みんな元気 | 映画とネコと、私の好きなもの。

みんな元気

寒いせいか、ずっと腰の調子が悪くて、何とかごまかしながらやってきたが、今朝、ベッドの中でギックリ腰!?(>_<)
まさかよね。寝ててギックリ腰になるなんて、そんな話聞いたことないって。
でも、立ち上がるにも左後方の腰が痛くて、アチャチャ~って感じで、仕方なくおやすみを頂いた。

でも、少しづつ動いているうちに何とか前のめりで歩けるようになった。
時々はメールチェックもして会社とコンタクトとらないといけないし。
で、ツタヤディスカスで届いていたDVDを寝っ転がりながら見ました。

「みんな元気」


あんまりよかったんで、こうして、パソコンの前に座って、UP作業しちゃってます。
ホントは腰によくないんだけど、ちょっと我慢できなくて。。。。(T▽T;)

正直、日曜日に見に行った「ソーシャル・ネットワーク」より100倍よかった。
ああいう血の通ってない(ものに取り憑かれた男たちが交わす)人間ドラマは、やはり60歳を過ぎたオバちゃんにはピンとこないの。
それよりも、このロバート・デ・ニーロ主演のファミリードラマはもうオープニングから涙、涙のてんこ盛りでしたわ。。。。
泣。。。

妻を亡くして一人暮らしとなった老人が、週末に4人の子供たちが訪ねてくるっていうんで、
大張り切りで掃除したり、
バーベキューセットを買い替えたり、
高級ワインからステーキ肉から買い込んで準備に余念がないのだけど、
案の定、子供たちから次々と都合が悪くなったという連絡が入って、週末の計画が泡と消えてしまうの。
で、それではこっちから訪ねていってみんなを驚かしてやろうと、デ・ニーロ親父が出かけていくわけですが。。。。

成功していると思っていた息子たち、娘たちはそれぞれ事情を抱えていて、今まで父として知らなかった現実に直面するという、いかにもどこの家庭にもありそうなドラマで、もうあまりにリアルで、ホント、ずっと号泣に近かった。

今まで母が生きていた頃は、こういう映画、娘側の視点で見ていたと思うけど、親が亡くなってしまうと、今度は自分が親の立場からも見てしまう。
年老いていく親の哀れさというものが、何とも切実に迫ってきてね、身につまされました。。。

子供は小さいときは親の思うように出来て、誕生日だ、クリスマスだってお祝いごとも家族揃ってできるけど、大人になり、独立してしまうと、うっかり突然訪問できなかったり、気を遣うことが出てくる。
もう親の自由にはならない子供たち、そうなると、親って寂しいもんよね。
そういう雰囲気が、ほんと、よく出ていました。
奇しくも、メイキングでポール・マッカートニー(主題歌を作詞作曲、歌ってます)も同じこと語ってた。あのポールもそんな寂しい思いしてるのかって。。。

で、子供たちを演じているのが、ケート・ベッキンセール、ドリュー・バリモア、サム・ロックウェルという凄いメンバーで、他にもキャサリン・メーニッヒとか、メリッサ・レオとかが出てきます。

これ、実は同名のイタリア映画のハリウッドリメイク。
ジョゼッペ・トゥルナトーレ監督、マルチェロ・マストロヤンニ主演のオリジナルは、なんと残念なことにDVD化されてない。
ずっと前から探していたんだけどね。
で、このハリウッド・リメイクはこんな素晴らしい出来なのに、劇場未公開なの。

そして、この2作の原点になっているのが、小津安二郎監督の名作「東京物語」です。

「EVERYBODY'S FINE」、見てください!