こんにちは。
一気に気温があがりはじめ、早くも今年初そうめんを食べてしまいました^^;
美容料理家 松野エリカです。
色々アレンジができる食材なので、大人になってからのほうが好きになりました。
最近友人や色々な場所に出向いて、○○が悩みなんだけど何を食べたらいいの?という質問をとても多く頂くので、何をどのように食べたら良いか判断の基準となる基礎のお話をしようかと思います。
体の内側から美しくあるために、知っておくととても役立つお話のひとつ「陰陽」についてです。
私はこれをマクロビオティックを学んだ際に知りました。
知っておくと、今自分は何を食べたら良いのか?という疑問を素早く解決してくれます。
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私たちの体には「陰(広がっていく力、緩める力)、陽(内に入っていく力、引き締める力)」が働いています。
体だけではなく、そもそも自然界はこの陰と陽が働くことでバランスを保っているのです。
簡単にいうと、プラスとマイナスといったイメージでしょうか。
今日はまずはじめに陰性のお話を。
*陰性の大きな特徴
広がる、上昇する、柔らかい、水分が多い、緩める、冷える、植物性
たとえば、常夏の場所で高く伸びて育つ木や春夏に食べたくなる葉野菜は、上へ伸びたり広がったりして育ちます。
水分も多く柔らかいものが多い。これらは陰性と考えます。
また、ストレスが溜まり甘いものが欲しくなった経験がある方はいませんか?
そんな時、お菓子を食べると一気にリラックスしますよね。
これは白いお砂糖が陰性、つまりは緩める力を持っているからリラックスできるのです。
その他にも食べ物でいうと、アルコール・香辛料・コーヒー・ハーブ・油・乳製品(ヨーグルト、牛乳、アイスなど液体になるもの)、添加物、お薬も陰性の分類となります。
なんとなくおわかりでしょうか。体がリラックスする力があるものです。
季節で例えると気温が下がる秋冬が陰性、その反対に暖かくなる春夏を陽性と考えます。
女性男性でいうと、女性が陰性、男性が陽性。(女性の方が筋肉量が少なくしなやかな体、男性は筋肉質でガチっと硬い体ですよね)
寒い地方では味付けが濃いものやお肉屋お魚を多く食べ、常夏の国では甘い味付けや香辛料の効いたものが多い。
また、寒い地方、寒い季節に育ったものは体を温め、暑い地方、暑い季節に育ったものは体の熱を下げる作用があります。
では、次回はその反対の陽性についてお話します。
お楽しみに~♪