「アイ、トーニャ」
面白い。
このトーニャ・ハーディング事件はよく憶えている。
彼女がトリプルアクセルを決めたとき、
あの瞬間が彼女の絶頂だったのね。
あのときは、とても可愛かった。
でも、その後に、
恐ろしい事件の主人公になってしまった、トーニャ。
トーニャが襲撃したと言われた
ナンシー・ケリガンの上品な美貌も印象に残っている。
そんなわけで、
とても興味があったけど、
あのマーゴット・ロビーが、
その美しさをかなぐり捨てて、
トーニャに、
さらに言ってしまえば、
ホワイトトラッシュに成りきっているところが凄い。
カラダも、
小太り系のトーニャに似せて、
大分、お肉をつけてます。
トーニャがどのように育って、
ああいう事件を招いたか、
回想形式で描かれて、
非常にテンポもよくて、
当時のヒットナンバーなども軽快に流れ、
特に後半は、
ちょっとスコセッシぽさを感じてしまった。
トーニャは、鬼のような母親に育てられた。
というか、
「育てた」とは言えない。
どころか、完全に支配下に置き、
「母性愛」は全くゼロ。
そんな母親を怪演して、
オスカーの助演女優賞を獲得した
アリソン・ジャニーもお見事でした。
(最後に本物も出てくるけど、まあ、そっくりに演じてたのね!)
アリソン、私の好きな女優さん。
「めぐりあう時間たち」で、
メリル・ストリープの同性愛の恋人を演じたときも、
とてもステキだったし、
「ジュノ」のジュノの継母役も、
と〜てもあたたかくて、素晴らしかった!
↓
世界中で有名になったシーンも再現されてます。
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こちら、実物です。
トーニャの人生を通して、
アメリカが抱える格差問題も浮き彫りされてくる。
とても意義深い作品なので、
観る価値は大です!
*しかし、トーニャ自身、こんなことがあって、
その後の人生はもう終わったのでは?
と我々普通人は考えてしまうけど、
この映画公開後に、
エレン・デジェネレスショーなどにも顔を見せてて、
ちゃんと強かに生きてます。





