今日、北海道泊原発が定期点検に入れば
42年ぶりに国内の全原発が停止する事になります。
その前にちょっとだけ、現状の再確認しておこうと思います。
福島第一原発
建屋カバー等で放出を抑えているものの、上から水を掛けるしかない状況に変わりなし。
汚染水に含まれるストロンチウムはほぼ全量垂れ流し。
また4号機のプールが倒壊、もしくは1~3号機の燃料が地下で水蒸気爆発すれば、一気に破局的事態に。
警戒区域見直し
しかし建前上収束した事になっているので、警戒区域を一部解除。
年間20ミリ以下を基準。南相馬の高線量物質はスルー。空間線量が全て。
食品
新基準値100ベクレル。しかし肉・大豆・加工食品はまだ暫定規制値が有効。
セシウム以外は実測なし。
ヨウ素131・ウランは規制外。
「食品中の放射性物質の新たな基準値について」
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-03-01.pdf
ガレキ問題
報道がトーンダウンしているものの、ガレキが欲しい自治体は多数。
がれき受け入れ自治体一覧&マップ
http://one-world.happy-net.jp/ukeire/
また、国交省がガレキ再利用セメントを使用する業者に、公共工事の入札を優遇。
がれき再利用のセメントなら入札優遇(朝日)
http://www.asahi.com/business/update/0503/TKY201205020673.html
焼却後の灰だけを現地に返却する方式を取る自治体もあり。
この方式が広まれば、処分場不足の自治体が手を挙げやすくなる。
群馬・桐生市がれき焼却灰、岩手に返却の意向(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T00021.htm
汚染状況
文科省 放射線量等分布マップ
農水省 農地土壌の放射性物質濃度分布図
http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/110830.htm
早川マップ (六訂版)
http://gunma.zamurai.jp/pub/2012/0305map.pdf
放射能防御プロジェクト 首都圏土壌調査結果
http://doc.radiationdefense.jp/dojyou1.pdf
放射能防御プロジェクト 西日本土壌調査結果
http://www.radiationdefense.jp/wp-content/uploads/2011/10/5f4d34501fca5c65977edba203ebaecb.pdf
放射能防御プロジェクト 北海道・九州・沖縄土壌調査結果
http://www.radiationdefense.jp/wp-content/uploads/2011/10/386236084219d8d43b4f29c44ca537b4.pdf
文科省の土壌セシウム沈着量は、航空機によるモニタリングからの逆算。
農水省の土壌セシウム沈着量は、ゲルマニウム半導体分析器を使用。
ただし深さは水田15センチ・畑30センチの土を採取。
放射能防御プロジェクトの調査では、文科省・農水省とは全く違う結果が出ている。
セシウム以外の核種については、調査は限定的。
プルトニウム・ストロンチウム(文科省)
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2011/siryo39/siryo1-3.pdf
テルル129m・銀110m(文科省)
http://radioactivity.mext.go.jp/old/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_103120.pdf
再稼動問題
関西電力は5/4の大阪府市エネルギー戦略会議において、16.3%の電力不足見通しを出す。
しかし、飯田哲也氏・古賀茂明氏らの指摘に対して明確に答えられず。
関電は火力発電所の整備が間に合わないと主張するが、三年かかるタービンの整備を必要が判明した
時点で行わなかったのは、安定供給義務を蔑ろにしているとの批判が委員より出る。
これに対しても明確には答えず。
また、大飯原発を再稼動させても電力が不足するとの関電の見通しについて、
野田首相以下の閣僚が知っているのか否かが曖昧である事が判明。これについても批判が相次ぐ。
IWJ 2012/05/04 第8回大阪府市エネルギー戦略会議
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/14155