テーさんのスミレカフェー -61ページ目

テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

島田市議会 がれき受け入れ5千トン目指

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120315-OYT1T00417.htm

(要約)

静岡県島田市の桜井勝郎市長は15日、岩手県山田、大槌町のがれきについて「東北の痛みを分かち合うため、可能な限り早い時期に本格受け入れをしたい」と表明した。同市は年間5000トンの受け入れを目指す。

市の試験焼却の結果では、溶融で生じた焼却灰の放射性セシウムは1キロ・グラムあたり64ベクレルで、国が最終処分場に埋め立て処理できるとしている同8000ベクレル以下を大幅に下回った。溶融後の排ガスなどのセシウムは「不検出」(検出限界値未満)だった。


桜井市長は産廃業者の元社長さん。

桜井資源株式会社

http://nttbj.itp.ne.jp/0547376138/index.html


いやいや、人の真心を色眼鏡で見てはいけない。

真心にウソは無いはず。


島田市廃プラ訴訟

http://www.peeep.us/642ed339

http://plaza.across.or.jp/~fujimori/shimada.html


ウソは無いはず!!


まあ市長の背後関係はいいです。こんなもん誰が見ても怪しいに決まってますから。


島田市が主張する安全性はどうでしょうか。

試験焼却の資料を見てみましょう。


試験溶融に伴う放射能濃度他測定結果一覧

http://www.city.shimada.shizuoka.jp/mpsdata/web/7576/kekkaichiran.pdf
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測定機器は次の2種。

ゲルマニウム半導体検出器(キャンベラジャパン株式会社製)

日立アロカメディカルTCS-172B シンチレーションサーベイメーターNal(TI)


キャンベラジャパン株式会社

http://www.canberra.com/jp/products/detector_germanium.asp

日立アロカメディカルTCS-172B

http://www.hitachi-aloka.co.jp/products/data/radiation-002-TCS-171172


それぞれの会社のページを見ると、γ線しか測れない機械なのが

判ります。

特に日立のサーベイメーター。
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これって、細野さんと桜井市長がカメラの前で使ってた奴ですね。


テーさんのスミレカフェー

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当然、これで測れるのはγ線だけ。

α・β線を測る為には、他のもっと複雑な検査が必要です。

次のページにα・β線の検査方法が紹介されています。

福井分析管理室

http://page.freett.com/kabiya/8th_Stage/007/109/109.htm


では、今回の事故で放出された放射性核種は?


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以前アエラが報じた表。


セシウムが桁違いに多いとはいえ、他の核種だってすごい。


プルトニウムは重くて飛ばないと言った人がいましたね。

実際は飛んでた訳ですが、それでもセシウムよりは重いのは確か。

ですがそれも、広域処理で運ばれる事になります。


島田市は手始めに5000トンを処理する予定。

試験焼却の表では、ガレキは平均16bq/kgの濃度。


γ線だけ。それも一部のサンプルだけの計測。

ガレキの汚染は均一ではありません。


その上で、最大限好意的に見ても島田市は

16×1000×5000で8000万ベクレルを、どんな形で

あれ引き受ける訳です。


僕には自殺行為にしか思えません。


皆さん市長の名前をよく記憶しておきましょう。

桜井勝郎市長ですよ。


ところで、こういう測定の不備はガレキだけではない。

当然、安全派が根拠にする汚染マップそのものが、同じ意味でまったく

信頼できないという事です。


最初からおかしいんですよ。





今日も色々ありました。


千葉と茨城で震度5の地震。


安全委が大飯原発の1次評価を了承。


もんじゅで機器トラブル。


外に目を向ければアフガンでもシリアでも南スーダンでも、

凄惨な殺しが行われ。


一時も。じっとしてない世界。




ちょっと個人的な話を。


ガレキの広域処理について、何人かに聞く機会があったんですが。


①広域処理に賛成?反対? → 「賛成。」


②ガレキの焼却で内部被曝は心配? → 「心配。」


③政府の情報は信頼出来る? → 「出来る訳ない。」


④東電や政府は色々隠してる? → 「隠してる。」


⑤もう一回聞くけど、広域処理に賛成? → 「賛成。」


僕の周囲の友人たちも、試しに街中で聞いてみたお兄さんも、

全員が基本的に同じ答えでした。


人には様々な考え方も、僕が知らない事情もあるだろうけど。


何べん考えてもよく判りません。


どうして⑤の結論が出るのか。


親しい人の言葉を理解出来ないのは、寂しい事ですね。







東大の研究グループが、この一年間における東京都民の食事からの内部被曝量を推計したそうです。


都民の内部被曝、年間限度下回る (朝日)

http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201203120424.html

“都民が受けた放射線量”試算 (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120312/k10013664001000.html

ベンゼンより高影響=内部被ばく推計、東京の発がんリスク-東大 (時事通信)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012031200782


朝日の記事では

全身の内部被曝

乳児=48マイクロシーベルト(0・048ミリシーベルト)

幼児=42マイクロシーベルト(0・042ミリシーベルト)

成人=18マイクロシーベルト(0・018ミリシーベルト)


甲状腺の内部被曝

乳児=1140マイクロシーベルト(1・14ミリシーベルト)

幼児=970マイクロシーベルト(0・97ミリシーベルト)

成人=280マイクロシーベルト(0・28ミリシーベルト)


「甲状腺の被曝線量を全身の線量に換算すると25分の1になる」ため、

全身の内部被曝量が出せるとしている。


「自然界にある放射性カリウムによる推計内部被曝線量の年約130~220マイクロシーベルトより少なかった」とも。


朝日以外は甲状腺の数値は出してませんね。

乳児で1・14mSvって、僕にはすごい怖い数字に思えるのですが。


東京の方には非常に済まないですが、これで安心するのは無理です。


●ベクレルが示されていない

●昨年3月21日以前の被曝量が不明(朝日の記事では触れている)

●呼吸からの内部被曝が含まれていない(NHKの動画では菅谷昭市長が指摘)


ベクレル→シーベルトの換算はICRPとECRRで評価が異なるし、蓄積する部位によって異なるものに「全身の内部被曝量」を示す意味が無い。


せめてベクレルで示してくれたら良かったんですが、これでは何の基準にも出来ないです。


よく判らない調査だと思います。


あと、カリウム云々も意味無いです。上乗せ分なんで。


こういう書き方いいかげん腹が立ちます。




いちいち空気をチェックするみたいで、気が咎めますが。


僕は昨日、来日中のシンディ・ローパーさんの発言を記事にしました。

http://ameblo.jp/eric6859/entry-11187969173.html

http://ameblo.jp/eric6859/entry-11188030386.html


ガレキを使い堤防を造るという、彼女のアイデア(というか心情)について、

とてもすばらしいと感じたからです。


twitter等でも同様の見方をする人がいたらしいですが、

今日の報道で「被災地の物を買って支援を」というシンディの発言が出た事から、「広域処理反対にシンディの誠意を利用する放射脳たち」

といった受け取り方をする人もいたようです。

http://ceron.jp/url/www3.nhk.or.jp/news/html/20120312/k10013663001000.html


正直あまり掘り下げる話題でもない気がしますが、自分が書いたことなので考えてみます。



主な報道を見てみましょう。


シンディ・ローパーさん“買って支援を” (NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120312/k10013663001000.html

シンディ、海外プレスに被災地の現状を報告 (日テレ)

http://news24.jp/entertainment/news/1621841.html

シンディ・ローパー、「日本を忘れないで」 世界に呼びかけ (AFP通信)

http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2864928/8633684?ctm_campaign=txt_topics



「福島をはじめ被災地は孤立している。被災地の商業や経済を活性化することが大切で、福島など被災地で生産された物を皆さんで積極的に買うようにしましょう」 (NHK)



「どうせ買い物をするなら、被災地から買って。お店も開いているし、消費することで経済を活性して、復興の手助けをしてください。」 (日テレ)



「(被災地の人びとを)孤立させたり、切り捨てたりしてはダメ。放射能の問題があるかもしれないけれど、誰かと握手してハグするだけで放射能を浴びたりなんかしないでしょう。立ち直るための唯一の方法は、彼らを受け入れること」 (AFP通信)



たしかに、購入する事での支援を訴えています。AFPの記事では、放射能汚染についてもコメントしているようです。



少々自分がうかつだった事を認めざるを得ません。

シンディの真意(ややこしいな)を勝手にイメージしてた部分がありました。



なのですが、僕はシンディ・ローパーに会ったとしたら、やっぱり

「その支援の仕方は違いますよ」

と伝えると思います。



余りにも当たり前の話ですが、人の真心は尊い。

広域処理に賛成する人々も、買って支援を主張する人々も、

それに反対する僕らも、真心は同じく尊い。



その上で、間違っていると思う事には反対します。

きちんとした土壌調査も無く安全だと述べる事にも。

事故前の100倍のセシウムを含んだ食品を子供に食べさせる事にも。

γ線核種しか測らず、全量検査も無く、ベクレル表示もしない態勢のまま食品を流通させる事にも。



だからと言って当然、僕の中でシンディの評価が下がるなどありません。



むしろ気になったのは、NHKの書き方です。



福島をはじめ被災地は孤立している。被災地の商業や経済を活性化することが大切で、福島など被災地で生産された物を皆さんで積極的に買うようにしましょう」



相当切り貼りした感があります。少なくとも同じ記事に付いてる動画では、「hukushima」という単語は聞き取れなかったのですが。

「福島のお酒を買って」とも言っていたらしいので、大筋では合ってるんでしょうが、どうも微妙なニュアンスの違和感があります。

会見のまとまった動画が出れば、ちょっと検証してみようと思います。



ともあれ、みんなシンディ・ローパーが好きみたいですね。

彼女もかなりの親日派だそうですが、さもありなん。

僕は80年代つながりかな、とか思ってます。日本がその後の不況も知らず、アメリカもまた湾岸戦争や9・11を知らなかった頃。

中流階級という言葉が当たり前だった時代。

今となっては夢みたいですが、80年代の申し子みたいなシンディと、あの時代に培われた友情が生きているのを見ると、嬉しいですねえ。









河野太郎氏が新しいQ&A書いてます。


前回は「安全性」メインでしたが、今回は「妥当性」に絞って答えてます。


よっぽど反論が多かったんでしょうか。


震災がれき Q&A その2

http://www.taro.org/2012/03/post-1171.php


今回は少しやっかいですね。


●Q:なぜ、被災地に焼却場を建設しないのか?

  A:「焼却炉を被災地に建てます、建ててます!」


宮城県内に24箇所、仮設焼却炉が建設予定。

答えとしては別に間違ってません。

問題はどっちにせよ一般ゴミ用の焼却炉という所です。

100歩譲ってバグフィルターでセシウムを吸着出来るとしても、その分排水に出る。

ガレキに含まれるセシウム総量は変わらないので当然です。

一般炉で焼いてはダメなんですよ。

あとバグフィルターの破損事故も、結構起きてます。

http://www.ko1.org/shisei/seisou-p/bug.pdf

http://www.kouzaseisou-kanagawa.jp/jiko_houkoku/20071031_jiko_houkoku.pdf

http://www.city.kaga.ishikawa.jp/file/fget.php?pb=79/1831.pdf



●Q:なぜ、全部現地処理しないのか?

  A:「被災地の復興を10年で行うため、ガレキは三年で処理せねばならない。」


一日でも早い復興を、という意見は多分誰が見ても正しいので厄介です。

ただ、逆に言えば復興計画を少し長く取れば、広域処理の必要性は無くなる訳ですね。

三年にこだわらなければ、安全性も雇用も踏まえた現地処理が可能です。



●Q:現地で処理して雇用を増やす方が、復興の為になるのでは?

  A:「ガレキ処理の雇用より、本格的な復興で本格的な雇用を創り出す方が良い。」


これも一見正しそうですが、そもそも本格的な雇用までのつなぎとして

ガレキ処理の雇用を、という話ですからねえ。

結局三年にこだわらなければ、二つの雇用は別に矛盾しません。



●Q:(横浜市議の意見として)発電もできる最新の処理施設を横浜市が発注し、現地で建設から灰の埋立まで携われば支援になるのでは?

  A:「仮設焼却炉は役目が終われば解体し、地権者に土地を戻す。その為、最先端技術よりも、早く建てて早くガレキを処理する事が優先。」


横浜の技術はよく知りませんけど、とにかく何が何でも急ぎたいと。

だから安全性も利権の問題もどこかに飛んじゃうんですね。

結局三年にこだわらなければ(以下略)



●Q:岩手の岩泉町長は現地処理を望んでいるが?

  A:「岩泉のガレキは4万2千トンしかない。陸前高田・気仙沼・石巻ははるかに量が多いので急がないと復興できない。あと火災も心配。」


陸前高田の市長も現地処理派ですよ。

確かに量は多いんですが、結局三年に(以下略)

火災は別問題として対策が必要でしょうね。放射能リスクとどちらが重大かの問題。



●Q:ゼネコンの言い値で落札されていて、現地の雇用にもつながっていないのでは?

  A:「宮城県では全て、県の予測した価格より安く落札。また、地元業者が入ったJVでなければ認められないし、建設に関する発注も地元に出す。」


確かめようがない感じですが、普通に考えて地元業者は下請けのまた

下請け辺りの地位です。

これって除染事業と同じ構図です。



●Q:ガレキを埋めて木を植えて、森林を造っては?

  A:「確かに仙台でそういう計画もあるが、硫化水素の発生などの問題があるので、埋められるのはごく一部。」


シンディと環境総合研が言ってた案ですね。

http://blog.livedoor.jp/aoyama211111/archives/52204773.html

海外で先例もあるんですね。

埋められる分に限ってはベストな方法だと思います。

やれる分はやりましょう。

硫化水素は発生しやすい条件があるので、対策も可能でしょう。

http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/15215.pdf



●Q:ガレキを県外に移動したらお金がかかるのでは?

  A:「コストはかかるが、早い復興の為には必要。」


だから三年から離れろと。


現地に放射性物質を扱える施設を作り、現地で処理。

安全性と雇用の両方を担保できる方法は他に無いです。




皆さんお分かりと思いますが。


河野さんの今回の答えは全部、「放射性物質の危険性」が河野さんの

思ってる通りである事が前提なんですね。

以前の記事で書きましたが、そもそもそこからおかしい。

http://ameblo.jp/eric6859/entry-11159495432.html


屋上屋を重ねる、おかしな話になってます。


どうもこの人、条件次第で再稼動も容認しそうなんですよね。


原子力ムラや再処理には切り込むけど、原発自体は捨ててない。


こういう人でも貴重だったりする今の政治家って、何なんでしょうか。


3/13追加

最後の文章、決めつけが過ぎたので取り消します。


河野氏が現在貴重な政治家の一人である事は間違いなく、


主張の頷ける部分は素直に応援すべきかと。


広域処理についてはダメです。