さっきから浮かない顔の飛鳥
深く考える癖はまいやんそっくり
落ち込んでるわけじゃ無さそうだし
落ち着くまでそのままにしとこう


飛「ね…ママ」


あれから何時間か経ってようやく口を開けたと思えば小さくななを呼んだ


七「ん?どうしたの?」


出来るだけ優しく頭を撫でると
気持ち良さそうに目を細める

子供の頃から変わらへん姿が愛しい


飛「私…さ…大人になれてるかな、」
七「大人かぁ…」


難しい問いに頭を抱える

周りで何かあったんかな、飛鳥のことやから
なんで出来ないんだろう…とか、
情けないとか、
周りの子がどんどん前に進んでる姿を見て不安になっちゃったんかな…


七「飛鳥は大人になりたい?」
飛「んん…ならなきゃいけないものだから、」


そう弱々しく言う姿が昔と重なる

未央奈が産まれてお姉ちゃんだからって自分の気持ちを押し潰して無理してる時そっくり

そんな飛鳥を救ったのはパパであるまいやんやった


七「ンフフッ」
飛「なんで笑ってるの?」
七「ンフフッ昔のこと思い出したんよ、飛鳥パパに泣きながらぎゅーしてって甘えてたなぁって」
飛「もう忘れてよー」
七「ンフフッ大事な思い出やもん、嫌〜」
飛「えぇ…」
七「なぁ、飛鳥」
飛「ん?」
七「大人にならんでええ」
飛「でも、大人にならないと、」
七「色んな価値観があるから絶対とは言わへんけど、ならんでええとママは思うなぁ」
飛「なんで…?」
七「大人って苦しいんよ、」
飛「苦しい…?」
七「ん〜…上手く言葉に出来んけど、大人になるってのは残酷やってママは思う」
飛「なにそれー」
七「パパはいつまでも子供やろ?」
飛「一応大人じゃん」

白「あ!未央奈!それ私のぉ!」
未「プリンくらいいじゃん」
白「やだ!私が買ったんだぁーっ」
桃「私も食べたいっ!」
白「祐希も食べたいよね?!」
祐「ケーキがいい〜」
白「可愛い!私も食べたい! 」

七「…子供やろ?」
飛「うん…w」
白「七瀬…未央奈がプリン…」
七「ンフフッはいはい、明日作ったるから」
白「七瀬の手作り?!やった!!」
七「ンフフッ大袈裟やなぁ」
白「そんなことないよ!皆!明日はママのプリンだぞー!」
飛「ンフフッ ねぇ、ママ」
七「んー?」
飛「なんとなく分かった気がする」
七「ンフフッそっか、ママはいつだってこうやって答えるけど決めるのは飛鳥から好きにしてええよ、まあ悪いことしたらパパが黙ってへんけどな〜w」
飛「えーやだぁー」