ゴーストライター | 映画とネコと、私の好きなもの。

ゴーストライター

今日は、月一の美容院の後(北青山:もう、40年も同じ人のところに通ってます。。。)
渋谷にて、「ゴーストライター」を鑑賞。

$映画とネコと、私の好きなもの。

ほんと、仕事以外で映画館に行くの、久しぶり。

ロマン・ポランスキー監督、ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナン主演。
ベルリン映画祭銀熊賞ほか、多くの映画賞に輝いているサスペンス話題作とあって、結構期待は高かった。

が、しかし。。。。。

Yahoo映画などを見ても 、かなりの高評価だが。。。。


正直、わたしはビミョーだった。。。。。。

第一、ストーリーの底が浅いの。
主人公、ネットでリサーチしてるだけで色々知った気になって行動するが、あんなレベルでいいのか。
で、そのネットで仕入れた情報を、ある人物に伝えるが、彼は「初めて知った」と驚いてる。
えっ、だって、誰でもネットで仕入れられる情報、アナタが知らないはずないでしょう?と思わずツッコミ入れてしまう。

ラストのどんでん返しのパートも、なんで、ここまでわからなかった?で、今、その場で行動したら、マズイでしょ?って、もうツッコミばっかりである。

でね、この作品、音楽も演出のムードもポランスキーがヒッチコックを意識しているとしかいいようがなく、そこは私は好感持てたのだがーーー
サスペンスフルな旋律、
冬の寒々しい東部の海岸のモノトーンの映像とか、
いかにも何か事件が始まりそうな人物の登場の仕方とかーーー、

で、そこにあら、このおじいさん、イーライ・ウォラックじゃないの、という嬉しいサプライズなんかもあるのだが、

しかし、この映画の致命的欠陥は、ミスキャストってことなのよね。

ユアンがゴーストライターとしてその自叙伝を書く当の本人、イギリスの政治家を演じる
ピアース・ブロスナンの存在感が、

もう、軽っ!軽すぎるぅ~!(x_x;)

$映画とネコと、私の好きなもの。

ごめんね、ピアース、別にあなたを嫌いではないのだけど、やっぱり、アナタには昔の007(※)とか、ティム・バートンの「マーズ・アタック!」とか、そっち系なら文句なしなんだけどね。
(※あくまでも、ダニエル様を知る前ということで!)

でも、ここでの役は、底知れぬ闇の部分を抱えている一国の首相。
カリスマ性と威圧感にあふれてないと、こういう謎の大物という器を演じることはできない。

私が思うに、ジェフリー・ラッシュだったら、サイコーだったと思う。

彼の怖い目で見つめられたら、と思うだけで、この映画の格がぐ~んと上がる気がするもんね。


しかし、ここんところ、心の底からよかった~と思える作品になかなか巡り会えないな。。。。。