犬養道子さんは、私の中で、永遠に「みっちゃん」です。
犬養道子さんが、亡くなりました。
「花々と星々と」、
「ある歴史の娘」で、
その少女時代、娘時代の鮮明な生きざまに触れ、
その独特の世界観に魅了され、
私の青春時代の生き方に大きな影響を与えてくれた方。
(過去ブログ http://ameblo.jp/ericfigaro/entry-11009044964.html)
その他、
「お嬢さん放浪記」
「ラインの河辺」
「セーヌ左岸で」
なども読んでいますが、
やはり、私の中では、
彼女は、永遠に「みっちゃん」なのです。
文学を志した、おおらかな父、明るい母、
そしてちょっと能天気な白樺派の仲間たちと、
純粋この上ない、極上の生活を謳歌していた東中野のひところ。
まだ、政治に暗雲立ちこめる前の、
限りなくピュアで、平和で、明るいその空間で、
のびのびと育っていった「みっちゃん」
それが後半になると、
日本という国に異変が生じ、
それが、みっちゃんの家庭を大きく変えていってしまう。
そんな中で、
聡明な少女は、ただ恐れているのではない。
ちゃんと、大人たちを確かな目で見つめ、
正確な分析力で観察し、そして思考している。
それらすべてが記録された「花々と星々と」
その続編の「ある歴史の娘」
今までかなりの年数を生きてきましたが、
何年に1度か、
ふっと思い出したようにひもときたくなる本です。
後年、世界平和のために尽力された強い意志、
主に海外で生活されていたと思いますが、
その強靭な精神力にも、ただただ尊敬を覚えます。
ご冥福をお祈りいたします。
R.I.P.
