テーさんのスミレカフェー -2ページ目

テーさんのスミレカフェー

面白いことが大好きで悪いことは許せない
さういふひとに私はなりたひ

前回続き。


朝日の続報が出ました。


東電、調査妨害でウソ上塗り 「真っ暗」自ら切り出す 

http://www.asahi.com/national/update/0210/TKY201302090372.html

東電虚偽説明、経産省が実態調査 元委員は現場保全訴え

http://www.asahi.com/politics/update/0207/TKY201302070353.html

東電社長を参考人招致へ 虚偽説明で衆院予算委

http://www.asahi.com/politics/update/0208/TKY201302080351.html



一番上の記事より。


「虚偽説明」について東電がHPで発表している文書

http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/1224607_2005.html


『その中で、現場の明るさについてご質問があり、「建屋カバー設置後の映像」を「建屋カバー設置前の映像」と誤認して

ご説明したことは事実であり、大変申し訳ございません。ただし、何らかの意図をもって虚偽の報告をしたことはございません。』


実はこれも嘘だったと。


国会事故調の側から話を振ったのでなく、

最初に「真っ暗」の話を切り出したのは東電側だった。


前回、「事故調側も建屋内の明るさについて東電側に尋ねていた」と書きましたが、

誤解を招く書き方でした。


あくまで最初に話を振って来たのは東電側。

会見動画でも、この件に触れてます。


2013/02/07 「東京電力の虚偽説明による事故調査妨害」に関する記者会見 (IWJ)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56653


「2/28に東電が説明に来て、開口一番『真っ暗』と言われて皆びっくりした」

(01:10:35~ 伊藤弁護士・談)


伊藤弁護士は自身のブログでも詳しく経緯を述べられてます。

http://www.shomin-law.com/essayTepcotheliar2.html



東電は開口一番に「真っ暗」を切り出し、

その上で「当日中の判断」をも迫った訳ですね。


テーさんのスミレカフェー



以上が、東電の新たな嘘。


今回の「虚偽説明」について参考人招致も行われるそうですが、

何よりまず説明の録音を全公開して貰いたい所です。


伊藤弁護士のブログによれば、複数の録音データの存在が見込まれるそうです。

http://www.shomin-law.com/essayTepcotheliar.html

『これらの発言について、私は当時大変驚いたのでよく覚えています。録音については、私は国会事故調の調査全体を通じて基本的には質問役で記録担当ではなかったということもあり自分では録音をまったくしなかったので、このときについても録音があるのかどうか明確には覚えていません。しかし、国会事故調の会合等は常時ICレコーダーが数個テーブルに置かれた状態で行われていましたから、録音は、東京電力側も含めて、いくつもあったと思います。




★蛇足



今後再調査が行われるにせよ、

重要な証拠は既に隠滅されている可能性が在りますよね。


その場合、当然「地震で壊れた証拠」は見つからない結果になる訳ですが。

証拠が出て来なかった時、再稼動を世論は認めるんでしょうか。

国会事故調が最初に調査に入ろうとした時と、同じだけの関心を持てるんでしょうか。


今の所、流れを動かせるのは世論以外には無さそうですが。


会見で田中委員は、

東電が行った1号機ICの目視確認のずさんさを指摘しています。



テーさんのスミレカフェー

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現場の切迫した状況は理解しますが。


その上で言えば、アホみたいな会話です。

たぶん誰でも思う。


こんなアホみたいな事実に、アホみたいな嘘が重ねられて、

それを何となく容認するアホになるんでしょうか我々。


とりあえず、それは僕は御免蒙りたいので。

今から心の準備をしときます。











前回続き。


東電が国会事故調に向けて行った説明

「1号機建屋の中は真っ暗である」


この説明を聞いて、僕が疑問だったのは次の2点。


●真っ暗だったら作業員はどうやって作業するのか?

●事故調は照明を持ち込む事は出来なかったのか?


似た疑問を持たれた方も多いんじゃないかと思いますが。


この2点については、国会事故調の田中光彦委員による記者会見で

明快に回答されてました。


2013/02/07 「東京電力の虚偽説明による事故調査妨害」に関する記者会見 (IWJ)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56653


会見内容を書き出そうかと思いましたが、すみません心が折れました。

ムリそうなのでタイムラインだけ書いておきます。



出席  田中三彦氏(元東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員、NPO法人APAST副理事長)
     伊東良徳氏(元東京電力福島原子力発電所事故調査委員会協力調査員、弁護士)


①開始~   田中委員あいさつ

          1号機 概観説明

②04:32~  東電が行った調査ビデオの画像説明

         ビデオについて東電側から受けた説明について

③16:33~  1号機4F調査の必要性について

④23:25~  今後の調査方針について

⑤26:20~  伊藤弁護士から関連説明

         田中委員から補足

⑥32:50~   質疑応答

          質問者・・・フジテレビ・ニコニコ動画・産経新聞・共同通信・木野龍逸氏(フリー)・東京新聞

                NHK・毎日新聞・日本テレビ・読売新聞・ニコニコ動画(2回目)



約1時間と長い動画ですが、ぜひ一度見てみるのをおススメします。

ではさっそく、疑問の回答から。



Q,真っ暗だったら作業員はどうやって作業するのか?


A,田中委員は昨年2/28の東電による説明時に、東電に対し「照明は無いのか?」と尋ねている。

   東電の答えは「照明が付く予定だが、現在は電源喪失の為、照明は無い」だった。

   しかし実際には約5万9000ルーメンの照明が10基、既に使用可能であった。

   また、建屋カバー自体も光の透過率16%あり、普通の作業が可能な状態であった。

   

   (以上、タイムライン②より)


参考に朝日のフォト。

http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY201302060574.html テーさんのスミレカフェー



Q,事故調は照明を持ち込む事は出来なかったのか?


A,事故調でも当然「ライトを貸してもらえるのでしょうね」という話はしていた。

   東電は「貸してもいいですよ」とは言うものの、

   照明について積極的に用意する申し出は無かった。(田中委員・談) 

 

   照明を持っていく事は大前提だった。しかし「見つけた物を記録する」レベルでなく

   「そこで行動する」レベルの話となると照度が不足する。

   また落下事故等が予想されるポイントについて、

   図面上で確認出来ても、事故の為に予期せぬ穴等が存在する可能性を東電は強調した。

   また道案内を付ける事についても、東電は作業員の被曝量を理由に拒否。(伊藤弁護士・談)


  (以上、タイムライン⑥41:45~共同通信質疑部分より)

  

  


以上が回答。


僕は非常に納得出来ました。

重要なのは、東電が「道案内を拒否した」という部分ですね。


そもそも現場任せだし、虚偽説明を行った本店の社員がプラントの中を知る訳は無いですけど。

結局現場の作業員にやらせる訳で。


ただし。

道案内を拒否した根底には、やっぱり「真っ暗である」というウソがあったと。



会見動画で田中委員はかなり苛々している様子に見えました。


東電のウソにも相当立腹されているのでしょうが、それ以上に

調査が遅れる事で証拠隠滅される、もしくは既にされている

恐れが在るのだと思います。



もう少し考えてみたいので、また次回に続きます。








昨年2月に行われた、国会事故調査委員会の現地調査に際し

東電が事故調に嘘の説明をしていた事が判明。


1号機非常用復水器(IC)の調査が見送られた原因が

「東電の嘘」と判明 (`皿´) 


以下、朝日の関連記事。


東電、国会事故調にウソ 「原発内真っ暗」→調査断念 

http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY201302060574.html

「道に迷えば恐ろしい高線量地域に」東電、事故調にウソ 

http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY201302070001.html

東電の虚偽説明、国会事故調元委員が調査要請

http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY201302070081.html


テーさんのスミレカフェー

昨年2/28に東電側が事故調に見せた映像の一部。


ほんのり明るいのは「建屋カバーを掛ける前だから」であり、

「今は真っ暗」だと言うのが東電の説明。


しかし実際は、カバーが掛けられた4日後の映像だった。


さらに、カバー内には照明が設けられており

記事によれば「トヨタ・プリウス40数台分の明るさ」との事。


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結局この「1号機内部は真っ暗である」という部分が嘘だったので、

東電が事故調に伝えた以下の説明も嘘、という事になります。


「道に迷えば高線量地域に出くわしちゃいます」

「迷うと帰り道は判らなくなる」

「精神的にもパニックに陥るみたいなことも含めて相当危険」


非常に悪質ですね。


この虚偽説明の結果、1号機ICの調査が見送られる事になったと。


ちなみに事故調側の記者会見を見てみると、

田中光彦委員が言うには「被曝は覚悟していた」との事。

その上で「暗さによる問題を考慮した結果、ICの調査を断念する事を決めた」そうです。


2013/02/07 「東京電力の虚偽説明による事故調査妨害」に関する記者会見 (IWJ)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56653



さて。

そもそも何故「非常用復水器(IC)」が重要なのか?


以前に書いた記事から抜き出してみます。

http://ameblo.jp/eric6859/entry-11296146020.html


①バックチェックや耐震補強が未了だった→重要な設備が壊れるだけの地震動だったと判断される


②小規模の配管破断でも、10時間程度で炉心溶融の可能性(原子力安全基盤機構の解析による)


③津波到達時間とされている時刻は、沖合1.5kmの記録で原発への到達時刻ではない。

 少なくとも1号機の電源喪失は、津波以外の可能性がある。


④地震発生当時1号機建屋4階にいた作業員数人が出水を目撃している。5階の燃料プールからの

 ものでないとすると、出水元は不明。


⑤1号機のICは自動起動から11分後に運転員が手動停止。理由について、複数の運転員が原子炉圧力の

 低下が速いので配管から冷却水が漏れていないか確認するために止めたと説明している。

 原子炉の温度変化が急にならないよう手動停止したとの東電の説明は合理性を欠く。


⑥主蒸気逃し安全弁について、1号機には記録も無く作動音を聞いた人もいない。

 1号機は地震による小規模の破損の為、作動しなかった可能性がある。



つまり、仮に1号機ICが津波到来前に壊れていたならば「地震で壊れた」事になり、

福一以外の原発の耐震性をも疑う必要が出て来る訳です。


そして作業員の証言や津波の到達時刻など、疑わしい材料は確かに存在した。

だからこそICの調査が重要だったのですね。


でもその調査が「東電の嘘」で見送られていた、という事です。


話を戻して。


東電の説明を聞いて、まず誰もが訝しく感じる点は

「そもそも真っ暗だったらどうやって作業をするのか?」

ではないかと思います。


あるいは「照明を持ち込んだら良いのでは?」とか。


でも、我々が感じる位の事は当然事故調も判っていた筈ですよね。


事故調の会見動画でも当時の遣り取りについて触れてますが、

詳しい遣り取りの中身が非常に気になる所です。


冒頭の朝日の記事では、

「説明」は1時間9分に渡って行われており、実際は「説得」の場であった

との事。(デジタル版では音声の一部が聞けます)


一方東電は、説明の誤りを認めたものの虚偽の意図については否定。

http://www.tepco.co.jp/cc/kanren/1224607_2005.html


実際調査が妨害された訳なので、もはや意図の有無は無関係かと思いますが。


どういった形で説得が為されたかは非常に大事な部分ですね。



次回、もう少しまとめてみます。





6000体以上の使用済み核燃料が貯蔵される「共用プール

現場写真が出ましたので、関連情報など。


核燃料共用プールを事故後初公開…福島第一 (読売)

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130205-OYT1T01350.htm?from=ylist
『東京電力福島第一原発の廃炉に向け、原子炉建屋から取り出した使用済み核燃料を搬入する共用プールが5日、原発事故後初めて、報道陣に公開された。』


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以下引用。


『プールは、4号機近くの専用建屋3階にあり、縦29メートル、横12メートル、深さ11メートル。現在、燃料が収容された約4・5メートルの筒状容器計6377本が整然と並んで沈められている。』


『東電によると、プール内の燃料は今後、専用容器に入れ替えて原発構内の高台に建設する施設で保管。空いたスペースに、廃炉となる1~4号機から取り出した燃料を搬入する。4号機は、今年11月の燃料取り出しを予定している。』


1~4号機から取り出した燃料を共用プールで保管する為に、

現在貯蔵されている分を別の保管施設(建設中)に移す、という計画。


この計画については、原子力規制委員会で検討会議が進められてます。

今回の共用プールの公開も、会議の進捗を踏まえたものかと思われます。


原子力規制委員会 特定原子力施設監視・評価検討会

http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/tokutei_kanshi/



とりあえず、最新の2月1日に行われた会議の資料を見てみる。


福島第一原子力発電所 4号機使用済燃料プール等からの使用済燃料取り出しの安全性について

http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/tokutei_kanshi/data/0003_03.pdf


テーさんのスミレカフェー テーさんのスミレカフェー


上は使用済み燃料の「順送り」の図解。



★燃料体の数


1~6号機の燃料数が書かれてる部分があるので、現状確認の為に拡大してみます。


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1~6号機合計、5936体。

それに共用プールの6377体を足した12313体が、現在非常事態であると。



★乾式キャスク保管


同様に、建設中の「乾式キャスク仮保管設備」の部分も拡大してみる。


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資料によると、ここで13年~18年冷却管理を行うとの事。

その後は書かれてませんが、最終処分方法が確立してない以上は当然未定です。


「順送り」の最後について、僕らはいずれ直面を迫られる事になります。



★取り出し作業について


4号機からの燃料取り出し作業についても、安全対策が列挙されてます。


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ただし、次の文章が付く。


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「種々の安全対策を実施していることから

燃料集合体が落下することは想定できない


別に茶化す気は無いんですが(^_^;)


でも怖いじゃないですか。

あれだけ「国際アドバイザーを招いて組織改善」がどうとか言ってたくせに、

まだ平気で「想定外」が出て来る。


一応最後に、燃料落下についての超楽観的なシナリオが書かれてますけど。

意味あるんでしょうか、これ。



★関連する問題について


最後に、他ブログ様による情報も紹介しておきます。


『ざまあみやがれい!』 様

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65840604.html


乾式キャスク保管が前例化された場合、

「使用済み燃料プール満杯問題」の解決策と見なされるのでは?

という視点を提起されてます。


確かに「仮説トイレ」であっても「トイレ」が用意出来るなら、

「原発は続けられる」と言い易くなりますね。


『晴耕雨読』 様

http://sun.ap.teacup.com/souun/9602.html


福一作業員「ハッピー」さんのツイートをまとめておられる記事。

「乾式キャスクはアメリカ製」など、色々興味深い内容でした。


中でもハッピーさん達の話に出た、

「福一だけでも大変なのに日本にはあと53基もある」

という問題。


統計サイトに、全国の使用済み燃料貯蔵量データがありました。


社会実情データ図録

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4110.html


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貯蔵量1位は柏崎刈羽の2300t

福一は2位の1960t


全国足すと14170t

これに、表に含まれていない六ヶ所村の2860tがプラスされる。


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燃料プールの容量も限界が近い。


たとえ福一の事故が起きなくても、

いずれ直面しなければならなかった問題なんですよね。













市役所に行くと色々ストレスが溜まります。


なので(^_^;)

久々に映画レビューでもやってみようかと。


今回拝見しましたのは次の5本。


『恋とニュースのつくり方』

『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』

『マッハ! 弐』

『パッチギ! LOVE&PEACE』

『この子の七つのお祝いに』


実に心が豊かになるラインナップです。


ではさっそく感想など軽く。




『恋とニュースのつくり方』


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???

最初から最後までよく判らない作品でした。

つまらなくも無く面白くも無く。

とりあえず、別にメディアコントロールの話じゃなかったみたいです\(^_^)/

それなら昔の映画ですが『ネットワーク』の方が面白いですね。




『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー


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「マサカー」が肝ですw

アイルランド発、捕鯨+ホラーの新発想映画。

正直つまらなかったんですけど、唯一光ってたのが裕木奈江さんですね。

アイルランド映画だった筈なんですが。

ところで裕木奈江と言えば、

昔から「おとなしそうに見えて実は性悪女」と陰口を叩かれる女優さんですよね。


はい。その通りでございました。




『マッハ! 弐』


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以前見た『マッハ!』の続編、と思いきや時代劇でした。

前作から一転して全編シリアスな雰囲気。

面白いんですが、好みの話じゃないかも。

アクションは今回も凄かったです。前作より落ちてると言う人もおられましたが。

凄すぎて全然判りませんので大丈夫。




『パッチギ! LOVE&PEACE』


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これも前回見た『パッチギ!』の続編。

とは言え、キャストは一新。前作で描かれた恋には今回一切触れられません。

その辺りは色々と事情ですかね。


面白かったです。内容的には今回の方がむしろ好きかも。

好きですわアンソン一家。

とりあえず、いくら元番長で苦労人と言ってもアンソンは25歳ですからね。

僕がBJになって助けに行けたら良いのに、とあのシーンを見て思いました。


あと、物議を呼んだ最後の乱闘ですが。

僕はあれで良かったと思います。

最後にあのガクラン軍団を持って来たのは、たぶん監督の優しさでしょうね。

背広着た大人軍団にしないのが『パッチギ!』という映画じゃないかと。

戦争はダメ。だからケンカは全力で殴り合う。


色々とおかしいシーンなんですが(;^_^A

僕は好きですね。




『この子の七つのお祝いに』


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実はこれも昔TVで見まして。死ぬ程怖かった事を覚えてます。

今見ても面白いですね。

話の筋自体はむしろつまらない部類に入る気もしましたが、

やっぱり岸田今日子さんの演技が凄い。


「朗らかな狂気」は本当に怖いです。


ネタバレになりますが、彼女が赤ちゃんを攫うシーン。

赤ちゃんの本当の母親が、「ちょっと買い物に行って来ますからね」と言って部屋を出て行くのですが。

その2秒後に岸田今日子が障子を開いて入って来る。


絶妙なタイミングで吹きました(;^_^A

しかし考えてみるとこのシーンも怖いんです。

「普通に入って来る」。その普通っぷりに背筋が凍ります。


ちなみに僕は岸田さん演じる狂女を見ていると、色々脳内で妄想してしまいます。

「裕福な家の出だった」とか「昔は文学少女だった」とか

「女学校では『夢見る夢子さん』だった」とか。


そういう拡がりを感じさせるのも、岸田今日子さんの凄さではないかと。


ところで岸田さんだけではなく、実はメインヒロインの岩下志摩さんも中々の凄さ。

これもネタバレですが、「お母さん」を繰り返しながら殺害の刃を振るう姿は怖かったです。


女優さんって偉大ですね。




以上、長々と映画レビューでした\(^_^)/