっちゃうんだって、驚きと共に圧倒される(コロナの今なら、完全に感染)。
 
ステージを観に来た、当時の大スター、ケイリー・グラントやサミー・デイビスJr.などの顔が見えるのも嬉しい。
 
さらに、ステージが始まる数分前からエルビス自身がマジで緊張している様子が出てきて、
彼ほどのスーパースターでもステージの前は緊張してアガってしまうのかと、
そういう人間くさいエルビスが隠すことなく捉えられているのも、この作品の素晴らしさです。
 
この映画のエルビスは全盛期の姿で、以降、何回も全米公演をこなしつつも過食症となってブクブクと太り、
77年に急死したのはご存知の通り。
 
彼を支配していたトム・パーカー大佐との確執も有名ですが、トム・ハンクスが大佐を演じるバズ・ラーマン監督の音楽映画はどこまで企画が進行しているのかな。
是非、実現して欲しいです!