涙、涙の勘九郎襲名公演。。。。。 | 映画とネコと、私の好きなもの。

涙、涙の勘九郎襲名公演。。。。。

行って参りました、勘九郎襲名披露公演、夜の部。


新橋演舞場。にぎわってました!

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1番目の演目は、「鈴ケ森」。
2年ぶりの勘三郎、白井権八役。幡随院長兵衛を演じたのは、吉右衛門。
これは、見せ場も色々あって、役者にとってもやり甲斐のあるお芝居だと思うけど、私は、もう少しくだけた勘三郎にやっぱり会いたい。
「松浦の太鼓」の殿様とか、「魚屋宗五郎」とかね。

2番目は「口上」。

もうね、これが泣かせた。。。。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
中村屋の家族、色々ありましたからね。
大体、勘三郎が、「勘九郎チャン」の頃から見てるし、
勘太郎、七之助のことも、小さい頃からテレビでずっと追いかけてきているし、
もう、それが、あんなに立派になって口上に出ているかと思うと、それだけで、涙よ。。。。

片岡仁左衛門さんが、中村屋最古参のお弟子さんで、今年93歳になる小山三さんのことにも触れたり。
(でも、今日の仁左衛門さんは、かなりせりふを噛んでしまい、笑いを誘ってわ)

中村東蔵さんの口上もよかった。
勘九郎に息子が生まれたことが、父・勘三郎の病気のいちばんの薬になったと語ったときは、じ~んと胸が熱くなり。。。。
福助さんも芝翫さんのことにふれ、「父と中村屋のおじさまが客席で見ていると思います」という下りにも涙。。。。

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そして、「春興鏡獅子」。

前半、お小姓の弥生から、後半、獅子の精へ。

勘九郎の若さが、もう圧倒的なパフォーマンスを生み出していた!
正直、ここまで感動して、泣けた鏡獅子、初めてだったわよ。。。。
とにかく、圧巻です!

前半の女形の踊りって、あの、お扇子使って踊るところ、どんな役者さんの見てても、ハラハラするのだが、勘九郎は、そういう不安を感じさせないの。
動きもキビキビしてて、実に気持ちよくて、踊り手としても、完璧な才能ですね。

後見をつとめていたのは、何と七之助!この兄弟愛にも感動だった。。。


そうそう、冒頭で、老女の役で真っ赤なお着物を着て登場した小山三さんに惜しみない拍手!
今まで中村屋に尽くしてきたからこその、勘九郎襲名ならではの、この大役!
これにも感極まったわ。。。

そして、後シテの獅子!
なんとまあ、ダイナミックなんでしょう!
獅子の姿で彼が舞台正面までさっと走り、見栄を切ったとき、もう劇場全体が勘九郎の圧倒的なオーラに完全に包まれた感じだった。
もうあんまり素晴らしくて、震えが来た。
獅子の顔が、ほんと、惚れ惚れするほどイイ顔でした!

毛振りも凄い!若いってやっぱり素晴らしい!
若さと才能がぴったりと融合して、想像を遥かに超えた、みごとな獅子の舞だった!

あんまり圧倒されて、興奮してしまったので、終わった後は、しばし放心状態。。。。。。

でも、まだも1つありました。
「じいさんばあさん」。
これは、三津五郎と福助さんの美しい夫婦愛の、長い歳月の物語。
「鏡獅子」の後なんで、観客の皆さんも、最初、ちょっとノリが悪いような感じだったけど、次第にこの夫婦の悲しいドラマに惹き込まれてこれにも涙、涙が止まらずで。。。。


というわけで、もう涙腺ゆるみっぱなしだった、今夜の歌舞伎。
久しぶりに堪能してきました。

↓オマケ 幕間のお弁当よ!

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↓久しぶりに筋書きも買った。。。。

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