こんにちは。ニューヨークのエリカです。

 

 

 

 

ニューヨーク 水曜日 19℃ 雨

 

 

 

暖かい日が続くと、季節を勘違いしそうになりますが

ショップはクリスマスモードが高まってきました。

 

見ているだけで気分が上がります♪



さて、今日は「後輩の育成」に関するご相談への公開お返事です。

先輩の立場にある方、後輩の立場にある方

みんなのご参考になれば幸いです。



エリカさんは後輩から、「指示がわかりにくい、答えを教えてほしい」などと言われたことはありませんか…?

私は先日後輩である年配女性からそのように言われました…。

自分ではよかれと思って言っていたことも相手にとっては不愉快に受け取られてしまうのですね。


エリカさんが日本で働いていた頃

 

後輩に指示をする時に気をつけていたことなどがあれば教えてください。

 

 

 

私の社会人スタートは皆さんと同じく日本です。

 

新卒で大企業に就職し、転職を2回したのちキャリアの舞台をアメリカに移した

 

OLからの叩ぎ上げです。



会社は社員教育に力を入れていて

仕事への心得といったものも、しっかり学びました。

・分からないことは聞く

・理解できるまで質問する

・知らないことは恥ずべきことではない

など、研修や実務の中で学びと経験を重ね

 

人事部で社員教育や管理職研修に携わる職務経験もあります。

 

 

 

自分が先輩の立場になり、気をつけていたことは

 

先輩ずらしないことです。



先輩は決して偉い立場なのではなく

入社が早い=経験があるだけですよね。

なので私の立ち位置は「先輩」というよりも、「経験のあるチームメンバー」といったものでした。

 

自分で言うと滑稽ですが、すごくいい先輩だったと思います。



後輩に「指示がわかりにくい」と言われた経験はありません。

それは決して私が上手に指示できていたからではなく
 

大切なポイントを押さえていたからなんです。



(後輩が)もし分からない、理解できないのであれば

何がどう分からないのかを聞ける状態が常にあり

指示したことが理解できているかをその場で(両者)確認することを大切にしていたからです。


先輩の役割は、その後ちゃんと理解できているかフォローしてあげることですよね。

後輩の役割は、自分でやってみながら間違っていないか確認してもらうことです。

この連携が取れていれば、仕事はスムースに進み両者の関係も円満です。



ご相談の内容からすると

後輩の方のスタンスに問題があると感じます。

 

もし自分の指示が分かりにくいと後輩が言うのなら

 

本人が理解できるまで質問を重ねさせるのがいいです。



自分の指示の仕方に問題があるのかを考えるよりも

自分に非があるかのように言わせてしまう状況になっていることが

問題だと考えることが大切です。

でなければ、理解度の低い後輩はみな「教え方が悪いからだ」と言い出します。



先輩の役割は教えることではなく

チームでいい仕事をするために後輩が育つ環境を作ることです。

先輩は先生ではないこと、ここはしっかり自分が理解しなくてはなりません。

 

ここを勘違いすると悩みは深まる一方です。



ということで

先輩としての自分の伝え方の技術を(密かに)磨くことも大切ですが

後輩に「指示が分からない」と大ざっぱに言わせるのではなく

なにがどう分からないのか

どこまで理解しているのか

 

分からないと言えるほど「何をした(どんな行動をとった)」のかを本人の口から言わせることです。

そして、本当に理解しているかフォローしてあげながら、引っ張っていくことがいいと思います!



後輩の言葉、「答えを教えて欲しい」のシチュエーションが分からないので、ズレているかもしれませんが

答えは自分で知見を深めて見つけるものです。

時間がかかっても、経験しながら学び取ってもらうのが1番ですね。



また今や誰にとっても生き残るのが厳しい時代です。

自分に変わる人は1分もあれば見つかります。

受け身の姿勢を変えない限り、バッサリ切り落とされる時代です。

後輩の方は自分が伸びるチャンスを棒にし

受け身の姿勢は失職にもつながる危機感が無いようですね。
 

こればかりは自分で気づかない限りどうすることもできません。

もし、このブログをお読みの方で、自分はこの後輩に似ている!!と感じる節があったら

危機的状況を自分でつくっていることに気づき、今すぐ改善していきましょう!!

 

 

 

先輩は先生ではない。

会社は学校ではない。

職場は仲良しクラブではない。

 

 

 

生き残るためには、疑問を残さない仕事を

 

前のめりになるくらいの姿勢ですすめて丁度いいです!

 

 

 

先輩の立場の方では

いちいち後輩の言葉や態度に心を揺れ動かしたりせず

不愉快に思われようが、不愉快な顔をされようが

 

そんなことは仕事とは関係のないことですから、スルーできる器を育てていきましょうね。

 

人の顔色は見ない。

 

するべきことは仕事。

 

あなた(後輩)を引っ張ってあげるけれど、ぶら下がる姿勢なら手を放します!くらいの意気込みでね!

 

 

 

次の本が12月15日(火)に発売になります。

 

テーマはお金。

 

ビジネスに関係することもたくさん出てきますので、楽しみにしててくださいね。

新刊情報、少しづつアップしていきたいと思います。



いつもありがとうございます。

 

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