54 あなたの搭乗機が不幸にしてハイジャックの乗っ取られました。
何時間後かに、最初の寄港地に着陸しました。ハイジャック犯が、最初に空港側 に要求するものは、何か、知っていますか。
最近は、航空機のハイジャック事件は、途絶えています。良いことです。
ハジャックの世代というものがあるとすれば、今は、私の意見では、第4世代になっていると思っています。第4世代の話は、しません。
第1世代というのは、個人が、単独で、しかも、前もっての学習とか、訓練もなく、突然、思い立って行われたハイジャックです。当然、単独の事件になります。
第2世代というのは、複数で、前もって学習とか、訓練を行い、目的を持って、行われました。この世代も単独の事件として、発生しました。
第3世代のハイジャックは、50年ほど前に起こり、私が遭遇した事件です。
犯人は、複数で、国際編成で、前もっての学習は、数年の時間をかけて行われ、学習は、過去の成功事例と失敗事例の学習から、他に、飛行機と予約状況の把握方法など、種々の学習まで、行い、どの機種の、どこの便を、どのようにhijackし、その後、どのように、旅客の身体検査を行って後、1キャビンに集め、成人男性、女性、老人、子供をどのような配置で座らせ、それには、どれくらいの飛行時間と航空燃料が必要になるかを計算し、その後、どのような監視体制を敷き、1キャビン1人で、おおよそ何日間、拘束し、どこで、どのように、ハイジャックを終わらせるかの、綿密な計画のもとに行われました。
学習と準備には、どのくらいの期間、旅客を、エコノミークラスでの密集状態で、厳しい監視のもとに置いたとき、どのくらいの期間で、どのような心身の問題が発生するかの経験まで、学習し、旅客に強制的に飲ませる薬まで、用意したのです。
計算すると、旅客が百人ちょっとおり、一人一人に、キャビンの前に呼び、身体検査をし、その後、同一キャビンの、異なる席に座らせるまで、何分かかり、全部を終えるまで、何時間、かかるかを、計算し、その時間、巡航高度で飛行できる航空燃料が必要な、路線の便であることが必要だったのです。
かれらの計画に手違いが起こったのは、リーダーの女性が隠し持った手りゅう弾が、機内で暴発し、リーダーが爆死したことです。そのことは、旅客には、もちろん,伏せられていました。
飛行機は、欧州を出発して、北米に向かわず、航路を南にとり。旅客の身体検査と1キャビンへの再配置に必要な8時間を飛び続け、中近東に着陸しました。
hijack犯が、機内の制圧を維持するために、最も、嫌ったことは、機内の空気の汚れと、耐えられないほどの室内温度と湿度です。
これは、私の想像ですが、ハイジャック犯は、補助エンジンを持つ、航空機を選定し、地上着陸後、その補助エンジンの連続運転を強行し、室内を平常に保ったと、見ています。
補助エンジンは、普通は、連続運転しないエンジンだったのです。
その頃の日本の新聞報道は、機内は高温・高湿度で、我慢の限界と、大きく報道されていましたが、機内は、空調がきいていて、快調だったのです。そうした燃料消費があっても、次とその次の空港まで、航空年燃料が残っていると、計算していたと思われます。
着陸後は、一切の給油を拒否されたのです。
質問の回答は、ハイジャック犯の最初の要求は、トイレタンクの掃除、洗浄用水の補給で、飲料とか食料の補給ではなかったのです。少なくとも、機内食は、1食も消費されずに残っていたのです。もちろん、そうした消費時間が過ぎた飲食料は、使われることは、ありませんでした。旅客の心身の健康を保つ配慮は、強くあったのです。
ハイジャック犯が、くり返し強調したのは、「トイレを汚した者は、その者の手で、トイレを掃除させる」という、命令でした。彼らは、機内の旅客の心身が機内の臭気で制御できなくなると、知っていたのです。
これが正解です。事実です。