最近、観た映画のこと。 | 映画とネコと、私の好きなもの。

最近、観た映画のこと。


(以下、ネタバレもあります故、ご注意!)



「オデッセイ」


先週末、鑑賞。

けっこう期待して行ったわりには、ビミョー。

とにかく、ビミョー。

ウチの会社でも、若い子たちが多勢観に行っているけど、

みんな、同じ感想です。

けど、ちまたの評価は、何故か高いんですね。


ディスコ音楽ネタのジョークがしつこすぎるのと、

クライマックスになって、

あの国が出てきちゃうことなど、

かなり、興ざめしてしまったので。


ただ、
マット・デイモンは、イイです。

トム・ハンクスの後を継ぐのは、マットじゃないか、

という予感すらするぐらい。

要は、たった独りのサバイバル、というドラマを

観客にそっぽを向かれずについてこさせる、

その芸当ができるのは、

やはり、人間的な度量とかを感じさせてくれる人じゃないと無理で、

極端なはなし、これが、ベン・アフレックじゃ、

火星に一人取り残されても、

地球の人たちが助けよう!という気になるか、というと、

そこ、ビミョーでしょ?
(いや、ベンアフは私、大好きですよ。でも、役どころ的に、やっぱり無理でしょ!)

かつて、私たちが
「キャストアウェイ」
「キャプテンフィリップス」
といった孤軍奮闘ストーリーで
トム・ハンクスにエールを送ったように、

この映画のマットを応援したくなる、というわけ。

言ってしまえば、それ以上のものは、

残念ながら、無かったですけどね。。。。




もう、1作、コチラ↓



本日、観てきました。

これはね、エレベーターなしの5階のアパートに住む年配の夫婦が、

先の事を考えて、引っ越そうかと、

そこから始まる物語なんだけど、

私自身、

エレベーターなしの4階に住んでいるので、

もうひと事じゃない、気になるドラマなの。

映画と私の違いは、

こっちは、一人暮らし、というところですけどね。。。。f^_^;


ただ、この老夫婦、

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが演じているんだけど、

結婚して40年以上、当時は人種差別も厳しく、

また、子供にも恵まれなかったり、

といった、2人の関係が、

若い頃の回想シーンを織り交ぜながら展開していくので、

順風満帆ばかりじゃなかった、

という夫婦の歴史がきちんと描かれていて、

そこが、より深い真実味をもたらして

なかなか、爽やかで感動的な仕上がりになってます。

NYの風景や、

多分、絶対にお顔をいじっていない、
大大大好きなダイアン・キートンが、
いつもながらオシャレでステキで、

リラックスして楽しめる1作ですよ~(*^ー^)ノ