飛行機の100の質問の答え(ひとつ)

飛行機が飛行中に、その全エンジンが停止したら、どのくらいの距離、滑空できるでしょうか。

昔、と言っても、4発のジェットエンジンの飛行機が、もう、普通に飛んでいた時代(最初の東京オリンピック開催の年、1964は、B747が日本に飛来した年です。それ以前から4発ジェットエンジンの飛行機は、就航していました)、太平洋上空を飛んでいた飛行機のエンジンが、突然、4つとも止まりました。その時の高度は10キロほどでし、た。普通の巡航高度の高さです。

機長は、SOSを発報(推定、SOSは1979年にメーデーに変わっています)するとともに、付近を航海する船舶を探したとつたと伝えられています。幸い、付近を航海する船舶が見つかり、その船に可能な限り近づくために、滑空し、船にできるだけ近づき

もうこれ以上の滑空が不可能となった段階で、着水したと推察しています。

 

                                      2025年石垣島で撮った花

機体が破損しないように着水するのも、結構、むずかしいと思うので、無事、着水した操縦士たちの技量は、確かだったのだと思います、旅客と乗務員の全員が、無事、船舶に救助されました。その後、アメリカの西海岸に着き、報道されました。

そう、飛行機は、全エンジンが停止しても、高度の10倍は、滑空できると言われています。条件が良い場合でしょうね。

どうして、4発のエンジンが一度にとまったのかの、その後の原因発表の記事は、見のがしてしまいました。

航空機は、事故が発生する都度、その原因追及を行い、同じ事故を2度と起こさない改善を施してきています。それ以降は、既に、何十年も経過していますが、同じような事故の報道はありません、

ただし、例外的な事故として、その後、1回だけ、火山灰による全エンジンの空中停止が起った事例が報道されています。そのときは、滑空中にエンジンの再稼働が成功し、最寄りの空港に緊急着陸できたと報道されています。

今日、ジェットエンジンの旅客機の主流は、双発になっていますが、給油系統も、別々になっており、双発のエンジンが同時に停止することがない設計になっています。

私は、香港空港から離陸中に1度だけ、4発エンジンの内の1基が、停止した事故(空中停止)に遭遇しています。ただし、その時の原因は、エンジンそのもののトラブルでなく、操縦室内の計器の不具合(それ以上の詳細の機内報告はなし)であることが判明し、飛行機は、そのまま、目的地のオーストラリアに向かいました。もちろん、無事に目的地に着きました。

航路からおわかりのとおり、日本の航空会社の事例ではありません。

何かが起こって、その後の機体か確認後、上昇を続け、目的地に向かった例は、成田空港を離陸し、上昇中に機体に落雷し、しばらくして、「機体に落雷しましたが、計器他に異常がないため、目的地に向け、飛行を続けます。」と機内放送があり、飛行を続けたこともあります。

私の、今年の、搭乗回数を、確認したら、いい齢なのに28回でした。若いころは、もっと、頻繁に飛行機に乗っていました。その中での、回数なので、人が出会わない飛行に結構、遭遇しています。