★読売新聞5/6朝刊(関西版)
●1面
見出し・・・「原発50基全停止」
「42年ぶり 泊3号機検査」
1面記事の冒頭では、
「泊原発の停止により、42年ぶりに日本から『原子の火』が消えた」との表現。
また、
「原発の全停止は、再稼動に向けた政府の場当たり的な対応で安全基準の策定が遅れたことが原因だ」とも。
この他関電の16.3%電力不足を前提に、政府の節電要請・計画停電・電力使用制限例の可能性に言及。
また政府の大飯原発再稼動の要請にも、全国のストレステスト進行状況の表を沿えて触れている。
●2面
見出し・・・「規制庁メド立たず」
与野党の調整が難航し、法案成立の見通しが立っていない事を中心に、再稼動や電力供給への影響を懸念。
「規制庁が立ち上がらないと、原発立地自治体は、再稼動を判断する土俵には乗れない」(河瀬一治・敦賀市長)
「国の動きは鈍い。原発の必要性を国民に理解してもらえるような政策を示してほしい」(時岡忍・おおい町長)
そんな政策あるんでしょうか。
「電力の安定供給にあたっては、原発はこれからも大変重要な電源だ。できる限り早く原子力を再稼動できるよう最大の努力を続ける」(八木誠・関電社長)
ああ恥ずかしい。問題意識のベクトルが違いすぎる。
この他、丸山淳一・経済部長による「再稼動は拙速か」の記事。
「枝野氏は『40年後に原発をゼロにする』と発言しているが、こちらは拙速に過ぎる。原発なしで温室効果ガスの排出をどうやって減らすのか。自然エネルギーに原発の代わりが務まるのか。」
「エネルギーの基幹を担うまでに育て上げた原子力を、ここで本当に捨ててしまっていいのか。」
ああベクトルが違いすぎる。
あと細野さんの記事が小さく。訪問先の中国での発言。
「できるだけ早く新しい規制機関を誕生させる必要がある」
朝日と抜き出した箇所が違いますね。
●3面
見出し・・・「節電の夏 綱渡り」「対策費『数億円』の企業も」
各自治体・企業の節電取り組みについて。
節電の影響を心配する声も。
「数億円の負担増になる」(JR四国)
「万一、計画停電になれば(商品の在庫を保管している)冷凍庫も止まる」(アイスクリーム大手・竹下製菓)
「再稼動を進めないと日本経済は崩壊する。海外企業も関西に工場を持つ企業があり、悲鳴を上げている」(米倉弘昌・経団連会長)
この人はいつも通りでした。
夏場の電力需給については、反対意見は併記せず関電の試算のみ提示。
また、火力発電について「火力、無理やりフル稼働」の記事。
「火力発電所は本来、長期間の連続運転を想定しておらず、電力需要の増減に応じて発電量を調整する役割を担っている」
「昼夜を通じて一定量を発電する『基幹電源』の役割を果たす原発と対照的だ」
「2011年度は全国的にトラブル停止が相次いでおり、無理な稼動を続ければ安定供給に支障をきたしかねない」
火力発電の老朽化を指摘。
大阪府のエネルギー戦略会議で、関電の老朽化対策の遅れが槍玉に上がってました。
●社会面
見出し・・・「停電 おびえる命」
電気を使う機器を使用している在宅療養患者についての記事。
「計画停電をするなら正確な情報がほしい。関西電力や自治体は、人工呼吸器の使用者がどこにいるのかを把握し、必要な人にバッテリーを貸し出すなどの仕組みも作って」(折田みどり・「バクバクの会」事務局長)
あと東急ハンズの節電グッズコーナーについて。
●社説
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120505-OYT1T00939.htm
5/6社説では取り上げず。
米中対話と日弁連の会長選挙についてのみ。
前日5/5の社説で原発ゼロについて取り上げている。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120504-OYT1T00811.htm
内容はいつも通りの電力危機論。
脊髄で書いてる感が強い。
次は産経。


