「ハリーとトント」と、米谷ふみ子さん
名作映画から名台詞を抜き出すという仕事で、久しぶりに見た「ハリーとトント」。

1974年の作品。
区画整理のためにNYのアパートから強制的に立ち退きを余儀なくされた元教師の男やもめ、ハリーと愛猫トント。
彼らがバスやクルマ、ヒッチハイクなどでアメリカ横断の旅を続け、サンタモニカに辿り着くまでをさまざまな人間ドラマを交えて描き出した、ポール・マザースキー監督の名作中の名作!
見る度に、気持ちが温かくなっていく。
本当の映画とは、こういう作品をさすのだと、改めて思う。
ハリーを演じるアート・カーニーが素晴らしい。映画初主演にして、彼はこれでアカデミー賞主演男優賞に輝いた。
(カーニーは、2003年に85歳でこの世を去ってます。。ていうことは、この映画に主演したのは、たかだか55歳ぐらい。72歳の老け役を違和感なく演じていた!)
そして、トント、この猫が凄いよ!
ハリーにいつも抱かれて、カジノだろうがナイトクラブだろうが入っていっちゃう。
全然、びびらない。
車の中でも運転席の前方、フロントガラスのところに横たわったり、リアウィンドウの上でくつろいだり、と何でもござれ。
御見事!
猫好きには溜まらない映画でもあります(ラストが悲しいけどね。。。)
ハリーの人間性が素晴らしい作品なので、名台詞の宝庫と思っていたが、いざ、抜き出すと難しいもんですね。
この脚本は、マザースキーとジュシュ・グリーンフェルドの共同シナリオ。
このジュシュ氏、あの米谷ふみ子さんのご亭主です。
米谷さんは、文学に詳しい方ならご存知だと思うが、「過越しの祭」で芥川賞を受賞した、米国在住の小説家。ジュシュさんは、このシナリオでオスカー脚本賞にノミネートされ、以来、アカデミー会員になっている。
米谷さんのエッセイ「けったいなアメリカ人」には、夫の交友関係も含めて、アメリカでの生活ぶりが色々綴られていて、本当に面白い。
その中には「ハリーとトント」がオスカー候補になり、授賞式に夫婦で出たことや、アート・カーニーが見事受賞して大喜びした下りもあり、映画好きにも見逃せない書なの。
「ゴッドファーザー」の原作者マリオ・プーゾォや、ヘンリー・ミラーやノーマン・メイラーとの交友も出てきたり、とその幅広い人脈にも驚かされた。
ちなみに、ご夫妻の次男ノアのことを描いた3作のルポルタージュをはじめ、米谷さんの小説、エッセイはほとんど全部読んでます。
凄い女性です。。。。
ハリーとトントの話から米谷さん、ジョシュ氏の方に話がスライドしてしまったが、この映画、実に感動的なので、機会があれば、是非見てください!

1974年の作品。
区画整理のためにNYのアパートから強制的に立ち退きを余儀なくされた元教師の男やもめ、ハリーと愛猫トント。
彼らがバスやクルマ、ヒッチハイクなどでアメリカ横断の旅を続け、サンタモニカに辿り着くまでをさまざまな人間ドラマを交えて描き出した、ポール・マザースキー監督の名作中の名作!
見る度に、気持ちが温かくなっていく。
本当の映画とは、こういう作品をさすのだと、改めて思う。
ハリーを演じるアート・カーニーが素晴らしい。映画初主演にして、彼はこれでアカデミー賞主演男優賞に輝いた。
(カーニーは、2003年に85歳でこの世を去ってます。。ていうことは、この映画に主演したのは、たかだか55歳ぐらい。72歳の老け役を違和感なく演じていた!)
そして、トント、この猫が凄いよ!
ハリーにいつも抱かれて、カジノだろうがナイトクラブだろうが入っていっちゃう。
全然、びびらない。
車の中でも運転席の前方、フロントガラスのところに横たわったり、リアウィンドウの上でくつろいだり、と何でもござれ。
御見事!
猫好きには溜まらない映画でもあります(ラストが悲しいけどね。。。)
ハリーの人間性が素晴らしい作品なので、名台詞の宝庫と思っていたが、いざ、抜き出すと難しいもんですね。
この脚本は、マザースキーとジュシュ・グリーンフェルドの共同シナリオ。
このジュシュ氏、あの米谷ふみ子さんのご亭主です。
米谷さんは、文学に詳しい方ならご存知だと思うが、「過越しの祭」で芥川賞を受賞した、米国在住の小説家。ジュシュさんは、このシナリオでオスカー脚本賞にノミネートされ、以来、アカデミー会員になっている。
米谷さんのエッセイ「けったいなアメリカ人」には、夫の交友関係も含めて、アメリカでの生活ぶりが色々綴られていて、本当に面白い。
その中には「ハリーとトント」がオスカー候補になり、授賞式に夫婦で出たことや、アート・カーニーが見事受賞して大喜びした下りもあり、映画好きにも見逃せない書なの。
「ゴッドファーザー」の原作者マリオ・プーゾォや、ヘンリー・ミラーやノーマン・メイラーとの交友も出てきたり、とその幅広い人脈にも驚かされた。
ちなみに、ご夫妻の次男ノアのことを描いた3作のルポルタージュをはじめ、米谷さんの小説、エッセイはほとんど全部読んでます。
凄い女性です。。。。
ハリーとトントの話から米谷さん、ジョシュ氏の方に話がスライドしてしまったが、この映画、実に感動的なので、機会があれば、是非見てください!