白西夫婦が出る時間をズラしたり
待ち合わせしたり


『白さん』

七「じゃ…遅刻せんでね?」
麻「大丈夫!じゃ、行ってくるね!」
七「ンッ…行ってらっしゃい…///」


いつものスーツじゃなくて私服で家を出る
今日は結婚記念日
子供たちは親に預けて2人でデート

一緒に家を出てデートをするのもいいけど
昔みたいに待ち合わせしたいなんて可愛いお願いをされたら断れないよね〜

時間はまだまだ余裕だし、適当に過ごす


『西さん』

なんの服着てこ…最近寒いもんなぁ…

どの服着ても可愛いなんて言うからどういう系統の服が好きなのか全く掴めなくて毎回のように悩む


七「ん〜…」
〜♪

麻衣:西野さん、今日で、合ってるよね?


七「ンフフッ」


内容を見て思わず笑ってしまう
確か、初めてデートした時に送られてきたやつ


『白さん』


〜♪

白「ンフフッ…懐かしいなぁ…」


七瀬:そうだよ、もしかしてもう着いたの?


あの頃、初めてでどうしたらいいか分からず
若に 待ち合わせで印象が決まる なんて脅されてとりあえず遅刻したくないと思ったら
1時間も早く着いてることに気づかないで
七瀬が来ないのを不安に思ってLINEしたんだよな〜

次はたしか…


『西さん』


麻衣:ううん!まだだよ!


意地を張った返信が来た
服を着て家を出る

きっともう待ってくれてるんやろな、

寒そうに待ってるまいやんを想像すると
可愛いくて愛しい

また、鼻赤くして手を擦ってるんやろうな、


七「ンフフッ…はよ行かな」


『白さん』


白「へくっしゅ!!…んん… 」


相変わらず…ここは寒い…
あの時もこんだけ早く来たんだったなぁ
次の日から風邪っぽくなって
心配させたくなくて風邪じゃない!って意地張った次の日に高熱で倒れたっけw

かけがえのない思い出には
全てにと言っていいくらい七瀬が居た

初めて告白して、初めて付き合って
喧嘩をして…1度別れて…
どれだけ好きだったのかを思い知らされて
結婚をして…
子供たちにも恵まれて

幸せすぎる…この幸せも全部七瀬のおかげ
七瀬が毎日食事を作ってくれて
子供たちも家事も任せて
辛くなった時は七瀬が支えてくれた
ほんと…頭が上がらない…
こんなに支えて貰ってるのに、何も…

「えい!」

可愛らしい声と共に頬に暖かい温もりを感じる



『西さん』


七「白石さん!」


昔みたいに呼んでみても返事をしないで眉間にシワを寄せてる
あの日とそのまますぎて笑えてくる

あの時はテンパって1人で舞い上がってかっこ悪い…もしかしたら来ないかも…なんてこと考えてたんやっけ

自分には厳しくて周りからしたら100点でも
こんなの点数にも出来ない
なんて、自分を追い詰める癖がある
だからか思い詰めたり考えすぎたりする所があってその話を聞いて抱きしめるのがななの役目やった

考えてることが可愛ええんよな〜
何を考えてるのか楽しみにしてるなんてバレたら怒られそうだから言わんけどね


七「えい!」
白「ん…あったかい…」


ムッとした顔からデレデレしただらしない顔に変わる
ななは愛されてるなぁ…


七「ンフフッ白石さん何考えとったん?」
白「…なんでもないよ…」
七「嘘や、嘘石さんは嫌いやで?」
白「変な名前つけないでよー」
七「じゃ、教えて?」


背伸びをして頭を出来るだけ優しく撫でる
まいやんは少し嬉しそうに笑って
ぎゅーって抱きしめて、背中に腕を回す


白「七瀬のこと…考えてた」
七「ンフフッそうなん?」
白「七瀬から幸せをいっぱい貰ってるのに…」
七「ンフフッ自分はあげられてないって?」
白「うん…」


抱きしめる力を緩めるから
今度はなながぎゅーっと力を強くする


白「七瀬…?」
七「なな、幸せだよ?」
白「でも、」
七「ずっと好きだった人と結婚できて…子供まで出来て、しかもこうやって二人の時間作ってくれるしなぁ」
白「そんなの普通だよ…」
七「こんな贅沢なことを普通って言う人と結婚できるなんて、ななは幸せ者やなぁ」


七瀬…
耳元で弱々しく言うまいやんが愛しくて
ちょっと笑ったように なーにって返せば


白「好きだよ…愛してる」


そんな甘い言葉に顔が熱くなる


白「ンフフッなんか言ってよ」
七「なんて、返したらいいか…///」
白「愛してるでいいよw」
七「そんな恥ずかしいこと無理///」
白「相変わらず照れ屋だね〜」
七「相変わらずやないもん」
白「変わってないよ、まだまだお子ちゃまw」
七「むっ…アホ石!」
白「またそんなこと言うー」
七「アホ石麻衣!」
白「じゃ、七瀬はアホ石七瀬だねw」
七「嫌や!」
白「あははw可愛いじゃん?w」
七「もう、嫌いなる」
白「え、やだ、ごめん!」
七「いーやっ許さん嫌いになる」
白「ごめんね?」


少し強引にまいやんの方を向かされて
綺麗なまいやんの顔が近づいてくる


七「ンッ//////」
白「これで許してくれる?」


しゅんとした顔で頭を撫でる姿が可愛くて
他の人に見られたんじゃ、って恥ずかしくて
ななの顔真っ赤何やろうな…


七「しゃーなしやで…///」
白「ンフフッありがとう、じゃ行こっか?」
七「ん…手///」
白「ンフフッ手繋ごうねー」
七「どこ行くん?」
白「ラブホでも行っちゃう?w」
七「あほ!!」
白「あははwうぶだね〜w」