twitterで話題になってましたね。
「園児が感謝のポスト清掃で活動」
→「福島県で幼稚園児たちが除染活動」に勝手に変えて騒いでいる人たち
http://togetter.com/li/293917
要は、福島民友の記事で「清掃活動」だったのを勝手に「除染」と解釈して、
騒ぎ立てる人達がいますよ、という話。
元記事はこちら
園児が感謝のポスト清掃 「郵政記念日」で活動(福島民友)
http://www.minyu-net.com/news/topic/0421/topic5.html
(要約)
20日の「郵政記念日」に合わせて、伊達市霊山町の神愛幼稚園(本田十和子園長)の園児たちが
同日、同市の掛田郵便局と市役所霊山総合支所のポストの清掃活動に取り組んだ。
20日が郵政記念日だから、地域のふれ合いと勉強を兼ねてポストをきれいにしましょう、と。
別に幼稚園児をドレイみたいに除染要員にしてる訳じゃありません。
これで「園児に除染させるなんて!」と非難するのは、確かにアンフェアですね。
それだけ。
だから何?と思います。
この写真の子達がいる場所自体、ひどい汚染じゃないですか。
順を追って見てみました。
まず位置関係。赤が件の幼稚園。青が郵便局。緑が市役所支所。
まあ園児の足で行ける範囲ですね。
伊達市の南側には、ホットスポット地帯もあります。
国道の十字交差で、だいたいの位置関係がつかめます。
福島 新たに4地点20ミリシーベルト超
文科省の年間積算線量推計値(福島民報)
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4147&blockId=9852146&newsMode=article
当然ですが除染計画もある。除染しないといけない地域な訳です。
伊達市除染計画PDF
http://www.city.date.fukushima.jp/groups/housyanoutaisaku/josenkeikaku.pdf
伊達市のPDFにも市内の細かい線量図がありますが、
福島県のモニタリングでこの幼稚園の線量が出てます。
神愛幼稚園 放射線量
http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/radiation/fukushima-school/place/0254.html.ja
調査は二回。
2011年4月5日
高さ1メートル・・・1.4μSv/h
高さ1センチメートル・・・1.8μSv/h
2011年6月6日
高さ1メートル・・・1.9μSv/h
高さ50センチメートル・・・2μSv/h
年間約12~17mSv。
実際は更に内部被曝が加わります。
もちろん捉え切れていない汚染もある。もちろん幼児は成人より4~5倍放射線の感受性は強い。
わざわざ色々見るまでもなかったですね。郵便ポスト云々以前の問題。
これが年間20mSvを容認している僕らの国の姿です。
大した影響は無いから大丈夫と。twitterで叩いてる人達も同じ。
でも3ヶ月で1.3mSv以上は放射線管理区域。子供を入れてはいけない場所です。
ここはその2~3倍。
安全言う人が大好きなレントゲンとの比較にしたって、1~2日に1枚。
もっと譲って1日8時間で見た所で、3~5日に1枚。
それでも構わないと言う。
疫学で大丈夫なんだから法律なんて守らなくて構わないと言う。
チェルノブイリでは甲状腺ガン以外の健康影響は無かった。
甲状腺ガンの子供の死者は15人だけ。
他は全部ストレスのせいだよ、と。
だから構わないんだよ、と。
そういう事を真顔で言える大人がいるんですね。
ポストを磨く園児達の姿をただ「微笑ましいね」と笑って眺める大人も。
ぜーんぶ、大人の都合。
醜いと思います。


