K江さん(50代・主婦)は、前世療法のお試しセッションを受けにこられました。
「本当はフルセッション受けたいけれど、今回は時間が取れなかったので」
と少し悔しそうな感じで、まずは受けてみることに。
何かを理解する、問題を解決する、という観点からは
お試しセッションでは足りないことが多いですが、
K江さんのように、時間が取れないとか、
あるいは月末までちょっとお金が足りないとか、
皆さんいろいろご事情がおありなので、それに合わせることはできます。
K江さんが見たのは、過去生ではなくて、現世の子供時代？
「沢山のトラウマがある」と自覚がおありのK江さんは、
もしかしたら子供時代が出てくるかなー？と半ば予測はしていました。
それは辛い記憶ではなくて、孤独感の強かった子供時代、
数少ない温かい幸せな記憶でした。
人の「愛情」というものをしみじみ感じていた。
そんな忘れていた場面が潜在意識の中から出て来ました。
フルセッションで最初に見えてくるシーンや、
お試しセッション、グループセッションで出てくる場面は、
往々にして「今の自分に、一番大事なメッセージ」
「顕在意識が、思い出さなくてはいけない大切な記憶」
であることがあります。
傷が深い方。
今辛い方。
そういう方で、辛いばかりの現状では忘れていた、
「本当に幸せを感じたこと」
「温かい愛情を受け取ったこと」
などが、まるで宝石のように、胸の奥から出てくることがあります。
K江さんは正にそんなケースでした。
涙こそ流さなかったけど(流す方は多いですが！)
K江さんは「とてもよかった」と感動しながら催眠から出ましたが、
「あれ？」と不思議がっています。
「何だかすごくスッキリしてる。(＠_＠;」
よくわかりませんが、体が楽になったり、
体の中が浄化された感覚になったりする方は
結構いらっしゃって珍しくないので、
「そうでしょう？」と軽く相槌打っていたのですが、
K江さんは、さらに力強く。
「頭のところから何かスーッと抜けたような。
(肩から頭の上あたりを指しながら)体がすごく軽い。
ミントのシャワーを浴びたみたい。」
なんと、すごく気持ちよさそうな表現ではないですか(≧▽≦)
「今度はフルセッション受けに来ますね。」と
K江さんはご機嫌でお帰りになりました。
きっと今夜はぐっすり眠れるでしょう。
わずか15分の体験でもこんなこともあるんですね。
同様のご報告は多々あるので、
「いったい、前世療法って何が起こってるんだろう？」
とまだまだ不思議は一杯です。
(つづく)
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