私は自分自身で過去生を見る「セルフ前世療法」を提唱しています。
私の考えは、「自分自身の内側から答えをもらおうよ!」ということなので、
第一には催眠療法、前世療法の「誘導を受ける」ことで内側から答えを引き出しますが、
さらに一歩進めて、自分自身で誘導をすればよいと思っています。
私はこれを冗談を込めて、「スピリチュアル自給自足」と名付けております(笑)。
しかし、その中にはいくつか注意点もあります。
そこに関わるご質問メールをいただきましたので、
ご本人了解の上、ブログでお答えしようと思います。
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お久しぶりです!
去年の夏頃セッションを受けさせていただきましたS恵と申します。
覚えておりますでしょうか…?
前回前世療法をして頂いてから大分日にちが経ちましたが、結局あれから社員採用のお話を受け、現在正社員として働かせて頂いております!
前世療法を受けたことで当時の自分から一歩変われたと感謝しています。ありがとうございます。
今回は、少しお聞きしたいことがありご連絡させて頂きました。
前世療法を受けさせて頂いてから、自分一人でも見てみたいな、と思っているのですが、実際前世を見るまでの感覚はなんとなく掴めたものの、「見てから戻る」際にはどういう段階を踏めば良いのでしょうか?
本セッションで見た際には、先生の誘導でうまく戻して頂けましたが、実は一番初めにグループセミナーで体験したとき、翌日まで頭がボーッとした感覚が取れず、自分の中身がうまく体に戻っていない感じが続いてしまったので、これが完全に一人でやるとなると、一人で見る場合の上手な戻り方が分からず、ちょっと怖いのです。
元々霊感がある方なのでそっちの世界に引っ張られやすいみたいです。
一人で見ても安全に戻れる方法があれば教えてください!よろしくお願いします。
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前世療法は「肉体から離れる」方向での行為です。
終わったら「肉体に戻ってくる」プロセスが必要です。
基本的に、人間は肉体に戻りやすくできています。
肉体から出るのは難しく、肉体に戻るのはあっという間です。
たまに「前世から戻って来れなかったらどうしよう?」という心配をする方がいますが、
私の経験上、「前世に入るのは大変、前世から出るのは簡単」です(^^;
海に素潜りすることを想像してみてください。
数m、十数m潜ることができたとしても、ちょっと気を許せば
たちまち水面に引き寄せられて浮かんでしまいますよね。
そんなイメージです。
しかし、ご質問のS恵さんのように、
比較的「戻りにくい」方は確かにいらっしゃいます。
「霊感体質」と呼ばれるような方々ですね。
体外離脱経験があったり、憑依されやすかったりするタイプです。
そのような方々は、多少意図が必要です。
「肉体に戻ってくる」プロセスのことを「グラウンディング」と言います。
スピリチュアル系のセッションやワークの際に必要なだけでなく、
日常生活においても実は「しっかり現世を生きる」ベースとして大切です。
セルフ前世療法でも、誘導を受ける通常の前世療法でも、
同じように大切ですので、まとめて書いておこうと思います。
(つづく)
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