尻の穴の小さい話をしたいと思います。
先日、大阪市が震災ガレキの受け入れを正式決定しましたよね。
大阪市震災がれき受け入れ正式決定 ゼオライトを使用 (朝日)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201206200056.html
これについては前回の訂正記事で、次の三つの処分方法が検討中である事を紹介しました。
①陸地部分への埋め立て
②箱詰め→海洋投棄
③袋詰め+コンクリ保護→海洋投棄
何の手当てもしないよりはマシとはいえ。
本気で、これで今後ずっと管理していくつもりなんでしょうか。半減期が何回か来るまで。
沁み出したら回収出来ないんですが。
まあ間違った情報流した分際なので、あまり強くも言えません。
とりあえず、説明会は此花区だけとか姑息な手段に訴えないように、という事と
きちんと原則について説明された小出裕章氏に申し開きをしろ、という事くらいしか言えません。
直接、先生から説明受けてるんでしょ広域連合の皆さんは。
崇高な使命の前では、どんな不誠実も許されると思ってんですか。
これが尻の穴が小さい話の一つ目。
二つ目はお金の話なんですが。
大阪府のガレキ受け入れには巨額の予算が組まれています。
以前の記事
大阪府 震災がれき2年で最大18万トン受け入れ検討 (産経)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120203/waf12020308310002-n1.htm
事業費49億円。ほぼ全額が国の補助。
今回の補正予算では9500万円の計上。
まあ広域処理についてはどこでもそうですよね。湯水のように国費がつぎ込まれます。
被災地には落ちません。
ところでこれも以前例に出した、文科省による学校給食の検査費用。
給食の放射能検査に予算計上 それでも不十分な内部被曝対策 (ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/15969
学校給食の放射能検査には3億円。しかも食べた後に検査する「事後検査」
「事前に食材を全て検査するのは、費用的に考えて現実的ではないからだ」
いや判りますよ。廃棄物処理と給食検査を一緒にするなって言うのは。
その通りなんですが、でも広域処理自体の経済合理性にも疑問符が出てる訳で。
http://ameblo.jp/eric6859/entry-11274376017.html
「お金の使い方」を見れば、原発事故に対する国の認識が現れてます。
参考
平成23年度補正予算(第二号)における原子力災害対応について
http://www.mof.go.jp/public_relations/finance/201108c.pdf
上記は財務省の主計官による原発事故関連予算の解説。
原賠法関連の補償(1200億円)と、福島県の健康管理予算(962億円)が巨額なのは当然ですが、
「全国の放射能調査体制の強化」は44億円。
あくまで放射能汚染は福島県だけに留まる、という見方がこの差に現れてますね。
また「『日本ブランド』復活のための対外発信力強化」なるプロジェクトに53億円。
プロパガンダ事業じゃないですか。こういう所にばかりお金を使うんだから。
また厚労省の資料では
参考
平成24年度予算案の主要事項 (厚生労働省)
http://www.yasuhiro-tsuji.jp/111226_03.pdf
●WHO等による食品検査への助言や、海外向け情報発信・・・9500万円
●食品中の放射性物質対策・・・2億円
●自治体における食品検査への支援・・・5.1億円
繰り返しますが、大阪府のガレキ処理費用は49億円です。
安全性は別として(ホントはここが一番大切な筈ですが)、被災地にお金も落ちず
経済合理性にも欠ける広域処理に、このお金の使い方。
本当に大事な部分にお金を掛けるのは全然良いんですよ。
広域処理を応援したい人も「コストの問題じゃない」と言いますよね。
僕はそうは思いませんが、いずれにせよ確かなのは
現在のお金の使い方=現在の国の認識 だという事です。
以上、尻の穴が小さい話でした。
慣用句だからNGワードじゃないですよね。