福島原発事故について、「事故は収束した」と政府が発表した。
応急処置であるステップ1、本格的処置としてのステップ2が完了した。
3月15日の爆発から今日までかけて、未知の事故をやっとのことで抑える事ができたのだ。
ここから次の「解体」の段階に進むことが出来る。
まだ事故は続いていたのか、という単純な感想を抱いた。
ここまで時間がかかるのは、未知の科学に手を出す事の危険性を示している。
もともと原子力エネルギーは、研究が完了している分野ではない。
とはいっても世界中で、安いコストで多くのエネルギーを取り出す事が出来る便利なものとして研究が活発になっていたことは間違いない。
こうして世の中の需要が高まり、安全性や廃棄物処理について完全に調べ尽くされる前に実用化してしまったのだ。
放射線が人体に与える影響、災害時の耐性、安全性など、あらゆることが解明されていない分野。
今回の震災と事故の後、政府や東電の主張が右往左往し、専門家の間でも議論が分かれていることからも、これは自明のことである。
今日の記事でも、東電の幹部が「未知の分野で作業計画通りに進む事はほとんどなかった」と話している。
未知のものを使い方も知らずに使ってしまった。
さらに使い方を誤って、取り返しのつかない被害を出してしまった。
子供がおもちゃで誤った使い方をするのとは訳が違う。
被害が尋常ではないのだ。
それも予想できていたはずなのに、と今さら嘆いても遅い。
今回の事故は、原子力発電を許容してきた日本全体の責任だと思う。
今後も手探りの作業が続いていく。
日本全体で真摯に取り組むべき試練ではないだろうか。
原発自体の見直しというレベルから日本の電力がどうあるべきか国民全員で議論していく必要がある。
(読売1面)
応急処置であるステップ1、本格的処置としてのステップ2が完了した。
3月15日の爆発から今日までかけて、未知の事故をやっとのことで抑える事ができたのだ。
ここから次の「解体」の段階に進むことが出来る。
まだ事故は続いていたのか、という単純な感想を抱いた。
ここまで時間がかかるのは、未知の科学に手を出す事の危険性を示している。
もともと原子力エネルギーは、研究が完了している分野ではない。
とはいっても世界中で、安いコストで多くのエネルギーを取り出す事が出来る便利なものとして研究が活発になっていたことは間違いない。
こうして世の中の需要が高まり、安全性や廃棄物処理について完全に調べ尽くされる前に実用化してしまったのだ。
放射線が人体に与える影響、災害時の耐性、安全性など、あらゆることが解明されていない分野。
今回の震災と事故の後、政府や東電の主張が右往左往し、専門家の間でも議論が分かれていることからも、これは自明のことである。
今日の記事でも、東電の幹部が「未知の分野で作業計画通りに進む事はほとんどなかった」と話している。
未知のものを使い方も知らずに使ってしまった。
さらに使い方を誤って、取り返しのつかない被害を出してしまった。
子供がおもちゃで誤った使い方をするのとは訳が違う。
被害が尋常ではないのだ。
それも予想できていたはずなのに、と今さら嘆いても遅い。
今回の事故は、原子力発電を許容してきた日本全体の責任だと思う。
今後も手探りの作業が続いていく。
日本全体で真摯に取り組むべき試練ではないだろうか。
原発自体の見直しというレベルから日本の電力がどうあるべきか国民全員で議論していく必要がある。
(読売1面)