「大地の子」 | 映画とネコと、私の好きなもの。

「大地の子」




今、NHKBSで「大地の子」、再放送してるんですね。

この作品、

小説を読んだのは一体いつだったか。

大好きな山崎豊子さんの作品の中でも、

ベストワンと言えるもので、

読み手の魂に訴えかけてくる、

ほんとに凄いとしか言いようのない作品。

でも、私、

テレビドラマ化のことは、けっこううかつで、知らず。

本放送のときも、観てなかったのです。

1995年の放送というから、

仕事で単に忙しかったのか、

あまり記憶が定かではないけど。。。


まあ、とにかく、

先日、偶然、ちょっとだけ観て、

今日は第6話「日本」を全編、鑑賞。

一心を演じている上川隆也、
父親の仲代達矢をはじめ、

今はもう亡くなってしまった名優の皆さんも大挙出演。

今日の回は、

記憶を失っていた一心が、
仕事で日本にやってきて、
富士山を眺めたり、民謡を聞いたりして、
少しづつ記憶の断片が甦ってくる、という部分。

原作を読んでいたときのことが思い出されて、

いやあ、涙が止まらない。


戦争で引き裂かれた家族愛の切なさ、

その現実の酷さに、打ちのめされ、

理不尽な思いや、怒りや、辛さ、悲しさ、

あらゆる感情が湧き出てきて、

冷静でいられなくなる。


今日、観た回だけでも、慟哭寸前。

どんな理由であれ、「戦争」はしてはならない、ということを、

小説という枠を超えて訴えかけてくる。


日本人ならば、
絶対に1度は読むべき作品だ、ということを、

今日、改めて感じました。