「ジョーカー」観ました。。。。。
超サプライズヒット中のこの映画。
観てきました。
実は、3連休の最後の日に観たんだけど、
もう、あまりに疲れて、
へとへとになって、
とても、すぐにはここに上げられず。。。。。
気持ちの整理、というかね、
なんか、冷静にならないと、何も書けない気がしたんで。。。
この映画は、
最近のDC作品に興味のない私にとっては、
ほぼノーマークだったのだが、
ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞受賞、と聞いてから、
ふ〜ん、そうなんだあ、と思い、
さらに、ちまたで騒然たる話題になっているというので、
やっぱり、観ないといけないかも、
と思い始めて、
それで、行ってきたわけですが、
都心でもないのに、ほぼ満席!
で、ーーー
眠くなる間もなく、
限りなく、重くて、辛くて、
あまりに痛々しすぎて、、、
見終わったら、ほんとに疲労困憊。
エンディングのシナトラの歌声がなかったら、
座席で気を失っていたかもだった。
この映画って、
観ている個人がそれまでどんな人生を送ってきたかで、
受け止め方がまるで違うように思う。
ジョーカー自身に自分を重ねる人間も多いと思うし、
全部でなくても、
思い当たる部分、共感できる部分のある人も多いと思う。
逆に、
自分の人生はこれよりマシでよかった、というような、
癒し材料になる人もいるかもしれない。
しかし、
私みたいに70年近く生きてくると、
うん、わかるけど、と思いつつ、
なんか、もう重いヤツはいいかな、、、
という、拒絶反応も多分にあるし、
極端なことを言ってしまうと、
メンタルがおかしい人間の妄想を映画にしただけじゃないか!?
と思ったりもするわけですね。
あとは、
あの映画の後ろに見え隠れする、
「タクシー・ドライバー」であったり、
「キング・オブ・コメディ」であったり、
ティム・バートン版「バットマン」を思い出したり、
あれま、チャップリンまで出てきたのか、
とか、
そういう映画好きのハートをくすぐる部分には、
私も激しく反応して、
興味深かったけど。
特に、ジミー・デュランテ
(でか鼻で有名だった!「ジャンボ」「おかしなおかしなおかしな世界」とか観た記憶あり)
が歌う「スマイル」の何て素晴らしいこと!
この「スマイル」は、「モダンタイムス」のテーマ音楽で、
それにチャプリンが作詞した曲をデュランテが歌っている。
ジョーカーの生き様とまさに対照的な
歌の美しさ。
ここにも人生のアイロニーが浮かび上がってくる。
それで、ホアキン・フェニックスである。
この映画は、ホアキンのための映画、とひと言で断言できるよね。
それぐらい、彼が圧巻で、
私もホアキンに圧倒されまくって、
それで疲れきった。
ホアキン以外の役者だったら、
もう少し濃度は薄まっていたかもしれないけど、
彼以外の役者など、到底思い浮かばない。
冒頭の笑いの発作から、
もうやられます。
それって、すご〜い、拒絶感、
というか、不快感、でもあって、
ああ、イヤだ、イヤだと思いながらも観てしまうという、
嫌いなのに惹き付けられる、
そういう、ワケわからんが、とにかく、凄い。
2時間2分、脳みそを鷲掴みされた感覚!
思えば、ホアキンって、
昔から、濃すぎて、私は苦手だった。
でも、意外に観てて、
「スペースキャンプ」
「バックマン家の人々」
「誘う女」
「秘密の絆」
「Uターン」
「8mm」
「グラディエーター」
「クイルズ」
「裏切り者」
「戦争のはじめかた」
「サイン」
「ヴィレッジ」
「炎のメモリアル」
「ホテル・ルワンダ」
「ウォーク・ザ・ライン」
「ザ・マスター」
年がいくほど、
なんか、濃厚すぎる、重すぎるキャラについていけない。
「ザ・マスター」は、ものの数分で見始めたことを後悔した。
でも、家には、
「ウォーク・ザ・ライン」「バックマン家の人々」のDVDがあるので、
私の中に巣食ったホアキンアレルギーを払拭したくて、
ここ数日は、
それらをベンジャミン・バトン式に遡り旅で観ていた。
それで、ようやくアレルギーが収まってきた感じ。
「ウォーク・ザ・ライン」のホアキンは、
ジョニー・キャッシュに扮して、歌も全部自分で歌っている。
リース・ウィザースプーンはこのジューン・カーター役でオスカーに輝いた。
ホアキンも候補に上がったが、「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマンに敗れた。
この作品でのホアキンは、
もともとジョニー・キャッシュも濃いキャラのカントリーシンガーで
そこが合致して、逆にそれが魅力になっているので、
このホアキン、私はけっこう好き。
わざわざDVDを買ったぐらいですからね。
「バックマン家の人々」
このホアキンは、まだリーフ・フェニックスという名前の子役だった。
このフェニックス一家は、
リバー、サマー、レイン、と自然を象徴した名前ばかりで、
生まれも育ちも、
普通一般とはかけ離れていたことはよく知られている。
「バックマン〜」は、スティーブ・マーティン以下、ダイアン・ウィースト、
キアヌ・リーブス、ジェイソン・ロバーズ、メアリー・スティンバージェン、トム・ハルス等、
豪華役者が勢揃いしたファミリー映画で、
ホアキンはダイアン・ウィーストの息子で、マーサ・プリンプトンの弟役。
この時の彼は、ほんとに可愛いし、キレイだった!
ただ、当時もう15歳に近いのだが、背丈は低くて、
多分、この作品の後に急激に成長したんだと思う。
6年後、ホアキン名になって、「誘う女」に登場したときは、
「バックマン家」での雰囲気はまるでなく、
エキセントリックな若者としての印象が強烈だった!
そんなわけで、
ここ1週間ほど、ホアキン漬けになってた私ですが、
ジョーカー疲れも続いていて、
次にすぐ観たい映画がなくて、ね。。。
ついでに、
「バットマン」だけんど、
ティム・バートンの最初の作品が最高傑作だというのが、私個人の意見です。
オープニングから、度肝抜く斬新さで、
ダニー・エルフマンの音楽もサイコーだったし、
マイケル・キートンのセクシーなブルース・ウェイン、
ジャック・ニコルソンのキョーレツすぎるジョーカー、
あれに勝るものはないと思う。
なので、
ヒース・レジャー版ジョーカーにはさほど惹かれないのだが、
何故か家に、ヒース版のブルーレイがあるので(従弟からもらったんだっけ)
次は、これでも再見してみましょうかね。
ホアキン・ジョーカーの後で、
何か新しい発見があるかもしれないし。。。。



