NHK『クローズアップ現代』で、作業員不足が現実化しつつある福一の現状が
採り上げられてました。
11.05 「原発作業員が去っていく 福島第一原発"廃炉"の現実」
http://www.dailymotion.com/video/xuuv84_yyyyyyyyyyy-yyyyyy-yy-yyy_news?fbc=80
こちらはtogetterでのまとめ
福島第一原発作業員自らが解説する
「NHK クローズアップ現代 「原発作業員が去っていく 福島第一原発“廃炉”の現実」」
いずれ作業員が足りなくなる、とは以前から懸念されてた事ですが。
僕が漠然と思っていたよりも、かなり速いペースで進行しているのかも知れません。
作業員が集まらない主な理由は「高い被曝量」と「待遇の悪化」。
福一の平均被曝量は、他の原発の10倍以上。
被曝限度に達すれば作業から離れなければならない。
(なので、「被曝隠し」を行う必要が出て来る訳ですね。)
さらに作業員の待遇も悪化傾向。
番組中で紹介された例では、手取り25万→20万に低下。
下請け企業によると、待遇悪化の背景には「競争入札の激化」が在るとの事。
さらに番組の後半では、これまで約2万4000人と説明してきた東電の登録作業員数が、
実際は三分の一の8000人だった問題に触れます。
これについてはNHKの別記事に詳しく。
原発作業員登録数 説明の3分の1だった (NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121105/k10013264201000.html
東京電力は、ことし必要となる作業員の人数を1万1700人と想定し、これに対して、現場で働くために登録した人がおよそ2万4000人いるとして、「要員の不足は生じない見込み」と、これまで説明してきました。ところが、この2万4000人は、事故以降、福島第一原発で働いたことのある作業員の総数で、このうちの1万6000人はすでに登録を解除し、先月時点で登録のある人は8000人であることが、東京電力への取材で分かりました。
作業員の待遇悪化と「競争入札の激化」については
NHKは先月、東京電力から福島第一原発の廃炉作業の仕事を直接受注している元請け企業28社を対象にアンケートを行い、15社から回答を得ました。
その結果、原発事故直後からこれまでの受注単価の傾向について、67%に当たる10社が、「受注単価は下がる傾向にある」と回答しました。
また、その理由については、10社のうち8社が、東京電力のコスト削減に伴う「競争入札の拡大」で、価格競争が激しくなったこと挙げています。
これらの事について、togetterのまとめに「ハッピー」氏による興味深いツイートがあります。
「東電の強烈なコストカットと競争入札の結果、作業員が確保出来ない状況。」
「登録8000人の半分以上は東電社員。実際の作業員は半分以下。」
だそうです。
現場の作業員は生で感じてる事なんですよね。
(ハッピーさんは現場の方だそうです)
ところでハッピー氏はこんな事も。
被曝限度を超えて「パンク」した作業員が除染作業にシフトしている、と。
国から「除染手当て」が出るので、原発作業より収入が良い場合もあるのが大きな理由だそうです。
でも結局、この「除染手当て」もまともに支払われて無いのが現状。
除染手当、作業員に渡らず 業者が「中抜き」か 福島 (朝日)
http://www.asahi.com/national/update/1105/TKY201211040400.html
至る所で金を抜く。
その結果、収束作業に支障をきたせばどうなるかについては考えないようです。
やっぱシロアリ駆除が先でした。
番組の最後で東電の値上げに触れてましたが、まずシロアリ。
東電の方は何でまだ存続してるのか判らないゾンビ企業なので、値上げ以前の問題です。
値上げの是非よりゾンビの是非を問うべきかと。
本来作業員や被災地に行くべき金が、シロアリの餌とゾンビの延命に消えてるんだから、
本来の使い道に戻すべきですね。
それだけで、相当変わると思うんですが。




