「いったいこの人生を見て、今の自分と何の関係があるんだろう?」と。
特に、平凡な庶民の、平凡な日常が見えてくる時はそうなりがちです。
しかし、「亡くなった後」まで誘導していって、
「その人生の意味」を問うたときに、一気に全部分かることがあります。
M子さん(40代・主婦)の見た過去生は、丘の上の教会?工場?のような所で、
ワイン?チーズ?か何か、食べ物を作っているところで働いている外国の女性でした。
貧乏とは言わないけれど、質素な身なりの、庶民です。
大きな籠を持っています。
籠の中身を問うと、クッキーのような、
甘いお菓子が入っているといいます。
麓の町に下りて行って、
街の人たちにそのお菓子を配るようです。
痩せたお爺さんから、小学生くらいの男の子まで、
あまり裕福ではない人々だけれども、
皆喜んでもらっています。
何かが完成した?お祝いのような、年に数回しかない特別な日のようです。
町の人たちはそのお祝いをとても楽しみにしているのです。
それを配る過去生のM子さんも、とても楽しく幸せです。
(写真は、社会福祉法人「かしの木」ネットショップ https://www.kashinoki.net/shop/よりお借りしました。)
M子さんの前世療法を受けに来た理由の大きな一つは、
自分の使命、今回生まれてきた目的を知りたい、ということでした。
中間生で守護霊(ガイド)から来たメッセージは、
「そのままでいい」でした。
M子さんは意外そうで、やや困惑していました。
どういう意味か、再度聞いてみると、
「あの、籠で食べ物を配っていた場面がキーワードだよ」と答えが返ってきました。
今度は私が困惑してしまいましたが、M子さんは突然わかったようです。
「何か見返りを求めることなく、無償で人々に分け与えなさい」
ということなんだそうです。
自分だけが幸せになるのではなく、
自分の幸せを、周りの人々と分かち合うこと。
これがM子さんの「人生の目的」でした。
「自分が幸せになることで、周りも幸せになる。
人を喜ばせることが、自分の喜びとなる。」
と、続けて受け取りました。
M子さんが、催眠から出た後に話してくださったことには、
「人生の目的」というのは、もっと具体的なものだと思っていた、と。
何をしなさい、何をやりなさい、とくると思っていたので、意外だったと。
前夫といろいろあり、ご離婚もされ、ご苦労を経たM子さんは、
今はそこから解放されたところ。
だからこそ「これからどうしようか?」という迷いがわいてきたんだそうです。
「幸せになってもいいんですね。幸せを受け取っていいんですね。」
と目を真っ赤にしておっしゃっていました。
M子さんが体験した守護霊は、「濃い桃色の光」の形をとって現われました。
温かく、優しく、女性的なエネルギーです。
私は、これは「観音エネルギー」と呼んでいる、慈愛のエネルギーではないか、と伝えました。
忘れられない、素晴らしい体験だったそうです。
M子さんからの感想メールをいただきました。
(引用ここから。原文ママ。フォント私が付けました。)―――――――――
根本様、お早う御座います。
昨日はどうも有難うございました。
最後の籠を持った女性の場面と守護神のメッセージはとても感動しました。
ここ2~3年の出来事や過去に言われた事などが繋がって意味が深く理解できました。
また、前の夫に対して深く感謝の思いが湧いてきました。三次元的な考え方だと、生活費入れなかったり2人の人生設計を考えなかったりなどなどその他色々とやるせない気持でいっぱいでしたが、私が全てをやり遂げられるようにそう演じてくれていたのか!と気付いたら、また一つ軽くなりました。
観音様がそばに居てくれる事が分かったことも感動でした。慈愛慈悲の気持ちは一生忘れないで生きて行こうと思います。
お互いに益々幸福になりましょね。またお会いできますように。
(引用ここまで)―――――――――――
苦しみを乗り越えて「一皮むけた」M子さんだからこそ、
抽象的で、愛に満ちた、守護霊メッセージが来たのだと思います。
ごく普通に見えるワンシーンでは、「よく意味がわからない」でしたが、
最後に意味は分かった、と。
こんな最後の最後のどんでん返しがいつも楽しみです。
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