行きずりの砂漠の恋 | 私の前世療法

私の前世療法

前世療法は、潜在意識の中への旅です。
「自分自身で過去世を見る」ことは誰にでもできます。

私自身が「セルフ前世療法」というノウハウで見た
たくさんの過去世をつづって行きます。

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裕福なアラブの商人だった過去生の私は、
どうも「目利き」だったらしい。
家畜、布地、銀器、etc.ものの価値が分かる。
だから商人として成功したようです。

そして金に飽かせて女性経験も豊富。
だから女も分かる。
売春宿で出会った少女が「イイ女」だということがすぐに分かり、
すっかり気に入ります。

何人目かの奥さんとして連れて帰りたいなー、と思うのですが、
売る方としても貴重な売れ筋商品ですから、
買い取るとしたら今の感覚で言えば1千万円超?
高級車1台分くらいのイメージかな?
裕福な自分にとってはお小遣いの範囲ではありますが、
はした金ではないので躊躇があります。

少女の方は、母親が病気か何かで、
家の事情で売られてきたようです。
たとえば略奪してきた奴隷とかそういうことではなくて、
お金のために、自ら進んで、覚悟してきた、という感じです。
「お母さんのために」という気持ちがあり、
お母さんから離れて遠い異国へ行きたくはなかったようです。

ジェントルな男(笑)でしたから、少女の気持ちも分かって、
こんな過酷な商売に就いていたら身も心も辛いだろうに、
という思いがありながら、「行きずり」の関係で、
後ろ髪を引かれる思いで、オアシス都市を後にします。
オアシス都市
一度きりだったのか、その後何度か買ったのか分かりませんが、
自分が50歳くらい?になった時、彼女はもう死んでいるようでした。
オアシス都市でつかの間交錯した二人の人生でした。

まあちょっと悲恋かな?
何だか切なくなってきました(;_;)

じゃあ、現世どうして今友達として会ってるのかな?と考えたら、
少しばかり思い当たることもあります。

(つづく)

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