まず始めに。
私がここオーストラリアに初来豪したのが1995年の22才の時であった。
物心ついた時には既に海外へ何度も行った経験がある人は別だが、自分が貯めたお金で日本を生まれて始めて出る時の興奮は体験した人なら誰でも理解できるだろう。
私は出発の前日の夜布団に入ってから「ああ、明後日の朝には異国の地での生活が始まるのだなぁ。」なんてちょっぴりドキドキしながら眠れなかったのを覚えている。
初の海外オーストラリアは、何においても新鮮であり、驚きでもあった。勘違いも沢山したし、英語嫌いな私を更に英語嫌いにさせる事もあった。でも日本ではできない体験も出来た。が、しかし文化の違いから、大笑いの方が多い日々でもあった。
語学学校へ通い始めて1週間程経った頃、駅で先生に遭遇。慣れない英語で必死で会話の受け答えをし、先生は私に「See you later.」と言った。私はその時頭の中で、「また後でね。」と訳していたので、先生に「No, See you tomorrow.」とtomorrowの部分を強調した。先生は何度もこの意味を説明してくれようとしたが、ついに私に理解出来ず、互いに頭をひねりながら別れた。
後日、これが挨拶の一つで、別れる時に使う一般用語だということが分かり赤面。でも私は日本人。これからももっと勘違いをする筈。と開き直ったが、その後それだけでは済まない事件も起こってくる。
