花のれん
山崎豊子の「花のれん」、読み終わった。

「華麗なる一族」「白い巨塔」「沈まぬ太陽」「二つの祖国」「大地の子」「不毛地帯」。。。今まで彼女の作品から感じてきたのは、圧倒的なスケール感と大胆なまでの筆力と構成力。Ⅰ度読み始めたら、なかなか止められない。まさに日本を代表する最高のストーリーテラーだと、私は思っている。
その彼女の初期の作品のひとつ、「花のれん」、これがまた素晴らしかった。
全然、予備知識なく、これで直木賞を受賞したぐらいしか知らなかったのだが、読み始めて間もなく、どことなく懐かしい雰囲気、どこかで見た気がするといったデジャブ感が襲ってきた。
ヒロイン、多加と番頭のガマ口、この名前と彼らの大阪弁のやりとり、、、そうか、ネットで調べて合点がいった。
これは、その昔、私が毎週楽しみにしていたNHKの「横堀川」(1966~1967)の原作だったんだわ!
「横堀川」は、この「花のれん」と山崎氏の処女作「暖簾」と、もう1作「ぼんち」を合わせて作ったドラマだったのか、と今さら発見。と、知ったら、もう、多加は南田洋子、ガマ口は藤岡琢也しかなく、私の頭の中では、彼らが自然に動き出して、しゃべっている。
この作品は、吉本興行を起こした吉本せいという人がモデルになっている。
ダメ亭主を支えながら、借金地獄から逃れるために寄席の経営に乗り出した女性の細腕サクセスストーリー。商売の場での大阪弁のやわらかい口調が何とも気持ちよい。
それは江戸弁の粋でさっぱりとした気持ちよさとは全く違うけど、キツいこと言っても、それと聞こえない大阪弁独特の妙味と心地よさを、作者は最大限に表現している。
皆さんも、ぜひ1度読んでみなはれ。
この後は是非とも「暖簾」を買って、読むとしようか。

「華麗なる一族」「白い巨塔」「沈まぬ太陽」「二つの祖国」「大地の子」「不毛地帯」。。。今まで彼女の作品から感じてきたのは、圧倒的なスケール感と大胆なまでの筆力と構成力。Ⅰ度読み始めたら、なかなか止められない。まさに日本を代表する最高のストーリーテラーだと、私は思っている。
その彼女の初期の作品のひとつ、「花のれん」、これがまた素晴らしかった。
全然、予備知識なく、これで直木賞を受賞したぐらいしか知らなかったのだが、読み始めて間もなく、どことなく懐かしい雰囲気、どこかで見た気がするといったデジャブ感が襲ってきた。
ヒロイン、多加と番頭のガマ口、この名前と彼らの大阪弁のやりとり、、、そうか、ネットで調べて合点がいった。
これは、その昔、私が毎週楽しみにしていたNHKの「横堀川」(1966~1967)の原作だったんだわ!
「横堀川」は、この「花のれん」と山崎氏の処女作「暖簾」と、もう1作「ぼんち」を合わせて作ったドラマだったのか、と今さら発見。と、知ったら、もう、多加は南田洋子、ガマ口は藤岡琢也しかなく、私の頭の中では、彼らが自然に動き出して、しゃべっている。
この作品は、吉本興行を起こした吉本せいという人がモデルになっている。
ダメ亭主を支えながら、借金地獄から逃れるために寄席の経営に乗り出した女性の細腕サクセスストーリー。商売の場での大阪弁のやわらかい口調が何とも気持ちよい。
それは江戸弁の粋でさっぱりとした気持ちよさとは全く違うけど、キツいこと言っても、それと聞こえない大阪弁独特の妙味と心地よさを、作者は最大限に表現している。
皆さんも、ぜひ1度読んでみなはれ。
この後は是非とも「暖簾」を買って、読むとしようか。