で。
被災自治体ごとに処理能力が異なる問題ですが、
4/19のモーニングバードで玉川徹氏が取材してます。玉川氏の検証が見事なので、画像を引用しながら
紹介したいと思います。
【テレビ朝日 モーニングバード 4/19】
20120419 ガレキは本当に広域処理しないといけな... 投稿者 PMG5
まず、阪神・淡路大震災の時と比較します。
この全体の18%を広域処理するのは果たして妥当なのか?
現行の広域処理は三年間の期限を目安に進められていますが、
約9ヶ月。それだけ余分に期限を取れば、現地処理可能なのでは?
という訳で現地の人にインタビュー。
「(広域処理希望量)340万トンからは、かなり減るのではないかと考えている。」
宮城県の3つのプラン
①県内での連携
県内で処理を進める4つのブロックの内、石巻が最もガレキの量が多い。
②港への埋め立て
石巻工業港に埋め立て用地を確保出来た。当初100万㎥、将来的には200万㎥可能となる見込み。
③防災林に利用
仙台から南の砂浜地帯。津波で被害を受けた防災林・防潮林の再整備のため、
林野庁直轄の事業として今進めている。ガレキをその盛土材として極力使えるように、
現在環境省と調整・精査している。
県内で全て処理出来るなら、県外より県内にお金が落ちる方が良いのでは?
以下はこの問いに対する笹川課長の答え。少し長いですが大事な所なので全部書き出します。
笹川課長:
「全くその通りで、私も村井知事もそのように考えておりますが、やはり今復旧の時期で、さらに復興につなげていくためには、一日も早くガレキをなくす。そのためにはですね、やはり県内で出来るだけ処理をして県内の経済復興につなげていくというのも大事ですけれども、その後の住宅の建設ですとか事業所の建設ですとか、そういうのも待っていますので。止むを得ずですね、期間がかかる分については、出来るだけ短縮したいという事で、県外処理をお願いしたいと考えている。」
玉川氏:
「震災から三年といま一応期限を作っている訳ですよね?三年の中で今ガレキを減らす方向で、県外に行く分を減らす方向でやっていると。で、残った分も、もうちょっとお金をつぎ込めばですね、域内処理が出来るという事だったら、その方がいいわけですか?県としては?」
笹川課長:
「そうです、そうですね。」
玉川氏:
「それはその方がいい?」
笹川課長:
「はいそう思います。私も。」
※なぜ三年なのか。一日も早い復興を、というのは誰もが思う事ですが、
補助金の期限がH26年3月まで、というもっと生々しい現実もあります。
では岩手県ではどうなのか?
岩手県久慈市生活環境化・夏井正悟課長
「やれるだけの事は地元でやりましょう。出来るだけ地元の雇用や発注を生み出しましょう。という方針でやっている。」
「我々がガレキを処理するにあたってキーにしているのは、スピード感の他にコスト感も必要だろうと思っている。何から何まで青天井にお金を掛けていい、というふうには考えにくい。」
と、まあ。
このように基本的には現地処理の方向で考えていると。
しかしながら。
最終的にはいくらかは、広域処理をお願いしたい分は出て来る。という部分も。
宮城県の笹川課長の談。
「どうしても埋め立て処分しなければならない物が幾らかは出て来る。県内の最終処分場は限られているので、重油などで汚染された土や、プラ・陶器の破片など、幾らかは県外にお願いしなければならない。」
※もっともな話です。ここで僕は福島県内の「帰宅不可能地域」への集積を考えました。
一番つらい部分ではありますが。
さて、では環境省はどう考えているのか。
「元々中で出来ない物を外でという考え方なので、県内で全部出来るのなら、外でやる必要は無い。」
「地元が必要無いと言えば、それは地元の意思。」
つまり。
これから話が変わってくる可能性がある。
そして環境省は、少なくともこの課長さんの言葉では、適時対応する用意がある、と。
なかなか重大な部分です。
モーニングバードはもっぱら広域処理の宣伝番組でしたが、玉川氏がやってくれました。
玉川氏は総括原価や再稼動にも鋭く取材していて、ガレキ問題を取り上げてくれるのを実は待ってたんです。
番組中で、他のコメンテーターに広域処理の輸送コストを聞かれて、少し詰まってましたが、
こんな資料を見つけました。
東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する一考察(第一報)
http://www.jesc.or.jp/info/report/report01.pdf
最後に、奇形植物についての情報を募集してました。
東京都中央区。
画像は、奇形タンポポが頻繁に見られる場所だそうです。
瞬間、スタジオの空気が静まり返ったのが印象的でした。












