原発汚染「ホットスポット」はやっぱり補償ゼロで除染もナシだった
~伊達市霊山町掛田地区の場合~ (東京プレスクラブ)
http://www.tokyopressclub.com/2012/08/blog-post.html
(要約)
福島県伊達市霊山町掛田地区。記者が今年5月に掛田を訪れた際の地面線量は最大で15μSv/h前後。
空間線量も1μSv/hを越える地点があった。
地震による被害が認められなかったことから、この地区の住人は東日本大震災の被災証明を受け取ることができなかった。従って震災の義援金は支給されていない。
また、文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会の指針で賠償対象外となってしまったため、東京電力から住人が受けとった補償はゼロ。
この3月に、18歳以下の子供と妊婦に20万円、それ以外の住人には一人4万円という「賠償対象外地域」に適用される「見舞金」が福島県から支給されたのみだった。
東電と市が除染しない為、町内の自主除染で子供の通学路を高圧洗浄し、側溝の落ち葉などを片付けたが、線量はさほど低減しなかったという。
伊達市霊山町という地域は、以前に「幼稚園児が除染?」とネット上で騒がれた場所です。
このブログでも以前記事にしました。
http://ameblo.jp/eric6859/entry-11235253628.html
もちろん幼稚園児を除染要員にして働かせたという話ではなく、
郵政記念日にポストを綺麗にしましょう、と園児達が掃除をしたという事だったのですが。
園児が感謝のポスト清掃 「郵政記念日」で活動(福島民友)
http://www.minyu-net.com/news/topic/0421/topic5.html
でも福島県の調査で年間12~17mSvにも達するのが、この子達の幼稚園。
郵便ポスト云々以前の問題だろう、と思った一件でした。
今回の記事を読む限り、その後事態は何も改善されてないようです。
掛田地区と、この幼稚園は川一つ隔てただけの距離。
掛田地区側にも別の幼稚園があるのですが、そちらの線量を見てみると
掛田幼稚園 放射線量
http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/radiation/fukushima-school/place/0243.html
2011年4月5日
高さ1メートル・・・2.4μSv/h
高さ1センチメートル・・・3.3μSv/h
2011年6月6日
高さ1メートル・・・2.1μSv/h
高さ50センチメートル・・・2.1μSv/h
年間18~28mSv。
ポストを掃除した幼稚園より、掛田側の幼稚園の方がむしろ高線量です。
同じレベルの汚染は至る所に広がっている筈。
一応、伊達市には除染計画もあるのですが。
伊達市除染計画PDF
http://www.city.date.fukushima.jp/groups/housyanoutaisaku/josenkeikaku.pdf
ご覧の通り、南側が特に高線量地域。
除染は空間線量が年間20mSv以上の高線量地域から優先なので、
掛田地区が高いと言っても後回しになってる様子。
僕は除染より避難が必要だと思いますが、伊達市の除染アドバイザーは平気なんですよ。
だって田中俊一氏だから。
ああ、もう何て状況だよ。
今回の記事、地面線量で15μSv出てるって事は、空間線量に反映されてない汚染があるって事じゃん。
前も調べたけど土壌汚染と空間線量は、必ずしも比例する訳じゃない。
そんなの普通に考えたら判るじゃないか。
本当にこのまま行くつもりなのか。
避難が出来ないなんてウソですね。
本気でやれば出来ます。西日本には過疎に悩む地域だってある。
半分が空き部屋の公団だって幾らでもある。
各自治体が避難者を受け入れ可能な家庭を募れば、必ず一定数はステイも出来る。
別に方法は何でも良いじゃないですか。
やらないのは出来ないからじゃない。
避難を認めると都合が悪くなる、それだけでしょう。
大人の都合に子供を付き合わせるって、最低だと思いませんか?
思いませんか。そうですか。
なら結構です。



