規制庁に3人の「国際アドバイザー」 | テーさんのスミレカフェー

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原子力規制庁:「国際アドバイザー」に英米仏の3人 (毎日)

http://mainichi.jp/select/news/20121205k0000m040026000c.html


小さく報じられてますが。


「安全規制に海外の知見を取り入れる」為、規制庁が英米仏から3人の専門家を

「国際アドバイザー」として迎えるとの事。


『メンバーは、英原子力規制機関のウェイトマン機関長、米原子力規制委員会のメザーブ元委員長、仏原子力安全機関のラコスト元総裁。3氏は15日から始まる福島閣僚会議のために来日。14日にも規制委の田中俊一委員長らと意見交換する。』



参考までに、3氏のこれまでの発言など。


●マイク・ウェイトマン氏(イギリス原子力規制機関・機関長)


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福島原発事故で原子力産業の技術者不足が深刻化も-英規制局当局者  (ブルームバーグ)

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LNU4X71A74E901.html


ウェイトマン氏は福島事故後のIAEA調査団の団長を務めた人物。

事故による原子力産業の人材不足を懸念。


動画:IAEA調査団長、日本の原発規制に一石

http://www.dailymotion.com/video/xlno98_yyyyyyyy-yyyyyyyyyy_news


海外基準で見た場合の、日本の安全規制のまずさを指摘。

ただし・・・


動画:IAEA調査団「妥当」 原発の安全評価を検証

http://www.youtube.com/watch?v=cUVYqO1iqS0


ストレステストについては「妥当」、と(-"-;A


「フクシマ」の教訓から英政府、新設原発の点検勧告 (フィナンシャル・タイムズ)

http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20110523-01.html


母国イギリスの原発については、

「イギリスでは福島のような自然災害の危険性は少ない為、既存の原子炉を停止する必要は無い」との見解。


講演PDF(日本原子力産業協会)

http://www.jaif.or.jp/ja/annual/45th/45-s2_mike-weightman_j.pdf


海外基準から、日本の安全規制の今後を助言。


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ただし「合理的に実行可能な限り」。

上にある「有限責任」という箇所も気になりますが。



●リチャード・メザーブ氏(米原子力規制委員会・元委員長)


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内閣府事故調査・検証委員会名簿

http://icanps.go.jp/120224Meibo.pdf


メザーブ氏は政府事故調の時に、招聘専門家の1人でした。

カーネギー財団の理事長だそうで。

名簿には、次に登場するラコスト氏の名前もありますね。


「国会審議速報」 様

http://kokkai-sokuhou.iza.ne.jp/blog/entry/2613210/


来日を伸ばし、国会事故調の委員会にも出席。

規制組織の在り方について、以下の5つを求める。

1.責任 2.独立性 3.権限 4.権能 5.公開性  


「首相のベント指示、米では考えられない」 (読売)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120227-OYT1T00928.htm


日本の規制組織の無能を示す言葉の筈ですが。

真っ先に、一連の菅バッシングの燃料になってましたね。


原発事故調、海外専門家から批判続出 (中日新聞)

http://www.peeep.us/a64cc04b


『リチャード・メザーブ氏は、事故現場で線量計が作業員に行き渡るまで3週間もかかったことを問題視し、「信じられない対応だ。もっと早くそろえられたはずだ」と批判した。』


あまり関係無いけど、これ結局行き渡って無かったんですよねえ。

http://media.yucasee.jp/posts/index/11927



●アンドレクロード・ラコスト氏(仏原子力安全機関・元総裁)


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本文です

原発事故、スリーマイル島事故より深刻…仏評価 (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110315-OYT1T00789.htm


日本政府が事故の規模を「レベル5」としていた3/15に、「レベル6」と述べる。

まあ実際は「レベル7」だった訳ですが。


福島原発事故、スリーマイル島を上回る放射性物質放出か (ブルームバーグ)

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LI22N90D9L3701.html


その前日の3/14には、パリで1~3号機の炉心溶融も指摘している。

もちろんこの時期、政府・東電が言っていたのは「燃料の損傷」のみ。


他国の事だからかも知れませんが、言う事は言ってる様子。


フランス原子力安全局がストレステストに関する報告書を公表 (在日フランス大使館)

http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article5170


ちなみに自国のストレステストは「妥当」、と。



あと、この人「大事故があるなら日本だと思っていた」とも述べてますが。


「みんな楽しくHappy♡がいい♪」 様

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1567.html


小出先生のツッコミが的確過ぎる。


小出裕章氏:

「フランスが安全だ」なんて言うのであれば、多分次はフランスです。




以上。


お三方とも海外の専門家だけあって、

日本みたくヌルい「安全神話」とは一線を画しているのかも知れません。


その意味では有効な助言もされるんだと思います。


が、結局の所「合理的に達成可能な限りにおいて」の話ですからね。

リスクをいくら減らした所で、「残余のリスク」が巨大過ぎる事も変わらない訳で。


本質的な問題は解決されませんのでアウト。



それにしても、やっぱり「独」は入らないんですね。

英米仏の福島包囲網ですか。