ベニシアさんの四季の庭

昨日、仕事の後、シネスイッチ銀座にて7時の回を見て来ました。
思っていたよりも遥かに素晴らしい出来!
今までNHKの番組「猫のしっぽカエルの手」では、
彼女の優雅なガーデニングライフを主に追っていたわけだけど、
ここでは、そこでは描かれていなかった彼女の本当の人生がぐっと掘り下げられる。
ええっ、こんなことまで、ここで言ちゃっていいの?
というぐらい、
多分、相当の覚悟で
この映画作りに臨んだであろうと想像できるのであるが、
人生の山あり谷ありを、
穏やかな笑顔と口調でしゃべられるとね、
もう、なんか、
彼女に後光がさしてるみたいにすら思えてくるの。
彼女はあくまでも
いつもと同じで自然体、
気張ることなく、いつも同じ。
しかし、これが実に凄いことかって、
人生60年も生きてくれば、わかりますよね?

1950年生まれ、寅年、と
彼女自身の口から語られるナレーションも
実に温かくて心地よく、深みがあってね。
テレビのときは別の人のナレーションがあって、
それもいいんだけど、
この映画では、
全編のナレーションを彼女が担当してて、
そのナレーションのテンポと
映像+音楽だけのシーンとが
上手く融合しあっているの。
映画レビューで
「眠くなった」という意見があったので、
私もちょっとそんな気で行ったのだが、
いやいや、眠くなるどころか、
全編、覚醒!( ゚ ▽ ゚ ;)
もう、一瞬も見逃せないぐらい。。。。。
もちろん、すべての映像が新作ではなくて、
あの番組で紹介された映像も流れるけど、
それで退屈することもなく。
むしろ、ここまで暴露された彼女の人生に
もう、スリルすら感じた私です。。。。。
英国の貴族に生まれ、
何度も離婚再婚を繰り返した母との確執、
英国を飛び出し、
インドから日本へと辿り着き、
鹿児島、東京、そして京都へーー
最初の結婚、13年後の離婚
シングルマザーとしての日々
今の夫となる正さんと初めてデートした頃のこと
後に彼から手ひどい裏切りをされながらも、
彼を赦して、全面的に受け入れたこと
娘ジュリーさんの病気のこと
そして、生死をさまよった夫の大怪我。
もう、それはそれは大変な人生だったと思う。
でも、その間にも
彼女は英会話学校を経営し、
大原で庭作りに精を出し、
ハーブの勉強もきちんとしていて
ときどき、神々しいまでの笑顔を見せる彼女だけど、
その裏には、苦しみを乗り越えてきた人生があったからなのね。
最後の方に、
ベニシアのもう1人の息子さんも登場。
彼の雰囲気がまた、とてもいいのよ。。。。
それにしても、
女性は強い!
この映画は、
ベニシアさんからたくさんの勇気と愛をもらえます!
元気になれること請け合い!
Everything happens for reasons.
