耳の後ろから首筋にかけての火傷と応急処置と自炊飯
4日前の火曜日お昼近く。
油の入った台の下に
敷かれていた
汚れた古いダンボールを
新しいダンボールと交換したくて
抜き取ろうとした拍子に
台がぐらっと微妙に動いた時
上のステンレスのタブに入っていた
180度の油が波打って跳ねて
しゃがんで台の足を掴んでいた私の
右耳の後ろから首筋にかけてと
鎖骨真ん中あたりと、右腕に
パシャっとかかってしまった!
自分のバカ~!と心で叫び
一瞬皮膚が溶けたか?な感じがして
急いでペーパータオルを濡らし
耳から腕まで拭い、
ビニール袋に氷を入れて
患部を冷やしまくっていた。
腕も水道の水を流し当てながら
耳と首周りを同時に氷で冷やしていたら
クリーナーのバビィがいつものように通りかかって
「おはよう~!今日は調子どう?」と笑顔で登場。
私がアイスを患部に当てている姿を見て
状況を把握してから
直ぐにどこからかアイスパッドを持って来てくれた。
仕事上、ちょこっとした火傷はよくするけれど
油がこんなに体にかかった火傷は初めてである。
その後、運良く学校のメンテナンス担当の責任者がやって来て
アイスパッドをあてがっている私を見て
「火傷したのか?ちょっと見せて!」と患部をチェック。
「げ、こりゃ酷い!」と言いながら
直ぐにセキュリティを呼び、なんだか大事に発展。
鏡もなくて、いったいどのくらい火傷が酷いのかも
さっぱり分からない私は、とりあえず
氷を当てていりゃ大丈夫だと思いながら
接客をしていたが
責任者とセキュリティのアドバイス通りに
最終的に一旦店を閉めて
ファーストエイドルーム(応急処置室)へ
向かうことに。
セキュリティ2人と責任者の3人に付き添われて
処置室へと移動している間
この様子を見かけたスタッフや生徒達は、
きっと「いったいericcoに何があったのだ?」と
思うであろうし、
まるで何か悪さをして連行されているようにも
見えそうなこの光景に、
アイスパッドを当てながら
痛いのにもかかわらず、
フフフ…とニヤついてしまった。
(あたしゃ、変態か?)
本館のCafeの隣に
処置室があるので
あらかじめ責任者が
私のボスに事情を説明してくれていたが
実際戻ると、
丁度忙しいランチタイムだったこともあって
ボスはバタバタしながら
「かならず医者に診てもらいなさいよ~!!
こっちは気にしないで、まずはそっちの心配するように。」
と言いながら、仕事に戻って行った。
処置室に入り、
セキュリティが救急バッグから塗り薬を取り出し
患部に丁寧に塗ってくれた。
これがその時に塗って貰ったジェル。
この時、首筋の火傷を
まじまじと見たセキュリティが
救急車を呼ぼうとしたが
歩けるし大丈夫だと言って断ったところへ
別の女性スタッフが登場。
ファーストエイドの資格を持っている彼女は
慣れた手付きで耳後ろから首にかけて
応急用のミニボトルの液体を何本も
ジャバジャバかけてくれた。
が、液体をかけるのを止めると
直ぐに痛みとシミるのが襲って来て
涙が勝手に滲んできた。
液体を20分ほどかけ続けて
ジェルをたっぷり塗った後は
自分の荷物だけ取りに戻って
そのまま早退をし、帰宅途中何度か痛みが
戻って来たので、車運転駐車場用の時の為にと
貰った使い切りジェルを
信号待ちの時に塗り塗り。
このジェル、携帯しておくのにも
とても便利だし、直ぐにクールダウンし
快適に運転出来た。
帰宅後は、アドバイスに従って
今度は水シャワーで患部を冷やし続けた。
そして再びジェルを塗ったくってから
息子のアンジをピックアップした後は
そのまま薬局へ滑り込み
Pharmacist(薬剤師)のいるカウンターへ。
首をひょいと見せると共に
状況を一瞬で把握した彼は、
直ぐに塗り薬を出してくれた。
それがこちら。
このジェルは12時間くらい効いたので
さすがPharmacistのおすすめ!
夜はパナドールを服用し、再びジェルを塗り就寝。
そして朝のシャワー。
これがかなり奥底に沁みて、
軽い悲鳴が上がった。
翌日の朝は、ぬるめのシャワーを浴びても
痛みは襲って来ることなく、ホッとした。
が、定期的に沁みる&痛いが同時に
戻ってくるので、
ばい菌が入らない為にも
ジェルはしばらく手放せず。
そして今に至る。