ひっどい内容です。
皆さんも一度目を通しといた方が良いですよ。
自民党 日本国憲法改正草案 PDF
http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf
憲法は本来国民ではなく「統治権力に対する命令」なのですが。
この改訂案では国家の権限を拡大し、国民の権利を制限出来る方向になってます。
やっぱ駄目ですね自民。
前文
「国と郷土を気概を持って自ら守り」
「活力ある経済活動を通じて国を成長させる」
現行憲法より、ずいぶん了見の小さい話になってます。
天皇の位置づけ
「象徴」から「元首」に。(第1条)
国旗・国歌
改訂第3条として新たに明記。国民に尊重の義務を課す。
※以下は国民の権利制限に関する部分。
基本的人権
●現行「現在及び将来の国民に与えられる」の部分が削除。(11条)
●現行97条「侵すことのできない永久の権利」を、97条丸ごと削除。
国民の自由・権利
●「公共の福祉」から「公益・公の秩序」に。(12・13条)
財産権についても同様。(29条)
●「個人として尊重」から「人として尊重」に。(13条)
●思想および良心の自由は
「侵してはならない」から「保障する」に。(19条)
●表現・集会の自由は
「公益及び公の秩序」を害する場合、認められない。(21条)
※ここから下はもう、全部国が嬉しい事ばかりです。
国防
●国防軍を新設。総理大臣が最高指揮官。
●総理の緊急事態宣言により、国民の権利制限が可能。宣言は最低100日間継続する。
●領土の保全と資源の確保を国の義務とする。
戦争放棄について
戦争放棄は現行では武力行使と一括して「放棄する」とされているが、
改訂案では戦争=「放棄」、武力行使=「紛争解決の手段としては用いない」と、分けて表記。
さらに項目を追加して、「前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない」とする事で、
無意味化してる訳ですね。(9条)
戦力不保持は当然削除。
国の宗教活動
●原則禁止。ただし「社会的儀礼」・「習俗的行為」は新たに例外とされます。(20条)
また、公金支出が可能に。(89条)
やっぱ靖国問題ですかね。
●宗教団体について「政治上の権力を行使してはならない」の部分が削除(20条)
司法・警察
●新たに個人情報の不当取得を禁止する。(19条)
●拷問は「絶対に禁ずる」から「禁止する」に。(26条)
●現行の「検察官」に加えて「弁護士その他の裁判に関わる者」を
「最高裁判所の規則に従わなければならない」とする。(77条)
財政
●新たに「財政の健全性の確保」が国の義務とされる。(83条)
●内閣は年度中に補正予算案を提出できる。(86条)
地方自治
●地方自治体が持つ権限「財産・事務・行政」を、「事務」のみに。(95条)
●財政措置について規定(96条)
●「特別法」の規定に「住民に義務を課し、権利を制限する」が追加。(97条)
特別法の制定は「住民投票の過半数」から「住民投票において有効投票の過半数」に。
改正について
改正の条件を、総議員の「3分の2」から「過半数」に緩める。(100条)
とどめ
「全て国民はこの憲法を尊重しなければならない」(102条)