事実は小説よりひどい 2 | テーさんのスミレカフェー

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さういふひとに私はなりたひ

前回続き。


正解は、田中芳樹『創竜伝』第4巻のP37~P39でした~(*^▽^*)



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なにゆえ引用したかと言いますと、別に大したつもりは無いんですよ。


先日久々に全巻(13巻以降止まってますが)読み返した所、感慨深いものがあったので。


『創竜伝』という作品については超メジャー小説ですので、説明不要かと思います。


ちなみに引用部分は

水池・虹川・蜃海の準主役級3人(プラス仔犬の「松永君」)が、昼間から飲んでるシーンから。


虹川「それにしてもなんとも暑いな。温室効果ってやつか、これが」


この何気ない一言に出て来る「温室効果」という単語から、

3ページに渡る解説挿入される訳ですね。


こういう所も、田中作品の面白い部分だったりします。



ところで。


引用部を読むと、3・11以降頻繁に目にするようになった原発政策の問題点に触れています。

広告宣伝費の問題まで言及してる。


『創竜伝』4巻は1989年出版ですから、

その頃から既に、こういう問題が小説作品の中で書かれていたんですね。


この他にも、チェルノブイリ事故を始め「ローマ・クラブ」や「シルクウッド事件」など、

今読み直すと原子力関連の話題が作中に結構出て来るのに気付かされます。


しかも物語は最新の13巻時点で、

「東海地震が起き、富士山が噴火して日本大混乱」な状態。


なかなかリアルを先取りしていたようです。


作中では原発事故は起きてない様子ですけどね(-"-)。




そんな訳で、今読むと色々気付く『創竜伝』なのですが。


感慨深かったのは、記述の内容よりむしろ


僕が昔、それを確かに読んでいた事なんですね。


読んでいたんですよねえ。中学生の僕は。


何とも苦い気分です。



ともあれ、何か心が定まった気もします。


自民党が大勝ちして以来軽く人間不信でしたが。

何と言っても、昔の自分自身は一番身近な存在ですから。


皆さん多分意味不明だと思いますが。別に深く考えなくていいんですよ(^_^;)


結局、大して成長してないって事だと思います。


ただネットを眺めてますと、昔僕以上にド嵌まりしてた人達が今、

張りきって原発必要論・放射能安全論を唱えておられる姿も見掛けます。



かつてのラノベ少年達もすっかり社会人に成長されたようで、誠に結構な事です。