「クリード」を観て、「ロッキー」愛が炸裂! | 映画とネコと、私の好きなもの。

「クリード」を観て、「ロッキー」愛が炸裂!

ずっと観たかった「クリード」

ようやくDVDにて鑑賞。

予告編で泣いたけど、

ハイ、本編でも、やられた〜。

以下、ネタバレありです。





もう、クリードの息子アドニスが
「you tube」の画像をでっかいテレビ画面に映して、
父の動きに合わせて、自分がシャドウボクシングするシーンから、
ぼろ泣き〜

大体、ロッキーのいつもの起承転結を踏襲してるので、

ストーリーは読める。

それでも、爽快感は少しもそこなわれることなく。

やはり、ロッキーシリーズは不滅だ。


当初、ちょっと意外だったのが、

アドニスがリッチに育ったことですかね。

最初こそ施設にいて、ワルガキなんだけど、

そこにクリードの未亡人がやってきて、
夫と愛人の間の息子なのに、
彼を引き取るの。

それにしても、アポロって
あんなに大富豪だったんだっけ?
とその辺りの記憶がもう曖昧で。。。

しかも、クリードの息子アドニス役の
マイケル・B・ジョーダンが、

とにかく彼が美しくてカッコよすぎて〜


(これ、映画のキャプチャではないですが)


ビジュアル的には申し分ないのだが、

ボクサーに最も必要な

ハングリー精神は欠落。

ただ、父親の幻影を背負って、

やはりなるべくしてなったボクサーへの道、ていう感じかな。

昼は、豪華なオフィスで仕事のデキる男として過ごし、

夜な夜な、アマチュアのボクシング試合に出ては自分だめし。

そんな彼がついに自分の道を極めるため、

母親の反対を押し切って、

ロッキーを頼り、
フィラデルフィアまでやってくるというわけ。

ロッキーがね、というか、
スタローンがね、

もう、ほんっとにイイ!

いや、ほんとに後光がさしてます!



やっぱり、そこは、

あの最初の「ロッキー」(1976)が燦然と輝いてるわけで、

あそこから始まったロッキーの歴史があるので、

もうファンにはすべてが溜まらないのね。

今は亡きエイドリアン、ミッキーの存在も、
老いたロッキーの中にずっと生き続けているのがわかるし、

ゴロツキだった若きロッキーが、

すべてを達観したオールドガイとなり、

あのアポロの遺児を目の前に、

もう1度、夢に向かって二人三脚で歩む。



何かにつけて過去の面影がちらついて、

今までの歴史を知っているファンにはもう何重もの感慨よ。

今やミッキーに代わる、老トレーナーとなって。。。

↓こちら、ミッキー(バージェス・メレディス)、なつかしや。



ところでーー

「クリード」を観たら、また「ロッキー」をおさらいしたくなり、

この3連休の最初の日に鑑賞!

で、改めて思ったのは、

ああ、こんなに名作だったんだ、

ということね。

「ロッキー」伝説はあまりにも有名で、

当時、三流役者だったスタローンが

モハメド・アリと誰かの試合を観て触発され、

たった3日でシナリオを書き上げ、

それを売り込んだときに、

自分が主役じゃないとやらない、と彼は言ったんですよね。

シナリオの完成度に惚れて、

ライアン・オニールだの、レッドフォードなど、

当時売れていたイケメン俳優らが候補に上がる中で、

彼は強引に自分を売り込んだ、

そう言われてる。

で、ふたを開けてみれば大成功!

無名のスタローンだったからこそ出せた

あのリアリティと、

全編に貫かれる、人間味あふれる感動。

映画はアカデミー賞作品賞、監督賞、編集賞に輝いた。
(惜しいことに、スタローンは主演男優賞がもらえなかった)


今回、鑑賞するのが何回目になるのか忘れたけど、

本当に素晴らしい名作なんだ、

と感動を新たにしたわ〜

特に、ロッキーがテーマ曲をバックに

フィラデルフィアの町中を走るシーン、

最後にフィラデルフィア美術館前の長い階段を駆け上がっていく場面は、

映画史に輝く屈指の名シーンよね!





それでもって、

ボクサーの特訓で
チキンを追わせるシーンとか、

ミッキーがロッキーに

「女は脚にくる」

と言うのも、実は1作目にあったんですね。

(完全に忘れてたわ。。。)

それを
「クリード」では、

老ロッキーがアドニスに同じことをさせ、
同じことを忠告するって、

いやあ、

もう感慨無量で、たまらん。(>_<)

この機会に
シリーズをもう1度、順番を追って見直して、

また「クリード」を観なきゃ、

と、熱い思いに駆られたのでした。。。。


で、話は戻って

「クリード」のラストシーンなんだけど、

ここがまた泣ける。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

階段シーンはちゃんとあった。

でも、今回は、
ロッキーがさっそうと駆け上がっていくんじゃないの。
アドニスに伴われて、
ゆっくりと、途中で、もう行けない、みたいなつぶやきもあって、

ようやく、てっぺんまで上がっていく。。。。。

大病をして、という設定でもあるが、

かなり身につまされる、というか。

ロッキーもこうやって老いていくのね、

ということがね、

ちょっと悲しくなるんだけど。

そんな彼に手を貸すアドニス

ようやく上まで上った2人が市街地を見下ろす

このラストシーンは、

ロッキーのそれまでの人生だけでなく、

観ている私たちも、
それまでの歳月の来し方をじっくりと振り返る、

そんな想いに駆られる、深い感動シーンになっていた。




それにしても、

「ロッキー」シリーズがなぜ偉大かというと、

やはり、人間って弱いものだ、
ということを包み隠さずに描いていて、
それでも、自分の夢、自分がやりたいことに挑戦する、
背を向けずに挑んでいく、
そんなひたむきな人間の姿が、
私たちを元気づけてくれるんだな、と思います。



↓オマケ映像は、
アドニスとロッキー(「2」から)のRUNよ!
いつ見ても、何回見ても、最高のカタルシスをもたらしてくれて、
実に爽快な気分になれますよ〜!o(^-^)o









追記)
★アドニスという名前ですが、父アポロがギリシャ神話の太陽神を表していたのに対して、
こっちは、アフロディーテに愛された美しい少年の名前だったんですね。
う〜ん、なんか象徴的だわ〜

★スタローンがこれでアカデミー賞助演男優賞にノミネートされながら、またも逃してしまったことに関して言及するのを忘れ。。。。
いや、これで取れなかったら、もうチャンスないよね。
今年のオスカーは、スタローンが受賞していたらスタンディングオベーションで喝采を受け、オスカー史の新たな名場面になっていたはずで、返す返すも残念です。。。。