最近見たDVDなど。

「国際市場で逢いましょう」
ファン・ジョンミン、キム・ユンジン、オ・ダルス、ユンホ等が出演。
1,410万人を超える動員を記録! 韓国映画史に金字塔を打ち立てた感動叙事詩
家族のために懸命に生きてきた、父の背中がそこにはあった――
↑
これが売りのコピーですね。
いや、号泣です。。。。。
ファン・ジョンミンは本当に上手い役者。
ヤクザのようなやさぐれ者から、
人間味あふれる大統領まで
何とも役柄の振幅が激しく、
どんな役を演じても、
そこに真実味を持たせてしまう。
そんな彼だから、
家族を守るために、
朝鮮戦争やベトナム戦争などに従軍し、
必死で生きる韓国人の男に成りきっていて、
その彼の背景に、
韓国の庶民の歴史が並行して描かれ、
ときには有名人なんかも通り過ぎて、
ドラマが進んでいく。
主人公の境遇は違えど、
ちょっと「フォレスト・ガンプ」のような作り方、と言ってもいいかも。
これは、
韓国の人たちには溜まらないストーリーで
涙のツボだったに違いない。
特に、
朝鮮戦争の頃に、朝鮮の中で生別れになった人々が多数いて、
戦後、その家族を捜すテレビ番組があったなんて、
日本人には知らなかったことです。
あの生き別れた家族と巡り会うシーンは、
もう、ファン・ジョンミンの慟哭の名演技とともに、
観る側も嗚咽しそうになる涙の場面ですよ。。。。。

「ラブ&マーシー」
こちらは一転して、
アメリカはビーチボーイズの
ブライアン・ウィルソンのおはなし。
これがね、
若い頃を
ポール・ダノが
年とってからは
ジョン・キューザックが演じていて、
これもまた、
数ある実録ものと同じく、
実に興味深く、
面白く、進んでいく。
ま、ビーチーボーイズといえば、
明るいカリフォルニアサウンドが
まずはファーストイメージですが、
あのリーダーのブライアンが、
意外に暗い感じの男だな、というのを、
私は
ウチにある
↓のDVDを見たときに感じたのですね。

この中で、
あの有名な「GOD ONLY KNOWS」なんかも歌っているんだけど、
ええっ、この人が、あのビーチボーイズの人?
と、イメージのギャップに驚いたのですよ。
振り返ってみれば、
このパーティの2002年は、
一時、スランプにあった彼が再び活動を開始して、
少しづつ調子を上げていた頃。
映画では、
天才少年ながら実の父からの支配から抜け出せない若い頃と、
精神科医に心身ともにマインドコントロールされていた中年以降が
過去と現在を行ったり来たりしながら描かれている。
辛い時期に知り合って結婚したメリンダとのふれ合いが
この映画の核にもなっているけど、
彼女に支えられて、
ブライアンが再起していくプロセスを
もう少し詳しく、長く描いてもよかったのでは、
という点がちょっと惜しいかな。
さらに言うと、
ジョン・キューザックが学究肌には見えるけど、
ミュージシャンに見えない、
というところがね、
ちょっと惜しい部分でもあった。
ポール・ダノが演じている若い頃のドラマは
とても見応えがあったわ。
このポール・ダノって
かなりクセ者役者ですよね。
私は、彼を初めて見たのは、
あの「リトル・ミス・サンシャイン」で、
あの、何とも独特のおにいちゃんをサイコーの存在感で演じていて、
あれ1作で彼の凄さは、いやでも証明されたんだけど、
その後に見た
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
でも、恐ろしいアクターだということを
まざまざと立証してみせた。
大体、
彼は好感度高い役でなく、
むしろ、嫌われるような、
気持悪い役柄を
好んで演じる人なので、
今後の動きも要注意であるとともに、
いつまでも気になる役者、
という感じですね。
↓
コチラ、当時のブライアン(右)と彼を演じるポール・ダノ(左)
この成りきりぶりに脱帽!((>д<))
